とっても便利なのですが、先日「コメント欄があればそこに書くんですけど」と言われまして、そういえばコメント欄がないことについてちゃんと書いたことがないなーと思い出したので少し書いてみます。
「書いてみます」というか理由は結構シンプルで、
「コメント欄」というのはコメントするまでの敷居が低すぎて運用が面倒
ということです。簡単に言えば。ええ。
コメント欄を維持するためのエネルギー
もともと大してコメントが付くようなブログではありませんが、それでも2010年5月のデザイン変更でコメント欄を外すまでは有益な情報や指摘もよく頂いていました。設置していたのはコメント共有サービス「Disqus」を使ったコメントシステムで、柔軟に運用でき交流の場にもなっていたのですけれど、コメント欄ですから同時に大量のSPAMや「ちょっと話の通じない人」なんかも来るわけですね。一般的にはそういうコメントも含めてのソーシャルであるし、その辺りは巧く峻別して有益な部分を維持していくべきということになろうかと思うのですが、ある時それがもの凄く面倒に思えてしまったのです。大事なコメントなんて1週間に1つもない状況下で、SPAMを削除したり逆にSPAM認定してしまっていないかチェックしたり、アレなコメントに丁寧に返信したり、そういうエネルギー注いで維持するだけのメリットがここにはないと。放置しちゃうのも嫌だし、だったらもう止めちゃうかと。(2ちゃんねるまとめブログみたいにそれ自体が装置になっているならともかく)。
フィードバックを受ける方法の多様化
そんなわけでコメント欄を停止してもう1年以上経つわけですけど、重要な指摘はTwitterとかFacebookとかでさくっと送られてくることが多くて、特に困っていません。友達同士の連絡もFacebookとmixiメッセージがあれば大体受けられます。ちきりんさんが「コメント欄停止のお知らせ」で書かれていた「フィードバックを受ける方法の多様化」そのものですね。僕は個人的にしんどいのではてなブックマークはチェックしないようにしていますが、何はともあれ、コメントを寄せようと思えばいくらでも方法があるわけです。相対的にコメント欄の必要性が下がりました。
そんなわけで、現在はコメント欄を設置していません。将来的にも設置する予定はありませんが、まぁそのへんはどうするかは未定です。なんかとても面白いサービスを発見して使ってみたくなるかも知れませんしね。
いまのところはそんな感じでおつきあいいただけると幸いです。
(∩´∀`)∩ワーイ