- 育児で忙しい奥さんが旦那にもっと家のことも手伝ってよ、と言う。
- 旦那は仕事で疲れてるんだからしらねーよと逃げる。
- 奥さんの頭の中のポイントカードにスタンプが1つ押される。
- 時は流れて別れを切り出されて突然!と驚く旦那と突然じゃねーよと突っ込む奥さん。
ですよねー。
なんかもの凄く適切すぎて、納得した。
「いろいろなことが積み重なって」という事情説明を、
ポイントカードっていうメタファーで表現したのが秀逸だなぁと思うんだけど、
男側から見たらそれがいつ押されてるかは分からないわけだし、
押されたポイントを消すのも難しいわけで、
ポイントカードの存在を意識してたとしても、やっぱり突然には変わりなく。
その辺のすれ違いってのは…
まぁ、結局しょうがないし避けるのは難しいのかもなーと思う。
女側からすれば、ポイントカードを押されるのは当然でしょーっていう感じだろうけど、
その「当然」っていうのがずれてるからこそのこの状況なわけで、
細かいことの「どっちが悪いか」はともかくとしても、そのずれに気付かない点で言えば、
まぁどっちもどっちだなーって感じ。
男側から考えてみると…
この奥さんが言ってることは100%正しいと個人的には思うけど、
一方で男の話し合いってのは、女の人(少なくともこの奥さん)が思ってるのの、
もう一段奥にあるんじゃないかなーとも思う。
「やってよ!」っていう普段通りの小言みたいなノリでは、まぁスルーしちゃうよねっていう。
字面眺めただけじゃ、それがどの程度切迫しているのか(スタンプ押すまでの猶予というか)は、
余りよくつかめ無くて、小言に返答したものに対して逆ギレするくらいでようやく伝わるんだよね。
それを鈍いって嘲笑うのは勝手なんだけど、そういうもんだから。
話し合いの席に着くまでの手順が違うんだったら、合わせるにせよ合わさせるにせよ、
そこんとこすり合わせておかないと、押さなくて良いスタンプ押す羽目になるよね。
男が良かろうと悪かろうと、自分以外の人間とのコミュニケーションってのは、
大なり小なりそういうとこあるっしょ。
しかも特にこういうきちんと話し合うべき大事なことの場合には、そういうのやらなくちゃ。
…まぁ、真剣な話し合いもそれはそれで大変なんだけどね。。
最近は少し慣れてきました。