昨日1日1ニコ@mixiでも取り上げたんだけど、
J-POPのヒット曲には特徴的なコードがあるらしい。
もちろん「コード」なんだから、全ての曲がこのコードを含んでるという意味でも、
このコードだけで構成されているわけでも、ましてやこれがないとヒットしないわけでもないんだけど、
それでも多くのヒット曲のサビにこのコードが含まれているらしい、というのはなかなか興味深い。
前編ではそれらの例をわかりやすくピアノで弾いて聴かせてくれています。
うーむ、なるほど。
正直に言うと僕もコードなんか殆どわかんないんだけど、
それでもこうやって耳で聞くとよく分かるなぁ。
んで、じゃあそれがなぜ「J-POP」という日本のローカルジャンルの中で、
ここまで反映しているのか…という話なのだけど、
後編の中でそれに対する仮説が述べられていて、おおーという感じ。
かいつまんで説明すれば、このコードはいわゆる「80’s」によく見られたコードだと。
動画の中で例として、“君の瞳に恋してる”と“Give Me Up”が上げられてるけど、
転調されてるとはいえ、うはwwまんまじゃねーかwwwって感じ。
結局、世界ではこのメロディの流行は10年くらいで収束して、
つい最近のリバイバルまで「80’s」と言えば音楽的には失われた時間、
そんな位置づけだったわけだけど、ところがどっこい、日本では今日もお元気でした、と。
なんかそれがもの凄く目鱗というか、腑に落ちてしまって。
常々、疑問だったんだよね。
善し悪しは別にして、J-POPのメロディラインってさ、欧米の音楽にはない独特な感じじゃない?
もちろん歌謡曲なんかでもそうなんだけど、明らかに世界の他の地域にない、
言ってみれば凄く「いなたい」音楽。
かといって日本古来からのものかっつーと、それはもちろん全然違って、
現代になってから生まれた流行…いやここまで続いちゃったら文化かもしれんけど、
そんな感じのものなんだよね。なんで?とか。
そりゃJ-POPでも好きな曲はたくさんあるし、決して悪いとは思わないけど、
でももう少しなんか違う感じにならんのかいな、
メインストリームで例えばヨーロッパのロックみたいな奴とかさーと思ってた。
でもこの動画見て、なーんかわかったきがする。
そうかそうか、J-POPの源流って80’s、つまりポップなディスコだったんだなぁと。
そりゃ確かに他にはないわw
んで、いなたいのも納得。そりゃいなたいわw
代替上物しかわかんないから、感覚としては聴いてるんだけども、
意識としては上ってこない、コード進行。
なんだろ、サブリミナルっぽい感じだなぁ。なんとも。
うp主も動画の中で言ってるけど、だから悪いってことじゃないんだけどね。
多くの日本人がそのコードを好きだってのは実際に事実だと思うし。
ただ、もうそろそろチャレンジしても良いんじゃないの、というのはそうかも。
せめてメジャーなアーティストはチャレンジしても良いんじゃないのかなと思うけど、
でもさー、チャレンジした曲が売れなくて、
商業的にこの辺で一個作っておかないとっていう空気になってきて、
仕方がないから王道進行でありがちな曲作ったらこれが爆売れとか、ありそうで泣ける…
インディというかマイナーレーベルやアングラな部分が拡大してきて、
必ずしもオリコンが音楽全体を表している感じではなくなってきている昨今、
案外この辺は徐々に面白くなってるんじゃないかなーと、仕事柄的には思うんだけど、
でもなー印象は印象としてあるわけだし、音楽そのものに見切り付けられちゃうとねぇ。。
なんともかんとも。