コメントの書き込みを楽にする目的で、「DISQUS」を導入してみました。



デザインリニューアルの報告でも触れましたが、
コメントの入力/管理をより簡単にするために「DISQUS」というサービスを導入してみました。

このサービスはいわばブログのコメント情報を外部に保存するサービスで、
ブログの管理者にとってコメントの管理が容易になるほか、
コメントを書き込む方にとっても自分の書き込みを複数のサイトを横断して管理できるようになる、
普及次第では非常に便利になりうるサービスです。
(サービスのアカウントが無くてもコメントは出来ます)


導入したきっかけは、Ogawaさん(Ogawa::Memoranda)が導入されていて、便利そうだったから。
また真似っこか!と言われるとまぁそうなんですけどw
もともとコメント欄の扱いについてはかなり悩んでたんですね。

SPAMが…というのもそうですが、むしろその処理時間。
コメントを書いて送信ボタンを押してから処理が終わるまでに、余裕で1分とかかかる。
もし自分だったら絶対に二度とコメントなんかしないなぁ、と思いつつも、
他に手段がないので仕方が無く放置していました。


しかし、DISQUS。

コメントの投稿はJavaScriptで処理されるのでページ遷移は起こらないし、
処理に掛かる時間も非常に短い。
さらにコメントそれぞれに対して返信出来るような作りになっているので、
今までのようなだらだらと下に連なるコメント欄ではなくて、
コメント欄の中でコミュニケーションを図れるという。

おー。


とりあえずブロガー向けの導入についてメモ。
(読者向けのメモについてはまた別途)

DISQUSの導入(ブロガー向け)

MobvableTypeでの導入に当たって必要なことは、以下2点。

  1. DISQUSのアカウントを作成する
  2. テンプレートを書き換える


アカウントの作成はメールアドレスがあればOK。
OpenIDにも対応しているので、FlickrID(=米Yahoo!ID)やfacebookIDでもアクセスできます。



アカウント作成後、自分のブログを登録。これでコメント管理の準備が整います。



テンプレートの書き換えについては、Ogawaさんのエントリを参考にしましょう。

MTにDISQUSを配備するには – Ogawa::Memoranda

基本的にJavaScriptで書き出してくれるので、
構成など考える必要は特にありません。

もちろんその分デザイン的な制限はありますが、
それは後からCSSでいじってやればOKです。
FireBugsでも使えばCSS構造がどうなっているかはわかるはずなので。

んで、個別エントリを再構築すれば完成。



既存のコメントの移行についてもOgawaさんのエントリを。
MovableTypeからコメントを抽出し、DISQUSへ登録するツールを提供されています。

Disqus Exporter for MT – Ogawa::Memoranda

開発版と言うこともあって制限や注意事項がいくつかありますが、
MovableTypeをインストールできる人なら大丈夫ではないかと。
特に難しいことはないと思います。




以上で、DISQUSの導入に関するメモは終わりです。

やろうと思えば2時間くらいで出来るんじゃないかなー
(しかもそのうちの半分は再構築+コメントのDISQUS移行)




ああ、そうそう、DISQUSの管理画面はIE6では上手く動きません。
どっかJavaScriptがアレっぽいです。
(一応閲覧は出来るけどね)

念のためIE以外のブラウザ(例えばFireFox)で閲覧されることをオススメします。