かわいげ。

女は、かわいげですよ。かわいげ。

そりゃまぁ、顔がかわいいに越したことはないわけですけれども、
現実問題、というか好みの問題も含めて、顔で他を圧倒できる人なんてのは、
男女含めてもごくわずか。
ごく少数の強者にのみ許される手法であって、
一般的な人々にとっては無理ですねぇ。


まぁそんなことはどうでもいいんだけど、かわいげ。

かわいげって、なんでしょう?
意外と難しいけれども、かわいいとかわいげは微妙に違うわけです。
辞書で引くと、
かわい‐げ〔かはい‐〕【可▽愛げ】
[名・形動]かわいいところがあること。また、そのさま。「―がない子」

とあるんだけれども、やぁ、どうだろうね?僕の主観なのかね?
かわいげって、かわいさを示唆していれば十分なんだろうな、と。
実際に、かわいい感じじゃなくっても。
逆に、かわいさを主張しすぎて、いやらしくなっちゃうことってあると思う。
努力は認めるけどもね、なんていうかね、魅力を感じないというか。
力が入りすぎてるというか。
下品というか。


別に、バカとか、天然とかいうことでも無くって、

かわいげ、
気が強くて冷淡な女の子でも、ふとしたときに気が使えたり、
ちょっとした優しさを見せるときがあったり、
それを、『かわいい』一色で塗り固めると嘘くさくなるけれども、
微妙なバランスで織り交ぜていくと、
それは結構な確率で、真実になるわけでございます。
(相手が信じればそれは真実…恋愛においては)


本当はどうあれ、
そうかも、と漂わせる感じが、かわいげ、かと。

弱いですなぁ、そういう感じに。