(Apple-Styleからのアクセスも収まったようで一安心)
まずはじめはこれ。
セキュリティ対策企業、Symbian OS搭載携帯電話を狙ったトロイの木馬52種類を発見先頃、携帯電話向けに作成された悪質なプログラムが複数発見されたとして、あるセキュリティ対策企業が、ワイヤレス業界に警告を発している。
携帯電話用のウイルス対策ソフトウェアを開発するSimWorksは米国時間20日、携帯電話用のゲームやソフトウェアに潜むトロイの木馬を52種類確認したと発表した。これらのトロイの木馬は、安全に共有/利用できるように見えるソフトウェアに潜んでいるという。トロイの木馬には、携帯電話に搭載された重要なコンポーネントを破壊する悪質なソフトウェアが含まれている。 >> 記事を読む
SymbianOS といえば、最近携帯に搭載されて、その拡張性で人気のOS。
日本で言うと、例えば、Vodafone V902NK。
でもまぁ、機能が増えていけば行くほど(PCに近づけば近づくほど)、
こういう悪意あるソフトウェアの問題は深刻になるよね。
破壊ならまだいい方で、例えば勝手に電話されちゃったり、
端末内の情報をメールで送信されちゃったりってのもあり得るよな?
そして、携帯って。ある意味で、『単機能端末』だから、
想定外の動作は出来ないし、当然、駆除機能も(今のところ)ないわけで。
こうなると、便利なのも良いのか悪いのか分かんないな。
携帯は、複雑化せずにシンプルなままの方がいいのかもしれん。
そんな流れでこのニュース。
jigブラウザがPCメールに対応、RSSの追加も可能にjig.jpは4月21日、携帯電話用フルブラウザの「jigブラウザ」でPC用メールが利用可能になったと発表した。
jigブラウザは携帯電話からPC用サイトをみられるアプリケーションだ。jig.jpのサーバで一度データを受信し、圧縮して端末に表示させる。利用料金は月額1050円または年間一括で6000円で、課金ユーザー数は3月中旬時点で1万4000件に達している。 >> 記事を読む
ほほう。これは便利。
ウェブメールと同じ原理で、サーバ上のメールが読めるそうな。
技術的なあれこれはあるけれども、転送する必要無しに、
PCに送られたメールが読めるってのは嬉しいかもね。
やはり、携帯が小さなPCに向かうのは必然の流れなのかねぇ?
でもjigブラウザみたいに、そうしたい人だけ選択できる(購入する)という
選択肢としての、PC化であって欲しいな。
では最後に、ウィルス違いではあるけれども、
もしかしたら光明かもしれない、このニュースを紹介して終了。
Wired News – HIVを封じ込めるバクテリア、ヒトの体内から発見 – : Hotwiredヒトには無害だが、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)を封じ込める性質を持つバクテリア(細菌)が見つかった。これによって、エイズ感染を抑制する安価な方法への道が拓かれる可能性がある。
このバクテリアを発見したのはイリノイ大学シカゴ校歯学部のリン・タオ準教授で、われわれの体内に普通に存在する乳酸桿(かん)菌のある菌株が、HIV表面にある糖質を含む膜(エンベロープ)に取り付くことを確認した。このバクテリアがHIVを標的にするのは、膜に含まれる糖質を栄養源として利用するためだ。 >> 記事を読む
もちろん、
しかしルーク教授は、タオ準教授の研究が現段階では研究室内での実験にとどまっていることを指摘し、「現実世界では、実験モデルほどの効果は発揮しないかもしれない」と釘を刺している。
という指摘もある。
しかし、ワクチンの失敗が続いている今、対内の共生細菌が、
僕らを救ってくれるかもしれない、というのは、なにか面白いじゃないか。
ただ、患者の痛みとは別なところで、
HIVを克服することが、正しいことである、と素直に思えない自分もいる。
特に、その感染方法が非常に特殊であるという点を考えると…
もちろん、それがすべてというわけではなく、
患者全てが道徳的に問題があるわけでもない。
不可抗力も有れば、その後のことを考える必要もある…
…この病気のことを考えると、いつの間にか、哲学的になってしまう。
うっとおしいことに。