【メモ】 WindowsでRubyスクリプトを動かすまで

殆どRubyを書いたことのない人が何とかWindowsにRuby(1.9.3)とRails(3.2.12)をインストールして、動かすまでのメモ。

役に立つかは分かんない。立たない気がする。




1. Rubyをインストール

全面的にこのサイトを参考にしました。

Ruby on Rails 3.2 を Windows にインストールする手順をかなり丁寧に説明してみました – Rails 雑感 – Ruby on Rails with OIAX

RubyInstallerは2.0.0が出ているのですが、今回は参考サイトと同じく1.9.3を選択。
途中でRailsも入れつつ最後のテストまで完了。



2. 足りないライブラリを入れていく

MySQLに接続しようとすると以下のように怒られる。

Please install the mysql adapter: `gem install activerecord-mysql-adapter`

というわけで、インストールする…
…が、「mysql」ではなくて「mysql2」を使った方が良いらしいので、mysql2とそのアダプタをインストール。

gem install mysql2
gem install activerecord-mysql2-adapter

mysql2を入れる過程で、以下のURLからファイルをダウンロードして、解凍して出てきた「libmysql.dll」をRubyフォルダ直下の「bin」フォルダに入れろといわれるのでその通りにしました。

http://dev.mysql.com/get/Downloads/Connector-C/mysql-connector-c-noinstall-6.0.2-win32.zip/from/pick

スクリプトの設定でアダプターに「mysql」を指定している部分を「mysql2」に変更。

その他、ないと言われたライブラリをインストール。



3. スクリプトの文字コード宣言を修正

# -*- coding: mule-utf-8 -*-

となっていたら「mule-utf-8なんかしらねー」と怒られた。どうしようか悩んだけど、
スクリプトの数が少なかった(2個だけ)ので書き直して対応

# -*- coding: utf-8 -*-



4. autoitをインストールする

次は「AutoITX3.Control」って何?と怒られる。AutoITというのはWindows用プログラムのGUI自動操作を行うためのスクリプト。動かしたいRubyスクリプトはWindows上でウィンドウやボタンを操作してアプリケーション処理を自動化するスクリプトだったので、これ必須。というわけでダウンロードしてインストールします。

AutoIt Downloads – AutoItScript

参考人させていただいたサイトはこの辺。

Autoitのインストール方法|Autoitプログラミング



5. 文字コードの処理を設定

「設定されている名前のウインドウが現在開かれているかどうかチェックする」というメソッドが上手く動いていなくて少し嵌まる。調べてみたところ、スクリプトがUTF-8で書かれているのに対し、取得したウィンドウタイトルは「SJIS」、ボタン名は「US-ASCII」になっていたので(アプリケーションの仕様?)すべてSJISに変換してから比較するように書き換え。

str.tosjis

またこの際、

str.Kconv.kconv(Kconv::BINARY, Kconv::UTF8)

という部分でエラーが出ていました。エラーの内容は「出力文字コードが不明」。
Kconv::BINARYを使わないことにしたので自然に解消されました。



ActionMailerの設定を変更してGMailを送れるように

元々あった設定と記述方法では動かなくなっていたので、ここを参考に全面的に書き換え。

発狂する近況 – RubyからGMailにメールを送る テキスト編

利用しているのはGMailというかGoogleAppsのGMailでしたが問題なく送れました。



以上でだいたい終わり。


基礎文法もしらんのにエラー見ていきなり修正できちゃうRubyさん素敵、と思いましたが、別にRubyを書けるようになったわけでも理解したわけでもないな……ただどんな仕組みで動いているか朧気ながら理解できたので、今後に役立ちそう。