お粥というと体調不良のときよく食べるものですが、普段ふとしたときに食べてもとても美味しいです。また、消化が良いので少し胃腸が疲れているな、というときにもオススメです。お粥はご飯から簡単に作ることが出来ますし、炊飯器の「お粥モード」でも作ることが出来ますが、やはり一番オススメは土鍋で米から作る作り方。時間が掛かるのが難点ですが何よりも美味しい。土鍋は火のあたりが優しいので全体にふんわり柔らかく出来上がるのですね。ご飯から作ったり、炊飯器で作ったりするとどうしても米の形が残ってしまいます。もしある程度時間に余裕があるのであれば、土鍋を使って米から作るのがオススメです。
作り方
- 米を研ぎます。炊きあがりはだいたい3倍くらいになります(1合の米で炊くと6杯分くらい)
- ざるに上げてしっかりと水を切ります。30分くらい。
- 米の量に合わせた水を土鍋に入れ1時間ほど吸水します。
- 火を付けて始めは強火で。
- 煮立ったらとろ火にして1時間ほど炊きます。吹きこぼれそうになったらふたを開けて。それ以外はふたは開けないように(芯が残ってしまうので)。
- 火を消して15分ほど蒸らして完成。お好みで塩、卵など。
お粥の柔らかさは水の量によって決まります。
かたい やわらかい | 名前 | 米と水の割合 |
---|---|---|
全がゆ | 1 : 5 | |
七分がゆ | 1 : 6 | |
五分がゆ | 1 : 7 | |
三分がゆ | 1 : 8 | |
重湯 | 1 : 10 |
少しの差ですが出来上がりは随分変わってきます。健康な人が普通に食べるには全がゆで十分でしょう。
消化に気をつけたいときには五分がゆ程度で炊くと良いと思います。
美味い!