先日、リアルの友人同士がTwitterで議論(というか喧嘩かも知れないけど)をしていて、どうも噛み合っていない気がしたので整理するつもりでtogetterにまとめてみた。まとめながら議論の流れを俯瞰してみたら思っていた以上に論点がずれまくってて呆れた。2人で全然別な話を延々してるだけっていう。そんなの俺ら見せられてたんかい。というか僕も含めてギャラリーも解ってなかったんじゃないか。

2人ともリアルでは結構コミュニケーション能力高い人たち。「人を集めて楽しいことをやる」ということを長いこと真剣にやってるのだから当然か。でもその時はまったくお互いにコミュニケーション取れてなかった。少し感情的になっていたってのもあるだろうけど、これはやっぱりTwitterのタイムラインでは議論の流れが把握しづらいせいなんじゃないかな。議論している(つもりの)2人が論点を了解していないとかカオスすぎる。


少し前にTwitterが日本でキャズムを超え始めた頃、Twitterでコミュニケーションをとか議論をとかいう話をよく耳にしたんだけど、実際にそういう例を見てみると少なくともどちらか一方が論点を上手く把握し議論を転がすような技術を持っているのよね。双方が持っていれば一定のタイミング毎にまとめが入るし、片方だけでもずれそうになるたびに引き戻す流れになる。

でもTwitterが一般化した今見てみると、大抵の場合には両方ともにそんな技術が無くて、議論を始めること自体が困難なことが多い。本人達はそれぞれ冷静で議論しているつもりなのだけれど、よーくみると論点が一致して無くてお互いがお互いの意見を述べ合うだけで終わるという。それで解り合えなくて「なんか人それぞれ色んな思いがあるよね」とか言い合って終わるんだけどそれ違うから。上手く議論を回せなかっただけだから。

議論する気がなければ、つまりはてなブックマーク的な意味で言うところの「肥だめでうんこ投げ合う」というのであれば、まぁそのままで良いんだけど、当事者同士はそんなつもりはないはずなんだよね。結構真面目な話なんです。だから余計にたちが悪い。


「議論をきちんと行う」というのは個人の性格とか資質とかではなくて、「技術」。つまり経験と学習に裏打ちされた、誰にでも習得可能なもの。今何を話題にしているかを把握し、外れたときにどういう言い回しで誘導すればいいのかという。僕にその技術があるかは正直怪しいけど無い人よりかは幾分マシだとは思うので、もしそういう場面に立ち会ったなら仲介するのもあり…でも正直そんなの難しいよね。入れんてばさ。

まぁとりあえず自分が議論をしたければそういう技術を磨き、技術がないならばTwitterでまとめようなんて思わずに素直に会うなり電話するなりした方が良いなと。技術なんて一朝一夕で磨けるもんでもないしね。


Twitterってその程度の使い勝手だと思うです。うん。
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