ザッケローニの3バックとトルシエの3バック

アジア杯1次リーグ初戦、ヨルダン戦が日本時間の今日22時に迫っているわけですが、「3-4-3」をオプションとして持っているという報道がどうもしっくり来なくて。僕の中の「3バック」というとどうしてもトルシエの3バック、いわゆる「フラットスリー」、イコール「ややもすると5バック」というフォーメーションで、ややトラウマ気味な嫌な感じだったわけですが、先日友達に解説してもらって少ししっくり。



簡単に図説すると、これがトルシエの3バック。


これがザッケローニの3バック。



自分が理解してる範囲で言うと、トルシエの3バックはストッパーを3人置いてフラットに保ち、守備ラインを形成するもの。それに対してザッケローニの方はストッパーは2人で、左右のサイドDFの動きで攻守のバランスを取る感じ。オランダ流なのかな。

トルシエの3バックが守備時には5バックでベタ守りになるのに対し、ザッケローニの方は守備時が4バック、攻撃時が3バック。「攻撃的」か「守備的」かはDFの数じゃないので何とも言えないけど、トルシエの方は守備を前提にフォーメーションを固定して詰めていく感じに見えるし、ザッケローニの方はバランスを考えつつ流動的に形成していく感じが。

「時代と考えてどうよ」までは僕はよくわからんので何とも言えないけど、解説して貰った限りでは全く別物で、よりモダン(但しそれが「現代」か「近代」か「未来」かはわかんない)なんだってことでちょっと安心したりとか。どうなんだろ、今日オプション試したりしないのかな?


続きは、ピッチで。見れると良いな。