ITmediaニュース:再び頂点を目指せ 科学立国・日本のスーパーコンピュータ
次世代スーパーコンピュータについて議論する「計算科学技術シンポジウム」が9月26日から都内で開かれている。いま、地球シミュレータの約250倍となる超高速計算機を2010年度に実現する国家プロジェクトが動き出そうとしている。1000億円を超える巨費を投じ、日本が再び最速スーパーコンピュータを目指すのはなぜか。最速スーパーコンピュータで目指すのは何か。どう目指すか。研究者や技術者が知恵を絞る。


一時は、世界最速を誇った日本の地球シミュレーター。
でも現在は、欧米のものに抜かれて、
それも大きな差を付けられて、の、世界第4位。

もちろんそうは言っても、
かなりの能力を誇ることには違いないのだけど、
やっぱり、なんだろう、
日本人のプライドってヤツなのか、
どうしても世界最速、それもぶっちぎりを作らなきゃ気が済まない!
そういう人々が集って、ついにプロジェクトが動き出したらしい。

記事中にもあるけど、例えばアメリカは
軍事解析用にスーパーコンピュータを使うわけで、
最新のものは機密扱い。
それ以上に、目的があって、そのために開発している感じなのだけど
日本の場合、まず開発ありき、みたいなところがあって、
その違いが面白い。

僕はとーぜん、その気持ちは分かります。日本人だし。

理屈で言えばさ…予算も小さくないわけだしさ、
まず用途から入って、それでスポンサー(政府含む)を獲得して、
それから開発…という順なのだろうけど、
もちろん、日本の開発もその手順でやってるのかもしれないけど、
発表のコメントを読むとどうもそうは思えない(苦笑)

開発すると言うことは、
それに付随する技術も、数多く開発されるということだ、
それは、先日紹介した、Ringoさんの『火星にロボットの国を作る』と同様。

だから、開発すること自体が目的になっても良い、
という理屈も理解できるんだけど、
いや、ていうか、正直言えば、
作りたいんでしょ?とね(笑)


文中、

時に「大艦巨砲主義の戦艦大和」と評されることもある地球シミュレータ

という表現もあるとおり、
コンピュータの性能を決めるのは、
ハードウェア(統合ソフトも含めた計算能力という意味)だけではないわけで、
実際に運用するアプリケーションにもっと金を掛けた方がいいのかもしれない、
でも、欧米やアジアとの戦争に対する、
ある意味で『象徴』という意味では、それ(大和)でもいいのかもしれない。


さらに、日本のプロジェクトとしては色が違うのは、
きちんと将来を見据えていること。
つまり、

「持続的」はスーパーコンピュータ自体の開発でも同様だ。1回限りの国策マシンでは技術に断絶が生じてしまう懸念があるため、ロードマップに基づく継続的な開発が必要だとの指摘だ。ただ、メーカーが多額のコストをカバーするには限界がある。このため、スーパーコンピュータ技術の民生技術への移転、またはその逆──という技術の相互乗り入れを視野に入れていく必要があるのでは、とした。

ということ、
まさに、開発のための開発、
計画的なご利用(ちょっとまつがった)、
日本人が一番苦手な部分だ。

僕らはねぇ、基本的には、合理的な計画的活動よりも、
雰囲気やノリに任せたアドリブが好きだからね。多分。
多人数の決定(国会とか)だと、もっともらしい理屈が付随してくるけど、
郵政?解散だってまぁ、アドリブみたいなもんでしょ。


ああ、話が逸れた、ともかく、
何か、『ホンダのF1挑戦』とか、そういうのと同じようなレベルの夢に思えた。
夢、もちろん実現する目標という意味ね。

単体での対費用効果がどの程度か、
もしかして無駄かもしれないけれども…
全体ひっくるめたら、きっと面白い効果があるんじゃないかと思う。

期待してます。
(税金だしね(笑))