先日、記事の引用について、
『パクってんじゃねぇよ』という生暖かいコメントを頂きました。
僕の方も、『意見するなら前もって勉強してからにすれば?』という
まことに痛いコメントを付けたわけですけれども、
まぁ確かにそのエントリは、一見、新聞の記事が張り付けてあるだけ、
そう見えるエントリだったので仕方がないかも。

ただ、エントリの主題としては、
『ボールドッグなんて野球の本線じゃないのに、新聞各社がこんなに取り上げてる』
ということが言いたかったんであって、記事内容を利用してどうこうではないし、
引用の不適切さに関しては、著作権者の判断かな、と思います。
僕個人としては、あくまで引用部分は『従』のつもりです。
(それにしちゃ引用部分が大きすぎるっていう反省はありますけど)


で、僕自身も引用に関しては曖昧だったので、反論ついでに少し勉強してみました。
もちろん、自分の活動を正当化するための根拠を探していた訳なので、
もしかしたら若干選択に偏りがあるかもしれませんが、
個人的には、著作権法で定められた、自由利用のための条件の内、
以下の部分を頼りにエントリを作成していきたいと思っております。
『初めての著作権講座』内、Q&Aより引用)

Q.他人の著作物を引用するときの注意点を教えてください。 また、出所の明示はどのようにすればよいのですか?
A.引用とは、例えば論文執筆の際、自説を補強するため、他人の論文の一部分をひいてきたりするなどして自分の著作物の中に他人の著作物を利用することをいい、この場合、著作権者の許諾なしにその著作物を利用することができますが、「引用」といえるためには、「引用の目的上正当な範囲内」で行われるものであり、また、引用される部分が「従」で自ら作成する著作物が「主」であるように内容的な主従関係がなければなりません。さらに、かぎ括弧を付けるなどして引用文であることが明確に区分される必要があります。

 なお、引用の際の出所の明示の仕方ですが、引用部分を明確にした上で、その後に誰のどの著作物であるかを表示するなど、少なくとも引用された著作物の題号や著作者名が明らかに分かるような表示が必要です。


このサイトの評価に関して、人によって様々な見方があるでしょう。
僕個人はここはあくまで個人のサイトで(宣伝したこともないし)、
僕の論説の集合体、だと思ってるんですけど、
人によっては、ここはメディアの一部であると判断する人がいるかもしれません。
つまり、

●時事問題の論説の転載など 新聞、雑誌に掲載された時事問題に関する論説は、転載禁止の表示がなければ、ほかの新聞、雑誌に掲載したり、放送したりできる。

内の『放送』にインターネットは当たるので、転載禁止(引用と転載は違うけれども)
と明記してある新聞記事をピックアップするのはNGということになるかも。
でもそれはやっぱり...当事者間の考え方と、司法判断と言うことになりますし、
本来この条項は、例えばYahoo!のように、
記事を記事として扱って転載する様な場合に対して適用され、
両者の間で然るべき契約を結ぶ、と言うときに必要なこと何では、と。

このサイトにはそんな目的はありませんからねぇ。
基本的には、その記事そのものを載せるのではなくて、
その記事に対する感想や、インスピレーションを受けた考えを
エントリにまとめています。
なので、やはり、先に挙げた、『引用』の範囲内なのでは?と。


とはいえ、書いている内に、
「主」「従」の関係や、引用元の明記が疎かになってしまうこともあります。
その場合は、指摘を受けたとおり、修正していくべきかと。

blogが一般化してきて、
ネットに関する著作権の法的枠組みが曖昧なのもあって、
結構無視されがちな話題ですが...
(多くのblogは『俺だけだったら別に良いだろ』と思っているはず)
大きな問題のない範囲で、やっていきたいと思っている次第です。


なお、Yahoo!Japanなどから直接引っ張ってくるのは、少々危険かな。
一応、引用する際には、該当新聞社の考えもチェックした方が。

Yahoo!は、一定期間後にリンクが消滅するってこともあって、
僕はなるべく、元の新聞社から引っ張ってくるようにしてます。
著作権表示のつもりでリンク貼ろうとしたら、
『リンクはご遠慮下さい』なんてコトが書かれてあったりして、
どうだろうなぁ、それってネット的には時代遅れなんじゃないかなぁと思うことも。
(多分、マイナスにはならないと思うんだけどねぇ)

新聞社の方も、あんまりよく分かっていないっぽいですね。
価値観が変わるのには、もう少し時間がかかるかも。


追記

コメントくれた方は、どうやらかなりの論客の方らしいです。
基本的には、
『こちらにはこちらなりの根拠があり、実際的な部分では
確定しているとは言えないのが現状ではないか』
という趣旨のコメントを書いたつもりなんですが、
あーなんか面倒な論争に巻き込まれそうで、いやだなぁ。
(良識ありそうな方なんで、多分趣旨は理解してもらえると思うけど)

価値観の創造や、意識の成熟のために論争が必要なのは当たり前なんですけど、
精神的に疲弊しますので...
僕個人が巻き込まれるのはご遠慮申し上げたい次第であります。
逃げって言われても仕方がないですけどね。
特別委員会とかに意見を求められたら、参加しますけど、
ネットの流れってのは多くの場合、局地的なものですからね。

  • About

    I'm a web designer/programmer in Kyoto, Japan. Also work as a blogger, DJ.

    NOBODY:PLACE is my personal blog since 1998. Everything I'm interested in is here.

    See Also
    Other Works
    Feed
  • Recent Hatena Bookmark
  • Monthly Archives
    Categories