仕事におけるコミュニケーションのメリット/デメリット
内部でのやりとりであれ、外部でのやりとりであれ、僕は「仕事」に関するやりとりは基本的には文字で残すべきだと考えています。一方通行でしかないメールで行ったり来たりするのを待つのは非効率だと、直接ミーティングをして一気に物事を進めてしまうというのも方法としてもちろんアリで効率的だとは思うのですが、そのときの雰囲気で決まったものを誰も文字に起こさず何も残さず個々人の記憶に頼って終わりにすると、必ず後で揉めます。そんなの細部まできっちり覚えているわけがないんであって、結局声がでかい人「これは確かにこうだった」と言いきれる人の意見だけが通ることになります。それが正しければそれでも良いけど、それなら先のミーティングなんぞ要らなかったんじゃないかと思ってしまいます。ねぇ? 一方で、全てのやりとりをメール(やメッセンジャー)で済ませようとする人ってのも困ったもんです。お互いの予定を摺り合わせる必要がないとか、送った/受け取ったことを文字で残せるという点でメリットは小さくないのですが、先ほども書いたとおり結局は物事が決まるのに時間が掛かることが多いです。アポイントメント取ってその人の所に行って5分くらいの話で終わったりする話が、メールの行ったり来たりで3日とかになったりします。どちらかがあんまり話を進めるのに気乗りしないという場合もありますが、そうでなければこれは結局非効率ということかと。