高校の時の教師って何であんなに自信満々だったんだろう

一般的な「高校教師」の話というよりは、僕の恩師である特定の教師たちの話なのだけども。 高校のとき、受験というゲームのテクニックを上手く教えて生徒の点を伸ばすことで胸を張っていた教師がいたのだけど、社会に出て働いてから振り返ってみると、社会人としても教師としてもそのことは別に大して凄いことじゃないわけで(一部の極端な進学校を除いて、教師にそこまで望んでない)、対生徒としては「生徒にものを教え導いていくためには堂々としていなければならない」のだったとしても、あれは本当に職業人として自信を持っていた上での態度だったのかなぁと少し疑問に感じた。 僕はその英語教師をあまり好きではなかったのでちょっと意地悪なことを書くけど、もし仮に言動通りに「俺SUGEEEE」とか思ってあの態度でいたんだとしたらなんつーかもの凄い痛い。進学校の高校生がある時期以降勉強にひたすら集中せざるを得ないことを考えると、「もっと他に教えることあるだろ」という言葉は非現実的だしそんなことは絶対に言わないけども、だからといって塾の講義や自宅の勉強でも出来るような件について高校の教師が授業していて、それが俺の仕事だと言っちゃうのは何かなー当時も違和感持ってたけど、自分で自分の仕事を持った今だと余計に違和感感じる。もし本当にそれだけだったんだとしたら、申し訳ないけど尊敬できねーよっていう。まぁ、担任じゃなかったから授業のことしか知らんけどね。 てか…考えてて思ったけど、教師って大変だな(苦笑) 自分とえらく年の離れた子ども相手に、根拠があろうが無かろうがある程度自信を持って接しなくてはいけなくて(教育学部附属で教習生をたくさん見てきたからよく解ってる)、意識的にせよ無意識的にせよ年下の子どもにたいして余裕をもって接する(ある程度下に見る)けどそれに疑問持ったら負けで、「受験なんかどうでも良いじゃないか」なんて口が裂けても言えなくて、でもって毎年メンツが入れ替わる。 先生方、いつもお疲れさまです。 ありがとうございます。

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残業と仕事の話。(続き)

続き。 残業と仕事の話。 – nplll: Mutter 雇用者と被雇用者では理屈が違うので、僕ら被雇用者の「残業代をきちんと支払って欲しい」「残業し過ぎないレベルで業務を割り振って欲しい」とかいうのはなかなか通じないんだよね、ってのが先ほど書いたエントリの趣旨だったつもりなんだけど、1つ思いつきを書き忘れていたので補足。

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残業と仕事の話。

残業についてどのように考えている人が多いのだろうか。経営者と従業員に聞いたところ、経営者・従業員いずれも「ある程度の残業はやむを得ない」と答えた人が最も多いことが、みずほ総合研究所の調査で分かった。  ただ、69.5%の経営者が「ある程度の残業はやむを得ない」と答えているのに対し、従業員は48.4%にとどまった。また従業員の40.8%は「残業は減らすべきだ」とする一方で、経営者は17.7%。経営者と従業員との間で、残業に関する意識に違いがあるようだ。
 

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表計算(Excel / Google Docs Spreahsheet)で源泉徴収を計算する。【メモ】

最近、給与明細の分析に余念のないわたくしですが、先日、ついに給与計算用のexcelシートを作成しました。1ヶ月の退勤時刻を入力すると、社内ルールに従って残業代や保険料が計算され、その月の給与額(手取り)が計算されるというものです。まぁそんなことやって何になるんだといわれるとアレなんですけど、なんでしょう、好奇心ですよね。給与や税金のシステムに対する。これまで7年以上ものあいだ何も考えずに給与明細を受け取っていたんですけど、それがある日ふっと疑問に感じられて。給与明細にブラックボックスがあって(本当はそんなことはなかった)、妙に気になると。そういうことです。

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タバコを止めたら休み方がよく分からなくなった

誤解されそうなので前もって書いておきますが、僕は就業中の「タバコ休憩」というやつが嫌いでして、なんでタバコを吸わないやつはみんな働いてるのに吸うやつだけが任意に休憩を取ることを許されてるのか全く理解できません。さぼってるだけじゃん。なのでタバコを吸っているときも、仕事の休憩中に吸うことはあってもタバコを吸うために休憩を取ることはなかったんですが、それでも「タバコでも吸うか」が休憩を取るきっかけにはなっていて、仕事中はともかく日常ではそれをきっかけに一息入れるみたいな感じでした。 それが、タバコを止めて2ヶ月経って気づいたんですけど、あんまり休憩を取らなくなってました。 理由は、休憩を取るタイミングがよく分からないから。

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褒められたくないことだってある

誰がどう見てもださくて、あからさまなパクリの切り貼りみたいなデザインを、強引に押しつけられてしばらく抵抗するものの「クライアント」には逆らえないからそれを飲んで言うとおりに絵を描く。その作業している時間の苦痛さかげんといったらない。それで飯食ってるんじゃねーかと言われればそうなのだけど、その理屈で苦痛が減るわけじゃない。 しかもそれに輪を掛けて苦痛なのは、その、自分がクソみたいだと思っているデザインが、「そのデザインは誰が持ってきたものだったのか」という部分が記憶から消えて以降は「僕のデザイン」になるということ。僕がした訳じゃないのに、関わった人間の中で特定できるのが僕だけならそれは僕の仕事になる。それがたまらなく嫌だ。 その上、それをその元提案者に「上手く(再現)できた」なんて褒められたりでもしたら、もう口の中は苦いもので一杯になる。冗談じゃない。こんなものを作らされた上に良い仕事したなんて言われたくない。むしろ死にたい。 …たぶん、

  • 仕事でしたことと自分とを結びつけすぎている(仕事は仕事であって自分の作品ではない、こともある)
  • 仕事でするならそれくらいみんなやってるという割り切りが足りない(サラリーマンなんだし)
ということ何だろうけど、僕は嫌だ。 そんなものを自分の実績に入れたくないし、褒められたくもない。

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給与明細を読んでみる。

今まで受け取っても特に精査することなくぼんやり金額のチェックくらいしかしていなかった給与明細。でも最近、実際これはどういう計算ではじき出されて要るんだろう?ということが気になって詳しく読んでみたらば、予想外に面倒なことがよく分かりました。経理担当の人、毎月毎月どうもありがとう。 ただまぁ、給与として受け取り税金を納めてる以上は、それらについてきちんと理解しておきたいと思ったので、関係する項目別に出来る限り精査できるようにしたいと思います。 今勤めている会社の給与明細に記載されている項目(数字のあるもののみ)は以下。

  • 基本給
  • 残業手当
  • 住宅手当
  • 勤怠減額/皆勤手当
  • 健康保険料
  • 厚生年金料
  • 雇用保険料
  • 所得税
ちなみに住民税は会社ではなく個人で支払う仕組みになっているので、給与明細には記載されていません。

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ダイエー各店で食品・暮らしの品合計約2,000品目が値下げだって

ダイエーは2010年9月23日から食品や日用品約2000品目を値下げすると10年9月21日に発表した。全国約320店舗で実施する。下げ幅は平均で10~15%。2000品目のうちレトルト食品、菓子、ペットボトル飲料、酒などの食料品500品目、化粧品、医薬品、ペットフード、電球、玩具、DVDディスク など日用品1000品目は期限を付けない値下げ、残りの日用品500品目は1か月間限定の値下げになる。
 
さんざん接客を貶しておいて何ですけども、ダイエー傘下のグルメシティはなんだかんだでよく利用しています。正直言って生鮮食品は「出来れば買いたくないレベル」ですが、加工品(例えばミツカンのお酢とか)については他のスーパーよりも割安なので便利なのですね。 というわけでこのニュースは地味に嬉しい。

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エスケープ・ルートを用意するだけでなく、それを我慢することが好きらしい

「エスケープ・ルート」については先日書きました。 「エスケープ・ルート」 – nplll: Mutter 簡単に言うと、何か問題が起きたときのことを考えてB案C案を用意しておくことで、気楽に計画を実行していけるし、実際に問題が起きたときにも慌てなくて良いということ。自転車で長距離の旅行をするときに大事にしていた概念なのだけど、それに限らず世の中の色んなことに応用が可能です。それを使わなくてもそれがあるということ自体が有益なので、大事にしたいところ。

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