褒められたくないことだってある

誰がどう見てもださくて、あからさまなパクリの切り貼りみたいなデザインを、強引に押しつけられてしばらく抵抗するものの「クライアント」には逆らえないからそれを飲んで言うとおりに絵を描く。その作業している時間の苦痛さかげんといったらない。それで飯食ってるんじゃねーかと言われればそうなのだけど、その理屈で苦痛が減るわけじゃない。 しかもそれに輪を掛けて苦痛なのは、その、自分がクソみたいだと思っているデザインが、「そのデザインは誰が持ってきたものだったのか」という部分が記憶から消えて以降は「僕のデザイン」になるということ。僕がした訳じゃないのに、関わった人間の中で特定できるのが僕だけならそれは僕の仕事になる。それがたまらなく嫌だ。 その上、それをその元提案者に「上手く(再現)できた」なんて褒められたりでもしたら、もう口の中は苦いもので一杯になる。冗談じゃない。こんなものを作らされた上に良い仕事したなんて言われたくない。むしろ死にたい。 …たぶん、

  • 仕事でしたことと自分とを結びつけすぎている(仕事は仕事であって自分の作品ではない、こともある)
  • 仕事でするならそれくらいみんなやってるという割り切りが足りない(サラリーマンなんだし)
ということ何だろうけど、僕は嫌だ。 そんなものを自分の実績に入れたくないし、褒められたくもない。

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給与明細を読んでみる。

今まで受け取っても特に精査することなくぼんやり金額のチェックくらいしかしていなかった給与明細。でも最近、実際これはどういう計算ではじき出されて要るんだろう?ということが気になって詳しく読んでみたらば、予想外に面倒なことがよく分かりました。経理担当の人、毎月毎月どうもありがとう。 ただまぁ、給与として受け取り税金を納めてる以上は、それらについてきちんと理解しておきたいと思ったので、関係する項目別に出来る限り精査できるようにしたいと思います。 今勤めている会社の給与明細に記載されている項目(数字のあるもののみ)は以下。

  • 基本給
  • 残業手当
  • 住宅手当
  • 勤怠減額/皆勤手当
  • 健康保険料
  • 厚生年金料
  • 雇用保険料
  • 所得税
ちなみに住民税は会社ではなく個人で支払う仕組みになっているので、給与明細には記載されていません。

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ダイエー各店で食品・暮らしの品合計約2,000品目が値下げだって

ダイエーは2010年9月23日から食品や日用品約2000品目を値下げすると10年9月21日に発表した。全国約320店舗で実施する。下げ幅は平均で10~15%。2000品目のうちレトルト食品、菓子、ペットボトル飲料、酒などの食料品500品目、化粧品、医薬品、ペットフード、電球、玩具、DVDディスク など日用品1000品目は期限を付けない値下げ、残りの日用品500品目は1か月間限定の値下げになる。
 
さんざん接客を貶しておいて何ですけども、ダイエー傘下のグルメシティはなんだかんだでよく利用しています。正直言って生鮮食品は「出来れば買いたくないレベル」ですが、加工品(例えばミツカンのお酢とか)については他のスーパーよりも割安なので便利なのですね。 というわけでこのニュースは地味に嬉しい。

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エスケープ・ルートを用意するだけでなく、それを我慢することが好きらしい

「エスケープ・ルート」については先日書きました。 「エスケープ・ルート」 – nplll: Mutter 簡単に言うと、何か問題が起きたときのことを考えてB案C案を用意しておくことで、気楽に計画を実行していけるし、実際に問題が起きたときにも慌てなくて良いということ。自転車で長距離の旅行をするときに大事にしていた概念なのだけど、それに限らず世の中の色んなことに応用が可能です。それを使わなくてもそれがあるということ自体が有益なので、大事にしたいところ。

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ラーメン屋の店員の話。

昨日は久々に先斗町の宝屋(本店)にラーメンを食べに行き、相変わらず美味いラーメンで満足だったのですが、その日入っていた3人のバイトとラーメンを食べに来た非番のバイト1人を見ていてなんだかちょっと残念な気分になったので書いておくと、なんだろう、やっぱりね、ご飯屋でもコンビニでもなんでもいいんだけども、接客業に従事する店員が客がいるのに店員どうしてべらべら喋ってるのは感じ悪いなと思うのですよ。 自分で書いてて「お前、厳しすぎるだろJK」と思うんですけどね、深夜のコンビニバイトならともかく、店員と自分が目と鼻の先の狭い店内で、その店員の学校で楽しかった昨日の出来事をずっと聴かされてもなあ。駄菓子屋で菓子買ってるんじゃないんだから。ああもちろん、だからといって席に座ったら黙って座って出てきたもん素早く食っておいお前ロット乱すなとかいう真剣勝負なラーメン屋も勘弁して欲しいんだけど、なんだろうなー和気藹々とダルダルな雰囲気って結構勘違いしがちって言うか。 思い入れの差なのかな、『五十家』や『おにかい』、同じラーメン屋で言えば『高倉二条』でのスタッフ同士のやりとりは結構好きなんだけど、それはきっと真剣勝負の合間のちょっとした息抜きだからいいんであってね。初めにだるさありきで客に呼ばれたらちょっと真面目に対応してそれ終わったらまた肩の力抜いて、でもお前袖に引っ込んだつもりかも知れないけどそのだるい姿と会話客から丸見えだから!とかいうのだと、なんかすんごく残念。腹が立つとかじゃなくて、悲しい。 前に『有喜屋 寺町店』で見かけた非常に残念なバイトの話を書いたことがあるけど、店の雰囲気って1人わかってないバイトがいるだけであっさり台無しになるんだなぁと、昨日も結構感慨深く思いました。「しばらく昼の営業をやめます」っていう張り紙出てた所を見るともしかして、メインスタッフの誰かが辞めたとか病気で倒れたとかなのかなぁ。次々に店出してて本店にまで手が回らなくなってるのかも。考えてみれば、スタッフ2人+バイト2人で回してたところが、スタッフ1人+バイト3人になってたような。店を回すのって本当に大変だなぁ。

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GIGAZINEの求人の件。

2007年の秋以降、ことあるごとに人材を募集してきましたが、今回はさらにもう一段階上のレベルアップを目指し、これまでとはまったく違う視点と条件で人材を募集することにしました。 端的に言うと、自分の時間を切り売りして時給換算し、「仕事は仕事、プライベートはプライベート」というような消極的考え方をする人ではなく、「自分はGIGAZINEだからこそできることをするためにGIGAZINEで働きたい、ほかのところでは働きたくない!」というプロフェッショナル的な考え方をする人を求めます。余所でも働こうと思えば働けるような人ではなく、「GIGAZINEだからこそ働きたい!」という人を求めます。
 

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「お時間あるときにお願いします」

僕が神経質なのかも知れないけれども、社内の通常の業務連絡でやたらとへりくだる人たちというのがいて凄く気持ちが悪い。社内での言葉遣いはぞんざいで良いとまでは思わないし、部署間の気遣いは大事だろうとは思うのだけども、

  • 出来ましたらお願いします。
  • 目を通していただけると助かります。
  • お時間ある時にお願いします。
などの用語は、シチュエーションによっては不適切なときもあると思う。

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厨房の人も最低限の接客くらい出来るようになった方が良い

「して欲しい」というよりも「なった方が良いんじゃないの」的な話なんですけれども。 先日、彼女の親友が奈良から遊びに来たので3人でベトナム料理を食べに行ったんですよ。時間は少し遅くなってしまって13時半くらい。以前も一度お昼に食べに来たことがあって美味しかったので行ってみたんですが、入ってみるといつもいる従業員のお姉さんがいない。ていうか人がいない。お客さんは僕らの他にカップルが一組。ホールは厨房からご主人?が出てきてやっている。そんな感じ。

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