電車…すまん、誤解してた

ドラマ『電車男』、 正直言って、ドラマとか喜んでんじゃねーよ、と思ってたんですよね。 余計な演出とかいらねーんだよ、アレはアレがベストでアレで完結してるんだって。 勝手なコトして勝手に盛り上げてんじゃねーよってね。 こう…流行りもんに寄ってたかるの図が嫌で嫌で。 でも、ドラマ、なんだかんだ言って見てて、今日見て思ったんよね、 これは、別のモノだ、と。 むしろ、インスピレーションを受けて、作家が書き上げた、 もう一つのドラマなんだと。 なんていうかな、作り込み方がいい加減じゃない、つーか半端じゃない、 やたらと『オタク』『ちゃねら』をクローズアップしすぎてるのはどうかと思うけど、 心情的な部分では、十分に表現しきってるし、 なんかもう…呆れるほど細かいね。 なんでバーのBGMがO-ZONEなのかとか意味わかんねーけど、 なんであらゆる点で萌え系なのかわかんねーけど、 きちんと理解して練り上げた上で作られてる。仕事が細かい。 もちろん、ボタン一発で起動するPCとか、 掲示板でやたら自由自在にフォントサイズ変えられるとか、 AAの書き込みが一瞬で終わるとか、 理不尽な省略、演出はあるけどさ、 そんなことは些末なことでさ。 そっかー、 『原作』に拘りすぎてたのは俺だったなーって思うと、 逆に、当時の思いとかがよみがえりつつ、 これは、こういうモノだ、と思って改めて見ると、 うん、プライドもあって言えなかったが、面白いよ、このドラマ。 電車男がどうだったか、ということとは離れてさ、 (だから、どんな表現が行われても原作は一つも傷付けられない) あり得なさ、ひたむきさ、 過剰演出だけどでも確かにあった連帯感、感情の繋がり、 そういうモノをきちんと表現してくれてるのは、良かったなと。 単に、流行りもんでそれ素材で作ろうぜ、みたいなのではなく、 なんだろうな、それそのものに対する愛を感じて。 みょーに嬉しくなってしまった。 来週は最終回。 この時間に俺に電話してきたヤツはぬっころすぞ。 つーか電話されても多分、 『qあwせdrftgyふじこlp;@』 だと思うが(笑)

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ドラゴン桜とトリビア。

受験勉強をマンガにするって、ありそうでなかった組み合わせなんだけど、 『ドラゴン桜』っていうマンガが、それを上手く表現してる。 ドラマ化されたんで知ってる人もいるかも。 週刊モーニングに連載されているマンガで、 なぜだか僕は連載開始時からずっと読んでます。 なんだろうな、結構ね、共感できる部分があるので。 受験勉強ってさ… よく、『努力と根性』みたいな感じで言われるんだよね。 やればできる、勉強しなければ落ちる、みたいなさ… でも実際、同じ時間勉強したって人によって成績は全然違うし、 やり方を変えることで、『私は頭が悪いんだ』と思ってたひとの成績が、 いきなり伸びたりすることもある。 はっきり言って、テストの点てのは、その人の頭の善し悪しじゃないよね。 テストに対してどうアプローチするかと言う部分で、善し悪しが分かれるんで。 テストの点は、そのときその人がどんな武器を装備してたか、ということに対する結果で、 その武器を獲得するまでの過程が、 一日2時間の予習復習でも、一日20時間の猛勉強でも、 そんなことはかまわんわけだ。 つまり大事なことは、点をたくさん取ることだけじゃない。 勉強って言うのは、知識を詰め込む作業ではなくて、 物事を考えることへのアプローチを学ぶ機会だってことだ。 結果として、点を多く取れればなおよし。 もちろん、自分が高校生の時にはそんな考え方は出来なかったけど、 もし今昔の自分に『なんで、こんなの勉強するんだよ』と言われたら、 正直言うと、方程式なんかどうでもいいんだ。 でも、方程式を勉強することに含まれている、 論理的思考とか、要領よく処理するコツとかを学ぶのが必要なんだ。 同時に、勉強がなぜ必要かを考えることも、 (例え勉強は不要!なんて答えを導き出しても)それはそれで意味がある、 そんなことを言えるような気がする。 数学の証明問題なんて、 論理的思考を鍛えるのにもってこいだからね。 答え書いてQ.E.D.なんてのは、通用しないわけで。数学でも、社会でも。 で… 昨日、トリビアの泉をふと見たら、 『お受験のための勉強をした子供が“このはしわたるべからず”の看板を読んで真ん中をわたるのは、100人中何人か』みたいなネタをやっていた。 実験結果は、0人だったけど、 まぁ言うたら、なぞなぞというよりは、 アドリブのセンスが一休さんと同じ子を見つけだすようなもんだから(笑) 誰もいなかったことに対して、頭が固いとか言うつもりはない。 でも、その実験中、モニターに映ってる『お母様方』が異常にきしょくて、 世も末なり、と思った…子供には罪はないけど。 『よく勉強させてきていますから』 『これ上手くいったら、小学校受かるからね!』 もはや子供は関係ねー 親の期待に応えたいだけであって、別に小学校に受かりたいわけじゃないし。 勉強って言うか、光ったボタンを押すと餌が出て来る機械で、 チンパンジーがトレーニングするのとあまり変わらないし、 馬術的視点で言えば、ただの調教だし、 死ねよ、マジで、 と思ったね。 上手くいかなくて、親のがっかりした顔見せられて、泣いてる子供、 かわいそうで仕方なかった。 勉強させられてることじゃないよ、 いずれそれに感謝するかもしれないから、 そうではなくて、 『他人』のプレッシャーをそんな風に背負わされてるのが、 かわいそうで仕方なかった。 まだ5歳かそこらなのに。 きっと親も、勉強の意味を取り違えたまま来ちゃってるのね。 不幸なことだ。 だから、あなたはバカなのだ。

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めざましテレビにミスターが!(笑)

某みk(ryで話題になってた、情報、 『チャン・ドンゴンの映画ロケの後ろの方にミスターがいた!』 まぁ、ロケがタイだし、 顔がはっきり言って現地っぽいし(苦笑) 似た人がいてもおかしくないかなぁ…と思ってたんだけど、 とある方が画像を引っ張ってきてまして、 それを見たところ、 『これはミスターに違いない!!』 と即座に思いましたね。  と言うわけで画像。

あのクチビル!

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FNS 25時間テレビ

なんだろうかね、 僕別にテレビが特別好きというわけではないんですけれども、 なぜか今年はほぼ25時間見てしまった(苦笑) 何が僕を惹きつけたかというとだねぇ。 ひとえに、フジテレビというテレビ局の、一貫した姿勢、特色だね。 正直に言うと、スポーツだろうが、ドラマだろうが、 とにかく素材がなんであろうとも、 バラエティーに仕立てたがる、その姿勢は、時に嫌いなことすらある、 白けることもある、 でもなんだかなぁ、 ライブドアの一件があって以来、ドタバタにまみれていたフジテレビの、 底力というか、なんかそういうモノを見たような気がする。 決して全てを感動仕立てにするのではなく、 楽しいってなんなんだ、というスタンスに常に立って、 25時間、エンターテインメントを発信続けたフジテレビ、 尊敬に値すると思う。 はっきり言って、25時間、ずーーーっと、馬鹿馬鹿しかった(苦笑) でも、寒いダジャレ(by鈴井)でもたたみ掛けられると笑ってしまうように、 鶴瓶の大脱走劇(なんの意味があるんだ)、 山中部長のどっきり、人事異動、フルマラソン(なんの意味があるんだ) ライブドアもにおわせるようなリアルタイムドラマ、 かと思えば、堀江貴文社長のジョギング&細木数子と対決(なんの意味があるんだ) 突然F1の予選生中継、 カマの空騒ぎ(なんの意味があるんだ)、 そう続いていくとねぇ…いつの間にか楽しんでる自分がいたんよねぇ。 僕みたいに、 普段全くテレビを見ない人間だから思うのかもしれないけれども。 素晴らしい、エンターテインメントだったと思う。 かつ、メッセージ性もあったしね。 フジテレビの『器』に、拍手を送りたいと思う。

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[NHK] 英BBCが改革に着手(共同通信)

先日、公共放送ということで、BBCに関する西正氏のコラムを紹介したのだけど、 そのBBCが今、改革に取り組もうとしているそうだ。

英BBCが改革に着手 公共放送の未来像模索
信頼できる報道と定評がある英国放送協会(BBC)が、最高意思決定機関の理事会の廃止、営利事業の見直しなど設立以来の改革に向け大きく動きだした。来年末に控えた王室勅許状(放送法に相当)の更新を前に、英政府は改革試案を公表。イラク戦争をめぐる「誤報」事件も、公共放送としての将来像を模索する議論に影響を与えている。 「BBCはほかのまねや視聴率を目的とした番組づくりをすべきではない」。ジョウェル文化・メディア・スポーツ相は3月、10年ごとに更新される勅許状の改革試案を発表した際、テレビ番組の質低下、視聴者の関心への対応不足、営利活動の問題に特に懸念を示した。(共同通信)
調べないと分からないことがいくつか在る(営利活動、王室勅許状など)が、 大筋で言えば、10年ごとにBBCはそのあり方を見直しており、 それが来年に迫ると言うことで、今まで10年を見直し、今後に生かすということらしい。 何ともまぁ、合理的なシステムじゃないか。 本当に、信頼できる公共放送なのだな、と思う。 日本でもこういったシステムを導入することは出来ないのだろうか? (王室の関わりはともかく)

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誰が得をしたのか?

件の、Livedoor vs フジテレビ問題も、ほぼ解決した。 将来的には、まだまだ、波乱がありそうな気はするが、まぁ、どうでもいいよね。 もとはと言えば、ニッポン放送、ひいてはフジテレビの、 自社株に対する杜撰な管理が招いた事件なわけであるから、 フジテレビが身銭を切って事態の収拾を図るのは当然であるし、 ライブドアを非難するのは、全くもってお門違いであろう。 いくら、あの社長の態度が気に入らなかろうとも。 で、だ。 ライブドアは、最初の大量購入を、確か6,050円で行ったと思うんだが(以下数字は記憶の範囲内)、 最終的には、全てを6,300円でフジテレビに売却した。 フジテレビは、5,950円でTOBを掛けていたから、かなりの出費増になったわけだが、 じゃあ、ライブドアが儲けたって言うと、そうでもない。 では、Yahoo!トピックスのアンケート結果を見てみよう。 そうなのよねー一番儲けたのは、リーマン・ブラザーズ。 日本人が聞くとなんだか、舐めてんのか、というような名前だが(苦笑) ライブドアに金を貸す(資金を提供する)代わりに、ライブドアの株式を、 株価に応じて譲り受ける権利(株価が下がると、株式数も増える)を獲得し、 速攻売却してかなりの利益を得た模様だ。 そして、何のリスクもない。 ライブドアは結局、お騒がせのレッテルを貼られ、 株価は下がり、コンテンツも手に入れられず、名前だけの提携を手にし、 結局得したんだか、どうなんだか。 なんか、金の流れ的には、フジ→リーマンで、 外資に日本円を持ってかれただけな気がして、どうも釈然としないなぁ。 それにしても、 色々やってみるも、どうも事業の核を手に入れられないライブドア、哀れだなぁ。 (楽天が楽天市場で成功したのはある意味ラッキーだと思うが、それでも事業の核があるのは大違い) サービス全てが二番煎じ、もしくは十分に練られていなくて大手の二番煎じに客をとられる、 頑張ってくれとしか言えませんけどもねぇ。

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[NHK] 公共放送とは何か

毎日新聞のWEBに、公共放送に関するコラムが掲載されている。 筆者は、先日ここでも取り上げた受信料に関するコラムを、ITMediaに寄稿した西正氏である。

デジタル放送: 公共放送とは何か 改めて注目されるBBC
一連の不祥事に端を発したNHKの受信料不払いはまだおさまっていない。この中で公共放送の役割という本質的問題が問い直されざるを得なくなっている。その視点でもう一つの世界的な規模の公共放送である英国のBBCについて、改めて注目すべき時が来ている。そのあり方に学ぶべき所は学び、日本型を貫く所は貫き通すことが肝要である。放送のジャーナリズムを語る上で不可欠なことと言えよう。【西 正】>> 記事を読む

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