豊洲移転の件で思うこと。

小池百合子都知事に踏み絵を迫る『築地』土壌汚染報道(山本一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース

5月25日、築地市場の表土の汚染状況の調査結果が明らかになり、この内容についてや、いわゆる「豊洲移転問題」への関連について、かなりの物議を醸しています。 築地市場の土壌から基準上回る5種類の有害物質(NHKニュース 17/5/25) この調査結果が悩ましいのは「豊洲市場への移転問題の是非」、つまり築地市場の改築案と豊洲市場への移転案のどちらが好ましいのかというレベルではなく、表土に汚染が出た以上、築地で生鮮食料品を扱う市場を営業することそのものが望ましくないという話になる点です。豊洲市場は盛り土のありなしで大騒ぎとなりましたが、基本的には土壌汚染対策法で指定された50cmを上回る厚さの土壌を入れ替えて表土には汚染が出ていない状態であり、コンクリートで遮蔽した下に流れる地下水の汚染が「飲料水に適するかどうか」という極めてハードルの高い品質を要求していたものとは比べ物にもならない状況であると言えます。

東京都民じゃない自分にとっては関係ない話なので気にしないようにしていたのだけど、京都で貼られている共産党のポスターにも「豊洲移転阻止」とか書いてあるのを見ると、ぐんにゃりした気分になるわけです。共産党って何したいんですかね。東京でやれ。

続きを読む

アメリカの大統領選挙が何か変な感じ —— 「ハラスメント」

正義の暴力がアメリカ中を揺らしている|アメリカ大統領選、やじうま観戦記!|渡辺由佳里|cakes(ケイクス)

これまでは、予備選でいくら血みどろの戦いをしても、いったん党の指定候補が決まったら、「打倒民主党候補!」で団結するのが共和党の慣わしだった。民主党も同様で、2008年にヒラリーはオバマと党をまっぷたつに切り裂くような戦いを繰り広げたが、オバマが勝利を決めた後は、彼のために全米をまわって応援した。 つまり、どちらの党も、「どんなに嫌いな候補でも、敵対する党の候補よりもはまし」、「何があっても、民主党(民主党の場合は共和党)にだけは勝たせない」が暗黙の了解だったのだ。 ところが今回は、2008年の共和党指名候補マケインのスピーチライターだったマーク・ソルターまでもが、「(ゴシップ中心のタブロイド紙)National Enquirerなんかを購読し、それがまともなレベルだと思っている奴を、共和党は大統領候補にする。僕はI’m with her(ヒラリー支持)だ」とツイートした。 ​

なんか微妙なことになってんなーと言うのは何となく感じてたんだけど、トランプ候補の微妙発言集を読んだ感想は「これいつもいる、極右向け泡沫候補でしょ?」だったのにそれが共和党の大統領候補になってて、まったくどうなってのかよく分かんなかったんだけど、共和党の対立候補も同程度のレベルで共和党自体が悲惨な状態になってるとはおもわなんだ。すごいな。

続きを読む