KyotoCabinet + KyotoTycoonをインストールしてPECL::Memcachedで接続

調べてみたらPEAR::Cache_Liteが思った以上に頼りないことが解ったのでキャッシュ機構の入れ替えを検討。 【メモ】PEAR::Cache_Liteの生存期間について誤解してたこと(追記あり) | mutter いろいろ考えたのだけど、個人プロジェクトなんだし好奇心優先って事でKyotoCabinetとそれを扱うKyotoTycoonを入れて、PECL::Memcachedを利用して接続してみることにしました。PHP側については、OpenPEARの方に「Net_KyotoTycoon」と言うライブラリもアップされているのですが、まぁ今は良いかなと言うことで。 Net_KyotoTycoon \ パッケージ \ Openpear KyotoTycoon の PHP 版を作った – Heavens hell と言うわけで、以下インストール。

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memcached の返り値まとめ(Pecl::Memcached)

memcachedにnullやbooleanなどを入れたらどうなるか、曖昧になっていたので調べた。

テストコード

(PHP5、Pecl::Memcached使用)
$m = new Memcached();
$m->addServer('localhost', 11211);

//test data
$items = array(
'string'  => 'string',
'integer' => 1,
'array'   => array(
1,
'a' => 'A'
),
'true'    => true,
'false'   => false,
'empty'   => '',
'null'   => null
);
//sets
$m->setMulti($items);

//keys
$keys = array_keys($items);
//add key has no value
$keys[] = 'not_found';

//gets
$null = null;
$result = $m->getMulti($keys, $null, Memcached::GET_PRESERVE_ORDER);

//result
var_dump($result);

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【メモ】memcacedのバックアップとしてTokyoTyrantを使う

現在あるシステムで、memcachedのバックアップとしてTokyoTyrantを利用しています。 以下は、主要な部分だけを抜粋したコードです。

$key = 'hello';
//Pecl::memcached
$value = MyMemcached::get($key);
if($value === false):
//memcacheから取得できないときはTokyoTyrantからの取得を試みる
MyTokyoTyrant::initialize();
if(MyTokyoTyrant::getEnabled() === true):
$value = MyTokyoTyrant::get($key);
$hasTTCache = (!$value) ? false : true;
else:
$hasTTCache = false;
endif;
//TokyoTyrantからも取得できないときはMySQL
if($hasTTCache === false):
$value = self::getByIdWithConnection($key);
MyTokyoTyrant::set($key, $value, 0);
endif;
MyMemcached::set($key, $value);
endif;
システムの前提として、
  1. 設備が非常に貧弱である
    • キャッシュサーバはなく、APサーバと同居したプロセスが用途別に1プロセスずつあるのみ
  2. memcachedを利用するプログラムの構成が適切ではない
    • PHPのクライアント「Pecl::Memcache」がmgetに対応していない影響で、1データごとにgetを繰り返す構成になっている。順次「Pecl::Memcached」のgetMultiに置き換え中
という問題点があります。 どちらも現在根本的な修正に向けて作業中ですが、今日始めて明日実装というわけにはいかない(特にサーバの増強)ので、なんとか「誤魔化」さないといけません。というわけで試行錯誤の末、TokyoTyrantを併用する形になっています。

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