【ドル円】 米経済好調でひさびさの大きな値動き(執筆時点で1ドル123円19銭) 【定点観測】

usdjpy_20151108.png 10月中旬に118円台になったこともありましたが、おおむね120円から121円で安定していたドル円。このところの経済指標などの影響でまた少しずつ円安が進んできています。8月末に中国経済後退からの株安で急騰したのが、2ヶ月半掛けて吸収されましたみたいな感じかな。 【ドル円】 円急騰で1ドル118円台(執筆時点で1ドル118円79銭) 【定点観測】 | mutter 今回のドル高(円安)はアメリカの雇用統計の影響。

NY外為市場=ドル高進み123円台前半、米雇用統計受け | Reuters

6日のニューヨーク外為市場は、ドルが円に対して2カ月半ぶり、対ユーロで6カ月 半ぶり、対スイスフランで7カ月ぶりの高値をつけた。10月の米雇用統計で、雇用の伸 びが市場予想を大きく上回ったことを受け、午後になってもドルが買われ続けた。 ドル/円 は一時、8月21日以来の高値となる123.26円を記録。直近で 1.2%高の123.19円。今週は2.1%上昇、週間では昨年12月以来の高い伸び を示した。 (中略) 10月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が27万1000人増と、2カ月続いた 低い伸びから一転、急増した。市場予想の18万人増を大きく上回った。 市場では予想外に堅調と受け止められ、連邦準備理事会(FRB)が12月、利上げ に踏み切る公算が強まった。

前回が中国、今回がアメリカと言うことで、良いか悪いかは別にして、世界は今この2国のパワーバランスの上に成り立っているのだなあと実感せざるをえません。かつてソ連に対してそうであったように、日本もどちらに付くか明確にしなくてはならない日が来るんだろうなあ。まあ現状「中国」って言う選択肢は、政治的にはないと思いますけれども、ソ連と違って中国は「仲良い友達と一緒に引きこもる」というようなことはしなさそうなので、関係性はごちゃごちゃになりそうですね。めんどくせー そして引用した記事にもありますが、アメリカが年内にも利上げということはそこでまたさらに円安が進むわけですね。金利差が広がれば、金利が高い方に資金は流れるわけなので。どこまで行っちゃうんですかねー

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【ドル円】 ごく普通に121円台に戻る(執筆時点で1ドル121円13銭) 【定点観測】

usdjpy_20150828.png 束の間の118円台、すぐに121円台に戻りました。しばらく安定していたので値動きをきっかけに処理した人が多かったのと、でもやっぱりよくよく考えるとすぐにどうこうって言う情勢ではないよなということとかなあと思ったけど、これを読むとむしろ値が戻ったのはただの反発で、状況によってはさらにドル安が進むことも考えられるってことらしい。一服程度?

〔マーケットアイ〕外為:ドル121円前半でもみあい、株価堅調でも買い上がる材料欠き | Reuters

ドル121.14円付近。日経平均株価が堅調に推移しており、ドル/円も仲値公示を挟んで一時121.32円までじりじり上昇した。200日移動平均線の通る120.70円付近がレジスタンスと意識されてきたが、前日にこれを上抜けており、底堅さが意識されてきている。ただ、ドルはその後ややや弱含んで推移している。 これまでの上昇は「下げ過ぎの巻き戻しであって、自律反発の範囲内。中国株も1日しか上昇しておらず懸念が残る中では、上値を追いにくい」(国内金融機関)と、この先も買い上がっていくほどの材料には乏しいとの声もある。 目先では、前日の高値121.40円や、まとまった売り注文が観測される121.50円で頭が押さえられそうだとの見方が聞かれた。

中国経済はかなり危ういけど、それでも7%程度の経済成長を続けているのは事実なので、長いスパンではダメになる可能性はあっても、もうしばらくは大丈夫なんじゃないのと思うんですけどね。これがマイナス成長になったって言うなら大問題ですが。というのを、黒田さんの会見読んで思いました。詳しいことはわかんないですけど。

黒田日銀総裁 「中国は成長維持できる」 NHKニュース

アメリカを訪問している日銀の黒田総裁は26日、ニューヨークで講演しました。この中で黒田総裁は世界的に株安が連鎖する発端となった中国経済の現状について、「上海市場で株価が急落するなど市場の混乱はあったが、中国政府には政策対応を取る余地がある。長期的には、経済は減速するがことしと来年にかけては6%から7%の高い経済成長を維持できるだろう」と述べました。

ただなー。「高い成長を続ける唯一の経済大国」という側面から、過剰に期待されてる面はあると思うんですよね。その期待込みの「理想」が「現実」に置き換わる瞬間に、株価暴落とかそういうことが起きることはあるかなあと。勝手に期待され、それが崩れたっていって勝手に暴落し、それが引き金となって経済本体が減速ってなったらなんかこう、モヤッとしたもんがありますけどね。経済本体はただそこにあっただけなのになあという感じの。

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【ドル円】 円急騰で1ドル118円台(執筆時点で1ドル118円79銭) 【定点観測】

ドル円(2015/08/26) このところずっと1ドル124円の水準が続いていて、先日中国元の切り下げの話題が出たときも122円台で留まっていたんですが、そこからの中国景気後退懸念→ニューヨーク株式市場下落という流れで気付いたら昨日今日で118円台になってました。おおおう。ここまでの急激な値動きって久しぶり。 でもまあ、1年スパンで見るとこんな感じか。 usdjpy_20150826_1y.png 夏前の水準に戻っただけだし、そもそも1年前は104円台だったわけで、まあこれくらいの値動きなら許容範囲内ではあるのかなあと思ったりします。

ドル反発、中国追加緩和でリスク回避一服=NY市場 | Reuters

25日のニューヨーク外為市場で、ドルは主要通貨に対して反発した。24日の市場でドルは避難通貨とされる円やユーロに対して7か月ぶりの安値水準に下落していたが、中国人民銀行(中銀)が追加緩和策を発表し、ドルは買い戻されて1%超上昇した。 中国人民銀行は25日、政策金利の0.25%、預金準備率の0.50%引き下げを決定。中国の主要株式指数は24日に8%以上急落したのに続いて25日も7%以上の大幅下落となり、昨年12月以来の安値を付けていたが、緩和発表後は欧米株が急反発し、原油価格も上昇した。

中国経済はまだまだ安定に向けて作業している途中だしどうなるかわかりませんが、少なくとも、世界経済が中国の動向にリンクしてるってのはよくわかりました。何とか上手いことやって欲しいですね。

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【ドル円】 12年ぶりの1ドル124円台(執筆時点で1ドル124円27銭) 【定点観測】

usdjpy_20150529.png 前回外国為替相場のブログ記事を書いたのが3/6で、それから1ヶ月半。1ドル120円台だった相場は、目を離した隙に円はどんどん円安になっていって、ついに124円台に突入してしまいました……という状況だと解りやすいんですけど実際は全然違って、グラフを見ればわかる通り、ほんの2週間前までは120円を挟んで上がったり下がったりだったのがここ1週間ほどで一気に円安が進みました。

一時1ドル124円台前半 12年半ぶり円安水準 NHKニュース

28日の東京外国為替市場は、アメリカの景気の先行きに対する期待からドルを買って円を売る動きが出て、円相場は一時、1ドル124円台前半まで値下がりし、およそ12年半ぶりの円安ドル高の水準となりました。 円相場は27日のニューヨーク市場で一時、1ドル=124円9銭まで値下がりしましたが、28日の東京市場でもアメリカの景気の先行きに対する期待を背景に、アメリカの中央銀行、FRB=連邦準備制度理事会が年内にも利上げするのではないかという見方から、高い金利が得られるドルを買う動きが続いています。

超簡単に言うと、
  1. アメリカが利上げする(日本はゼロ金利のまま)
  2. 政策金利の差が広がる
  3. 円を売ってドルを買う動きが強まる
  4. 円安ドル高
となる……というか、そうなることを多くの人が期待しているのでこういう相場になっていると言うことでしょうか。たぶん。これ以上円安になっても燃料費が高騰するなどデメリットが増えるだけなのでそろそろ勘弁して欲しいんですけど、そう都合良く行けるわけじゃないしなあ……

韓国企業が「円安」に悲鳴!・・・長期化に「もう限界!」=韓国華字メディア (サーチナ) – Yahoo!ニュース

韓国の通貨ウォンの対円レートについて2014年10月以降は「100円=1000ウォンを超えたことがない」とし、4月29日には100円=896ウォンとなり、約7年ぶりに100円=900ウォンを下回ったと紹介。鉄鋼や半導体など、韓国はさまざまな産業で日本と競合関係にあるとし、韓国では多くの企業から「もう限界」との悲鳴が聞こえてくると報じた。

韓国も大変そうですけど、頑張ってください。ダメそうだけど。まあ正直、中国に貢げば生き延びられると思うんで、AIBBを通して貢献するなどして庇護してもらえば良いと思います。

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