「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2015年10月データを掲載)

内閣支持率のグラフを更新しました。

使用データ

政治意識月例調査 | NHK放送文化研究所




内閣支持率



43% → 43%。


不支持率は39% → 40%で微増。マスコミでの取り上げられ方は大きかったですが、安保関連の話は、内閣支持率に大きな打撃を与えるには至りませんでした。通常、内閣が支持を失うと不支持率が上がっていくものなのですが、安倍政権の場合は不支持率が上がっても支持率はさほど下がらないという不思議な状況です。

んで、先月「このまま行くと「法案通って首相も辞めない」っていう帰着になりそうで、そうなるとガス抜き出来なくて原発とか辺野古とか左派のひとが大好きな案件方面がより面倒なことになりそう」って書いたんですけど、まあ実際その通りになっていて、特に今は辺野古がだいぶ面倒なことになってて大変ですね。SEALDsは反原発に合流したみたいですしね。

個人的には、沖縄の民意が辺野古に「NO」というなら尊重すべきだと思っていますが、一方で、普天間基地は住民にとってリアルに危険な基地なので一刻も早く撤去すべきだとも思っています。しかもさらに、中国が海軍を増強している現状では、沖縄の重要性は増すばかりなので、本州への移設が難しいということを考えなくても、沖縄の米軍基地を縮小するのは難しいんではないかとも感じています。

あーもう、どうすりゃいいんだよ。



政党支持率



維新の党が見事に半減。先々月に比べると1/3以下になってしまいました。まあそりゃそうですよね。

自民党と共産党、社民党は微増、公明党と民主党は微減。全体としてはなんかあんまり動きがないし、政府の活動とリンクしてるんだかしてないんだかという感じ。安保関連は、上手く政府を追い込めば支持獲得のチャンスだったんですが、控えめに言っても完敗だったし、その流れでTPPも合意しちゃったわけで。結局は与党は安定していて、話題が沈静化してしまうと左派政党はしんどそうですね。何かまた争点を作れると、盛り上がるんでしょうけれども。