【ドル円】 英EU離脱ショックが続き100円切りそう(執筆時点で100円73銭)
イギリスにおけるEU離脱を問う国民投票で「離脱」の結果が出てから2週間あまり。それに伴うユーロ暴落からの、全面的な円高はいまだ収まることを知らず、3年ぶり?の100円切りも目前に迫ってきました。実効性があったかは別として、あれだけ色んなことをやって、どうにかこうにか「円高じゃない」というレベルまで円安を進めることに成功しかけていたのに、一発均衡が崩れてこの結果ですよ。実際にイギリスがEUを離れるまでにはまだ3年くらい掛かるみたいなので、リアルに影響が出るまでにはまだ相当時間が掛かるものの、予想で動く相場はやはり敏感です。経済ってほんとこえー。
つまり円買いは、株安からの資金逃避ってことなんでしょうかね?一時期のような「黄金時代」ではないとしても、他国に比べれば日本はリスクが少ないってことなんでしょうね。20年後、30年後の先行きはともかくとして、今今の状態は悪くないもんね。午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の 100円後半。海外時間のリスク回避の流れを引き継いで一時100円半ばまで下押 しされた。大幅安となった株価が大引けにかけて下げを縮めると、ドル/円も101 円を回復する場面もあった。