【ドル円】 アメリカの財政不安で円高に(執筆時点で97円85銭) 【定点観測】

ドル円 2013/09/30 このところしばらく98円台で行ったり来たりしていたのですが、週明けで円高が進みました。どうやら期末である事と、アメリカの予算可決に伴う財政不安とが理由らしいです。

〔外為マーケットアイ〕ドル97.80円付近、株安/米金利低下でドル買いにくい | 外国為替 | Reuters

週明けとなるきょう早朝のマーケットではリスクオフの動きが強まり、ドル/円は97.53円まで下落して8月29日以来の安値をつけた。 米下院は29日、医療保険改革法(オバマケア)の1年延期を盛り込んだ2014会計年度(13年10月─14年9月)暫定予算案の再修正案を賛成多数で可決した。与野党に歩み寄りの兆しが見えないなかで、新年度入りする10月1日から政府機関が一部閉鎖に追い込まれる可能性が高まり、ドル/円に下方圧力がかかっている。 市場では「内外の株価動向に注意が必要」(国内金融機関)との声が出ている。米政府機関閉鎖の可能性が高まったことを嫌気して米株価指数先物は下落しており、日経平均株価の反応が注目される。 きょうは期末にあたり、フロー主導で荒い値動きになる可能性もあるという。

なるほどなー。 関連ニュースを調べていけばそのうち少しでも値動きが予想できるようになるかしら、そう思ってニュースを拾うようにしてるのですけど、さっぱり解らんな!(笑)まあ、ここに書いてる量くらいじゃ全然足りないんでしょうな。ニュース拾うたびに新しい要素出てくるもんなあ…… とりあえず、しばらくはこんな感じでいくんでしょうかね。

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【ドル円】 今週に入って円安に傾いたドル円(執筆時点で99円75銭) 【定点観測】

ドル円 2013/09/05 前回の定点観測が8/8。それから約1ヶ月間外国為替相場を見ていなかったわけではなかったんですが、96円から98円の間で大体収まっていてあんまりインパクトがなかったので記事にしていませんでした。ですが今週に入ってそれまでの98円台を少し突き抜けるような感じで円安が進み、その背景にいくつかトピックもあったらしいのでまあその辺を少し調べてみようかと。 全体の基調としては値が重い感じは変わっていないので、このまま一気に101円にとはならないんだろうなと思いますが、その辺の専門家の予想もチェックしてみましょうかね。

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【ドル円】 油断してたら1ドル96円台になってた(執筆時点で96円72銭) 【定点観測】

08_usdjpy_1m.png 前回ドル円について書いたのはだいたい1ヶ月前の7/6でした。 【ドル円】 なんだかんだで101円(週末終値101円18銭) 【定点観測】 | mutter いろいろ事情があって円安が進んで101円台になっていたのですが、この1ヶ月の間に上下を繰り返しながら円高が進み、気がついたら96円台になってました。とくに今週に入っての値動きが大きい感じ。 なんか特別な何かがあったのかなーと思いながらロイターの経済ニュースを見てみるとこんな感じの記事が。

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【ドル円】 なんだかんだで101円(週末終値101円18銭) 【定点観測】

06_usdjpy_1m.png 前回の定点観測のあと、一旦1ドル99円台まで円高が進んだんですが、アメリカの雇用統計で予想よりも結果が良かったことを受けてドルが買われて週末の終値は1ドル101円18銭まで円安が進みました。ちょうど6月に一気に戻した円高分を取り戻した、くらいでしょうかね。 雇用統計に関してはこんな感じの記事が出てます。例によってロイターから。

ドル101円台、米雇用統計受け緩和縮小観測強まる=NY市場 | マネーニュース | 外国為替 | Reuters

5日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが101円台に乗せ5週間ぶり高値をつけたほか、対ユーロでも6週間ぶりの高値を記録した。雇用統計が予想を上回る結果となったことから、米連邦準備理事会(FRB)が9月にも資産買い入れを縮小するとの見方が強まった。 6月の非農業部門雇用者数は前月比19万5000人増となり、予想の16万5000人増を上回った。失業率は労働人口の増加を反映し7.6%と前月から横ばいだった。 FXソリューションズのチーフ市場アナリスト、ジョセフ・トレビサーニ氏は、非農業部門雇用者数が予想を上回ったことで、金利は上昇しFRBの量的緩和終了時期が早まるとし、今後もドルを支援すると指摘した。

簡単に言うと、アメリカの景気が回復してきてる、ってことですねー。 前々回書いたとおり、市場の心理としては、

【ドル円】 ジリジリと円安で99円へ(執筆時点で98円83銭) 【定点観測】 | mutter

バーナンキ議長の声明は観測気球というか「お試し」だったということでおK?これで雇用統計でどうなるかだけど、どうなるんでしょう。普通で言えば、雇用統計好調→ドル買われる→円安、みたい感じになるんだけど、ここまでの流れだと雇用統計好調→やっぱり早期利上げあるんじゃね→リスク回避でドル売られる→円高、みたいな流れもなきにしもあらず?ていうか両方あるからよく分かんない値動きになってるのかしら。

ということらしいんですが、結果として円安に傾いてると言うことは、緩和縮小を見据えた上でさらにそれを乗り越える力強さを感じて円安、みたいな感じでしょうか。だー、これだからこの辺の値動きはよく分かんない。後付けであーだこーだ妄想するのは簡単なんですけど、今後起こることについては、事前にすべてのパターンを上げるのさえ難しいなあと思っています。まあそんなこと出来るならFXでもやりなよ、っていう話ですけどね。仮想トレードすらしたことありませんけど。

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【ドル円】 1ドル100円台に復帰(執筆時点で100円80銭) 【定点観測】

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ドルが対円で100円台後半、米緩和縮小観測で幅広く上昇 | マネーニュース | 外国為替 | Reuters

2日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して幅広く上昇し、対円で1ドル=100円台後半に達した。最近の米経済指標が総じて堅調で、米連邦準備理事会(FRB)が想定よりも早く資産買い入れ(量的緩和)を縮小するとの観測が強まったことが背景。

というわけで、円安再び。相変わらずFRBの動きに左右されている感じです。昨日読んでいたNewsweekによると、FRBは物価と失業率、両方が基準を満たした場合に量的緩和を縮小するとしているのに対し、バーナンキFRB議長は物価と失業率のどちらか一方が基準を満たせば量的緩和を縮小していいという考えだ……と言うことでした。この辺の対立が、不安定な状況を生んでいると言うことでしょうかね。

ドルが対円で100円台後半、米緩和縮小観測で幅広く上昇 | マネーニュース | 外国為替 | Reuters

今後は5日に発表される6月米雇用統計が金融市場の注目を集める。投資家は、非農業部門雇用者数が前月比16万5000人増え、失業率は7.5%に低下すると予想している。 ただ、その前の4日が米独立記念日であるために取引が細り、雇用統計発表時のボラティリティが大きくなる可能性もある。ドイツ銀行(ニューヨーク)の外為戦略責任者、アラン・ラスキン氏によると、通貨オプション市場では5日の取引について、特にイベントのない通常の日と比べてユーロ/ドルのレンジが2.5倍、ドル/円では3倍程度に高まると見込まれているという。

「ボラティリティが大きくなる」とは、全体の取引量が少なくなることで、小さな取引でも値が動いてしまう状態。というわけで、雇用統計の発表次第では大きく値が動くこともありそうです。どうなるかは……知らん。

〔外為マーケットアイ〕ドル一時100.79円まで上昇、5月末以来の高値を付ける | 外国為替 | Reuters

2日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して幅広く上昇し、ドル/円 は一時100.73円と6月3日以来、約1カ月ぶりの高値をつけた。最近の米経済指標が総じて堅調で、米連邦準備理事会(FRB)が想定よりも早く資産買い入れ(量的緩和)を縮小するとの観測が強まったことが背景。ユーロ/ドル は6月3日以来の安値となる1.2962ドル付近まで売られる場面があり、終盤は0.7%安の1.2978ドルとなった。 この日は「100円前半では押し目買いが見込まれ、100円後半では利食いや実需の売りが入りやすく、上下どちらにも動きづらい。100円半ばを中心とする値動きとなるだろう」(外為アナリスト)という。また、米国時間には、6月の全米雇用報告、新規失業保険申請件数などが前倒しで発表される予定で、注目が集まっている。

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