雨の降る季節

雨の降る季節になると 古傷が疼き出す 街を夕立の黒い雲がおおい始め しくしくと 時折、ずきり。 歩けなくなるほどの痛みが左膝を襲い 僕は そこにうずくまった 仕事が終わりに近付き 街に 雨粒が落ち始めたころ 僕の彼は 何を言おうとしているのだろう、何かを伝えたいに違いない きっと それは 追憶の影か 陽が照りつける 砂の匂いか でも そんなこと、聞いちゃいない 神経に触れるたびに ズキリ ずきり響く 必死で脚を伸ばしてみたり 縮めてみたり 通り雨 通り過ぎる なにか つかめずに すっと ぼんやり 消えていく また 次の夕立に

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花粉症。

どうも近年、花粉症に悩んだ記憶がない。 目に見えるところにほとんど減っていない、 鼻炎チュアブルが放ってあるのを見てもわかる。 昔は…スギ花粉の季節になると、戦々恐々としていたものだ。 さすがに、眼鏡にマスクなんてなりで外出したりはしなかったが、 鼻炎薬は手放せなかったし、毎日食後に漢方を服用していた。 スギだけじゃなく、イネ科の植物の季節にも詳しかったし… なにより体がそれを教えてくれていた。 それが、なぜ??? スギ花粉が急に減るわけはないし、アスファルトは増える一方だ。 むしろ、花粉症は増えているに違いない… 当然、食生活も改善なんてしてないし、エアコンが優秀になったわけでもない。 ただ、若干だが…体質が変わったらしい。 そういえば、ここ何年か継続して行っていることがある、 それは、鼻うがい。 基本的には鼻炎対策なんかじゃなくて、 煙草の吸いすぎで気持ち悪い鼻をすっきりさせているだけだが、 それで鼻の粘膜が鍛えられているのかも。 まぁ、そんなことは言っても、程度の問題で、来年春には、目薬だ、鼻炎薬だと 出費がかさむことになるんだけどね。 現代人だし、いたしかたあるまい。

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残業。

遅刻の罪悪感から、残業して帰宅。明日が土曜日のため、今日が給料日なのだが、メトロ(今日はDiamondsAreForever)に行く気も起こらず。長いこと行ってないなぁ。ダイアモンドも。おうちで大人しく鰻を食うことに決める。

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Service Cuts

玉山鉄二 映画で“逆境球児”
漫画家・島本和彦氏(43)原作の野球コミック「逆境ナイン」が、人気俳優の玉山鉄二(24)主演で映画化されることになった。さまざまな苦難を乗り越えて甲子園を目指す高校球児の奮闘を、ナンセンスな笑いを交えて描く。最新のCG技術による魔球や秘打も登場。映画初主演となる玉山は「リアリティーを超越した何かを出したい」と気合十分で、既に撮影に臨んでいる。 「巨人の星」の星飛雄馬、「男どアホウ甲子園」の藤村甲子園を超える熱血スポ根ヒーローが、実写の世界で誕生する。その名は「不屈闘志」。全力学園のエースで四番。部員の離脱、右腕の骨折など、逆境になればなるほどカタルシスを覚える熱い男で、甲子園出場が果たせなければ廃部という最大の危機に立ち向かうのが「逆境ナイン」だ。 89?91年に「少年キャプテン」(徳間書店)で連載され、島本氏の最高傑作の呼び声が高い。メガホンをとる羽住英一郎監督(37)も、かねて映画化を熱望しており、不屈役には「絶対に資質がある。きれいな花のイメージを雑草に変えたい」と、玉山に白羽の矢を立てた。 「今の時代、一生懸命に頑張ることが恥ずかしいといわれている。だから、全力という考え方が、いいなあと思った」と原作、脚本にほれ込んだ玉山は、撮影の2カ月前から筋トレを開始。体脂肪率を16%から8%に落とし、さらに禁酒もして野球選手の体をつくり上げた。 撮影は往年の大投手・沢村栄治の故郷・三重県でのオールロケ。合宿生活のスタッフ、キャストに加え、不屈が土壇場で繰り出す魔球「男球」などの特撮描写のためCG班も現地入りし、ドラマ部分と並行して撮影を行う力の入れようだ。 常にテンションの高い演技を要求され、セリフの量も膨大な玉山は「心の声を大切に、割り切って勢いでいくしかないですよ」と、初主演のプレッシャーを感じる余裕もない様子。それでも「自分の殻にこもるのは嫌い。あくまでチャレンジで、いい意味でファンを裏切っていきたい。リアリティーとの戦いで、超越した何かを出したい」と新境地開拓に向け、まさに“闘志”をみなぎらせている。 TT 以上、サービスカットでした。 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

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Getup

ブルーな状況からは力強く回復。よーしこれならなんとか乗り切れっかなーと思った翌日に遅刻。 …。 『好事魔多し』って、別に良いことあったつもりはないのに魔は多し。Fuck。まぁそうは言っても自分がだらしないせいなのと、こうなった以上早く行っても普通に行っても罰金は罰金なので、諦めて、しっかり準備して出掛けることにする。まったく。 25日過ぎたら誰か飲みにでも誘わんと。ダメだダメだ、これじゃ。市場君か、ナカジマ君とでも飲みに行くか。いっそのこと大阪で夜遊びって手もあるなぁ…であれば、ミエちゃんだな。大体毎日どっかでDJしてるし。『DJ = 時給の安い仕事』、だそうで。確かに…そこまでしてやらんでも…と喉を出かかったが、キャリアを積むのには恐らく大事なんだろう…と思って飲み込む。 あぁ。こんなの書いてないで行かないと。あーブルーだ。今夜はヤケ酒かなーむしろ逆に。

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Us… around Ichiro.

イチローが、遂に偉業を成し遂げようとしている。 シスラーの持つ年間記録を塗り替えると、これは84年ぶりのことらしい。 George Sislerが年間257本の安打を記録したのは1920年。 Babe Ruthが年間59本のホームランを記録したのが1921年だから、それよりも前の記録だ。 Babe Ruthの記録が破られたのは1998年だから…そろそろ破られても良いかもしれない。 でも、だからといってそれが簡単なわけじゃない、 年間の安打記録上位は戦前の記録が占めていて、 ベースボールの性格そのものが打者有利だったのか、 なんなのか、とにかく違ったことが想像できるからだ。 まぁそういう調べれば分かることはおいておいて、米メディアの反応を。 日本では、イチローに対して、『不振だ』『スランプだ』とつつくメディアはいたが、 正面切って、『大したことねぇよ』と言った人は恐らくいなかったと思う。 いや、実際凄いんだから無理して言う必要もないが、 『イチローに慣れてしまっていること』を自覚しつつも、 それを必死で隠して、ことさらに賞賛しようとしていたような感じもある。 それに比べると、アメリカってのは凄い、と思う。 ワシントンポストのWEB版だったか…堂々と、 『イチローなんて普通じゃねぇか』、と言ってのけたコラムニストがいた。 日本のニュースソースで抜粋を読んで気になったので、英語版にもいってみたが、 『出塁率はそんなに良くない』『チームを勝利に導いてるわけじゃない』 『内野安打ばっかりだ』『シングルばっかりで長打が打てない』 というような、いやまさに重箱の隅という要素を挙げて、 『だからGOODだがSUPERじゃない』と言ってのけていた。 当然僕は承伏できなかったので、 『君の言ってることは正しいよ、でも止めれるもんなら止めてみろよ』 とコメントしてやったのだけど、 バカが付くほど単純に、ここまで、『お前のヒットなんか見飽きた』と言い放つ、 アメリカ人という人種と、それを容認するメディアに舌を巻いた。 確かにね…僕らだって、多分、『今日何本打った?』って思ってるもんな。 野球は3割のスポーツなんだから、3試合あって、1試合が4打数4安打なら、 普通は、残りの2試合はノーヒットなんだよね。 実際のプレイヤーでさえわからないことなのに、 『彼が、今、何をしているのか』 なんてことは僕らにはわかり得ない、84年振りとか、257本とか、そういうことで、 『凄い』を演出しないと、『あ、またやったの』で終わってしまいそうな、 逆に言えばそれほど分からないことを彼はやっている。 (ちなみに今シーズンの安打数第2位は今現在201本だから…イチローは突出している) 彼の凄さが理解できないところが悔しい。 でも、彼が凄いってことは、わかるよ。 無理に数字を挙げたりなんかしなくても。モニターのこっちにいても。 マリナーズは今年、良いところが全くなかったし(別にマリナーズファンじゃないけど)、 記録に手が届いたらいいなぁ…彼の前では、杞憂かな?(苦笑) いやいや、体も心も疲れてきてるだろうし、大変だと思うけど。

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