エルニーニョもどき

今年の異常気象…
具体的には、太平洋高気圧のがんばりと、黒潮の蛇行、は、
『エルニーニョもどき』という気象現象が原因だと言われている。

もどき?

これは、山形俊男東大教授(気候力学)が名付けた現象だそうで。
通常のエルニーニョが、『チリ沖の水温が上がる』という現象であるのに対し、
もどきは太平洋中央部の水温が上がる現象。
エルニーニョと同じくはっきりとした原因は分かっていない。

このせいで、発生する台風が全て高気圧を避けて迂回するため、
いつもなら、房総半島当たりをかすめるような台風も、
九州から上陸して本州に沿って進むという特異な進路を見せている。
8月中旬には収まるという話だったんだけど…
台風の進み方見てると、まだまだみたいね。
太平洋高気圧が張り出してる限り、暑いしねぇ…

それでも、最近は、気温こそ高いけど、
風のせいか、湿度のおかげか、日中は涼しい。秋には向かってるようだ。

今年は地震もあったし…天災の多い年だな…。
でも、一発デカイのが来るより、小出しの方がまだいいか。
これ以上何もありませんように。


…にしたってやっぱりこの名前はどうかと(笑)
エルニーニョに似てるってのはわかりやすいけどさー