雨のち晴れ / Mr.Children

単調な生活を繰り返すだけ そんな毎日もいいさ 親友との約束もキャンセルして 部屋でナイターを見よう あの娘が出て行ったのは もう3か月前 淡い想い出だけを ほのかに残して 涙もない 言葉もでない あっけない結末 あれほど燃え上がってた二人が嘘みたい 最近じゃ グラマーな娘に 滅法弱い 男ってこんなもんさ 新人のマリちゃんに言い寄っても まるで手応えが無い 不景気のあおり受けて 社内のムードは 緊迫してるから 僕一人が浮いてる 上司に愚痴言われるうちが 「花」だって言うから いっそ可憐に咲き誇ろうかと思うよ ああ もうちょっと もうちょっと 頑張ってみるから ねえもっと ねえもっと いい事があるかな 今日は雨降りでも いつの日にか 「お前って暗い奴」そう言われてる 幼少の頃からさ 1DK 狛江のアパートには 2羽のインコを飼う ああ たまに実家に帰れば 真面目な顔して 出来損ないの僕に母親は繰り返す 「生きているうち孫を抱きたい」 それもわかる気がする なるべくいい娘探したいって 思っちゃいるけど ああ もうちょっと もうちょっと 僕を信じてみて こうなっちゃ こうなっちゃ 後戻りできない イメージはいつでも 雨のち晴れ 優秀な人材と勘違いされ あの日の僕はただ 過酷なしがらみを 掻き分けては 頭を下げていた 若さで乗り切れるのも 今年ぐらいだね この先どうなるのかなんて 誰もわからない その日暮し 楽しく生きりゃいいのかもしれないね そんな事思いながらも また日が暮れる ああ もういいや もういいや 疲れ果てちまった そう言って そう言って ここまで来たじゃないか 今日は雨降りでも いつの日にか もうちょっと もうちょっと 頑張ってみるから ねえもっと ねえもっと いい事があるかな イメージはいつでも 雨のち晴れ いつの日にか 虹を渡ろう

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where their eyes are aimed

『Number』という雑誌を、 どれぐらいの人が読んだことがあるのかわからないけれど、 記事を読んでいて僕がいつも気にすることは、 『誰が書いているのか?』ということだ。 雑誌というメディアの性質上、 その記事を誰が書いているのかということは、一般的に、注目されないことが多い。 記事を書いているのは出版社のライターであり、編集長であり、 誰、と名乗るようなものではないことが多いからだ。 しかし、Numberは違う。 あれは一種の、『論文集』、だ。 スポーツ以外の批評でも同じことかもしれないが、大事なのは、 一冊の中の縦の流れだけではなく、筆者を通した横の流れ、でもある。 たとえば、日本サッカーについて書かれた文章があるとする。 今号の記事はやけにジーコの戦術に辛辣だな、と思っても、 それがそのまま雑誌の態度ということにはならない。 筆者が後藤健生であれば当然の流れだし、金子達仁であればもっと心情的、感傷的だろうし、 戸塚啓であれば、西部謙司であれば…、という特徴がある。 F1記事の筆者が今宮純(もしくは今宮雅子)であれば安心できるし、 そうでなければ力が入りすぎているな、と感じる。 イチローのインタビューが、佐藤俊であれば、書いてあることが本音であるとわかるし、 その他多くの筆者に関して思うことが多くある。 人によって、書くことや、思うことが違うのだ、と認識するのは、非常に大事なことだ。 テレビやインターネットを始め、多くのニュース報道というものは、一般的に匿名である。 Yahoo! にとある記事が載ったとき、多くの場合は、 『時事通信』『ロイター』という区別のされ方をする。 記者名が載るときもあるが、多くの場合はクレジット以下の扱いだ。 必然的に僕らはそれを額面通りに受け入れ、事実と感想とを一緒くたにして取り込む。 溢れるようなニュースを、全てそのように受け入れ、それに慣れてしまうと、 自分で考える、ということをしなくなる。 誰かの主張で固められた、薄っぺらい人間の誕生だ。 重要なことは、何かを目にした後に始まる。 筆者に比べて、僕らが持つ情報は、あまりに少なすぎるが、 しかしそれでもひとつの視点を持つべきであることには代わりがない。 後藤健生と、西部謙司と、金子達仁と、…それから自分とで、ディベートを行う。 そして、誰かのどこかは切り、誰かのどこかは拡張し、 確かに切り張りではあるが、それでも自分だけのものを作り上げる。 それが重要だ。 僕らの存在意義というのはつまり、そこだ。 一つの世界を共有し、異なる視点を持つ。 他人の視点は僕にはないし、僕の視点もまた然り。 僕が、人間のことをもっと知りたい、と思う理由も、そこにある。

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John Gress

こんなことは滅多にないんだけど、 ふと目にした写真()がどうも心に引っかかったので、撮影した人物を検索してみた。 ロイターへの仕事が多かったので、 『あぁ、ロイターのカメラマンなんだな、』 と思ったらそうではなく、フリーランスで働くカメラマン。 名前は、John Gress。 オレゴン州出身のカメラマンで、10代前半から写真に興味を持ち、 いくつかの新聞社に属した後、今はフリーで、 広告やスポーツ、政治、など幅広く活躍している写真家らしい。 全く何気ない、ただの報道写真だったのだけど、 そんなテーマでさえ、何かを持つ写真を切り取れる。 素晴らしい。 John Gress Official Site: Chicago Photographer — John Gress Photography http://www.johngress.com/

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仰木彬流。

昨夜は、久々にタクマと飲み。20時頃河原町三条で合流して、特に行き先は決めてなかったが、三条木屋町の『魚々よいち』(ととよいち)産地直送というだけあってなかなか通好みな食材が揃う。お造りは『産地』には負けるものの、総合的に見て美味かった。石鰈、鱧、鯖押し寿司、生牡蠣(酢掛け)などを食い、ビールと日本酒(八海山)を飲む。お互い愚痴ったあと、先斗町のウォッカバー『ウオッカバー・ナカニシ』に向かう。ウォッカだけではなく、カクテルやソフトドリンクもあるんだけど、とにかくそのウォッカの数に圧倒されて、『あぁ!ここに来たらウォッカを飲まなくてはならない!』と思わされる。ウォッカ知ってるつもりだったが…ひとっつもわからねぇ(苦笑)仕方がないので、マスターお薦めで。ショットグラスに並々と注がれたウォッカが、チェイサー付きで出てくる。それをちびりちびりとやりながら、男達は話に花を咲かせるのである…が、雰囲気に圧倒された私はウォッカの美味さ、濃厚さもあって、ものの10分ほどでグラスを干し、店を出てしまった。チャージ600円、ウォッカ600円。チャージを取られる店に入ったのは久々だったが、先斗町にしては良心的、とも言えるかもしれない。その後、なぜか?みづきを呼び出し、3人でわがまま屋へ。しかーし、おいらは既にかなり回っており(というのも、朝晩の運動にまだ体が慣れておらず、疲れ切っていた)結局熱燗2合でダウン(それもほとんどみづきが飲んだ) すまん、みづき。 帰り道、時計見たらまだ23時だったんでかなり驚く。ふらふらと歩きながら。非常にしんどく、異常に時間が掛かって家着。もちろん、そのまま爆睡。 今朝は…6時に目が覚める。正直言って早過ぎるわけだが、それ以上はもう眠れそうになかったので、諦めて起きる。昨夜の運動をパスしたおかげか、体の筋肉痛はかなり収まってきている。二日酔いはそれほどでもないが…目の裏が痛い。のそりと起き出して、走りに出掛ける。大酒飲みで有名な仰木彬元監督(および新監督)は、前夜の酒を抜くために、選手と一緒に毎朝外野を走っていたそうだ。汗と一緒に出す、と。今朝の自分も、さしづめ仰木彬流。距離が伸びていく毎に体から二日酔いの感じが消え、筋肉痛もなく、心肺機能も調子が良く、今日は気持ちが良かった。4日目にして早くも慣れてきたかな。3日間、歯を食いしばって重い体を引きずってきて良かった。ようやく、LSDを考えられる。 昨夜の行状から推測できるとおり、案の定今朝は体重増え放題。汗を流して絞ったが、とりあえず今朝の体重はその『戻っちゃった』数字、ということで。 [74.2kg/25.5%]

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タバコが不味い。

口が渇いているせいか、とにかく煙草が不味くて仕方がない。 気分転換に…と、 くわえて火を付けるのだけど、すぐに、あぁもういらね…と感じてしまう。 (貧乏性なので最後まで吸うけど) 『ダイエット中は喫煙を控えるように』 と、どこかのサイトで見た。 理由は、食事制限中は摂取する栄養素が限られてくるので、 喫煙によってビタミンが壊れるのは良くない、ということらしい。 であるなら逆に好都合。 不味いし、吸いたいとも思わないので、このまま本数を減らしていくことにしよう。 そのサイトでは、ストレスを増やさないということを考えると、 止めろとは書けないので、せめて減らせ、というような趣旨のことが書いてあった。 ストレスはやはり心身共に、一番よろしくないわけで。 ふむ…。

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連日の快眠。

昨夜も、結局買ってきたビールで撃沈。眠気が振り切れて、23時過ぎに就寝。今朝は5時半頃雨音で目覚める。窓を開けて外を見、『あぁ、今日は走れそうにないなぁ…』と思い再び眠りにはいる。8時に目覚ましで起きて見ると、雨は上がっており、うむ。行くしかねぇな。行く。外に出てみると、また小雨が降り出していたが、もう止められるわけもなく。そのまま京都御苑内、京都御所の周りを走って帰還。全部で4?くらいかな… 風呂を出、朝飯にトマトと蕎麦を食って準備OK。ここからの4日間、しんどい。へたすると走れないかもしれんほど。時間を見つけなければ。今日の予定:タクマ君と飲み。 (明日:ADAM@METRO / 明後日:route@METRO / 明々後日:SWITCH-OVER@WELLER’S) [71.4kg/27.0]

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阪神・井川がノーヒットノーラン、プロ野球71人目

僕は、基本的には、『消極的巨人ファン』。 よく、巨人ファンに対して、 『金で集めて出来たチームのどこが良いんだ』とか、 『デカイ顔しやがって偉そうにすんな』とか言う人がおりますが… そんなもん、俺らのせいじゃない。 ましてや、選手や、チームの責任なのか? 単純に、子供の頃一番よく目にしたチームであり、選手であり、 良い野球をしていた(堀内の野球はは微妙。あいつはいらん)から、 ファンなのであって、球団がどうなのかなんてコトでチームは選ばない。 その僕が、最初にきりきり舞いさせられたときから、 一目置いていた投手が、井川慶。 ものすごく切れるストレートにスライダー、そしてチェンジアップ。 絶好調だと、もう、触れない。 一目置いていたというコトはつまり… 苦々しく思いつつも、尊敬もしていたということ。 尊敬していた選手が、ノーヒッター達成。これは素直に嬉しいなぁ。 別に虎党に媚びるわけじゃなくね。 素直に、祝福したいと思う。

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