こんな夜もあるのさ
やってはいけないよ、 と、 自分で自分を諭しながらも、なかなか眠る気になれない 午前3時。 紐解く、自分の残してきた言葉。 僕は、自分の文章が大好きだ。 きっとね、行間を埋めるモノが僕にはあるから。 みんなにはね、行間なんて、『真っ白け』があるだけなんだけどね。 『君の声を探しに… 』 想うことは数限りなくあるのだけど 文字や、言葉に出来ることは、ほんとうに、ほんとうに、少ししかない。 示唆だけ残して、打ちきられた言葉が、 今僕に語るモノは何もない、 僕は、その頃の僕じゃないんだよ。 僕は、今ここに生きている僕以外の僕じゃ、もうないんだ。 今の僕の想いが、なにを示唆してるかはよくわからない。 むかし良く聴いて、涙していた歌が今流れているけど、 いまは、波のむこうになにがあるのか、よく見えない。 友達からの、イベントのお知らせ。 ほんの少し、元気に。 僕はいつも行きたい、と思いながら、毎回、巡り合わせが悪くて行けたためしがない。 だから、いつも僕の返信は、 月に一度の近況報告。 そっか、頑張ってるんだね、俺も頑張ってるよ、 すこし、酔いたくなってきた。 わかってるさ、休みなのは明後日で、明日じゃないことくらい。 明後日が休みだから、明日はどうしてもやり遂げなきゃ帰れない仕事があることも そのためには、朝イチからクリアじゃなけりゃいけないことも なにも、起きないことも 心におきたさざ波を、 つまみ上げることなく、おさまるまで眺めていたい、 そんな夜もあるのさ また明日になれば、いつも通り 笑ってすごせるようになるのさ だから、きょうは少し 油断していてもいいかい?