ポッドキャスティング…
名前だけは知ってるんだけど、実はいまいち仕組みがよく分かってない(汗) 知ったかぶりして言うと、RSSなどを利用して音声配信すること、だと思うのだけど、 ん、ダメだな、イメージできない、調べよう。素直に。 参考:ポッドキャスティング – Wikipedia いろんな用語集も便利なのだけど、根本的に分かっていないときはWikipedia。 で、それによると配信手順は、
1. 音声をPC等で録音し、MP3ファイルに変換する。 2. WebサーバにそのMP3データをアップロードする。 3. そのMP3ファイルへのURLがenclosure要素により関連付けされているRSSを作成・公開する。と、なる。 聴くときは、enclosure要素に対応している(=ポッドキャスティングに対応している) RSSアグリゲータ(≒RSSリーダー)でそのRSSを取得すると、 自動的にenclosure要素に指定されているMP3をダウンロード、保存する、と。 なーるほどねー簡単だ。 早い話が…ネットラジオ局から、WEBサイトを省略するとこうなる気もするね。 で、なんでまた改めてこれをまとめたかというと、 CHEEBOWさんのところ(ヒビノアワ)で、abcdefg*record(*1)に関する、 こんな記事を目にしたため。
abcdefg*recordのPodcasting「コアレディオ」 | ポッドキャスティング・ネットラジオ番組制作者用に楽曲の無料配信をスタート!おおおお。 すごい。 もちろん、ただ太っ腹ということではなくて、 インディ系の場合、とにかく聴いてもらうことが一番大事だ、という、 プロモーションをある程度視野に入れた活動なのだろうけれども、 それはある意味で、結果そうなってくれれば、ということでもあるし、 ユーザの視点から見れば、CHEEBOWさんの言われるように、ポッドキャスティング、ネットラジオ番組を作っている人に向けて、 abcdefg*recordからリリースされている音源をMP3(128kbps)で無料提供します。 なんと、各バンドがアルバムから一押しの楽曲を提供してくれました!! ダウンロードして自分の番組内で自由に流してください。 フルコーラスのOA、BGM、どちらで使うのもOK。 曲紹介して流してくれると間違いなくバンドの人が喜びます。 気に入った楽曲があったらビシバシ番組で使っちゃってください!!
こういう動きがどんどん出てくれば、インディーズの音楽を聴く機会も増えて、で、お気に入りのPodcastの中でかかるそれらの曲はとても身近に感じるかもしれない。別に、メジャーだけが音楽じゃないし(というか、僕はインディーズばっかり聴いてるし)ってことが浸透していくかもしれない。 abcdefg*recordのこの動きがきっかけとなって、いろんなレーベルがこういうことを始めたら、音楽の楽しみ方が変わってくるような気がする。(ヒビノアワ: Podcastingで音楽を流して、みんなでハッピー)という動きに繋がっていくような気がする。 若干、内側に足突っ込んでる身から言うと、 音楽業界の態度は、硬直とか、保守的とか言うんではなくて、 単純にみんな、知らないんだと思う。 プロモーション手法は意外に古くさいし、 同じような効果であれば、昔ながらの方(雑誌掲載とかね)を有り難がる感じも多い。 大手のような、専門の部署があるレーベル、 または、少数で運営して意志決定が異常に速いレーベル、 そういうところは、割合すっと動けるんだけど、 その真ん中のところはなかなか…動かないよね。 よく、ネット上で起きていることをすべて十把一絡げに、 『現実ではない世界』と断じる人がいるけれども、それは違う。 ネットは世界ではなく、現実を結びつける手段だし、 繋がりの先には必ずなんらかの現実がある。 ネットラジオ局に対するプロモーションは、言ってみれば、 FM局に対するプロモーションをネットベースに置き換えただけのことだ。 レコードショップや、FM局に送るサンプルで金を取るレーベルなんて多分ない。 (サンプルに権利を主張するアーティストも) それは必要経費だし、まず聴いてもらうことが大切だからだ。 この文脈をそれぞれ、置き換えれば、そのまま、abcdefg*recordの活動になる。 ただ、それだけのことなんだけど。 見た目が全然違うので、及び腰なのかもしれないけど、 実は中身は同じなんだよね。 んー、提案してみようかなぁ… 自分の仕事が確実に増えるのは嫌だけど(今だってこなしきれない) でも、知らないまま見逃していくのと、 知った上で不採用とは違うからね。 少し、abcdefg*recodさんの様子を見て、勉強させてもらおう…。 うーむ。