take off your shoes.
久し振りにあった友人に対して 俺が愛想なさ過ぎることは、重々承知の上で それでも敢えて言わせてもらえば。 頼むから、土足で俺の心に上がり込まないでくれ… じっと見ている顔と表\情と言葉を見て、 俺が思うのは、 『こいつ、俺を見てないな…』 自分の中にいる俺と話したいのなら、 オナニーでもしておいてくれ。 そんなのが欲しかったの? 凹みがちだった俺に気づけ、とは言わない。 言わないけど、 自分の要求に添わない俺に対して、 変だな?と思わない時点で、 俺に言わせれば、どうかしてる。 逢わない何日かの間に、 『自分の中の俺』を作り上げたのだろう だけどね、俺はそれとは違うのだ。 自分の中の俺=現実の俺なら、 逢う必要なんてないじゃないか 気遣いの足りない俺を弁護する気はない でも、どんなに望んでも、 俺が自分を曲げて、 べたべたしたり、 愛想を振る舞ったり、 そんなことにはならない。 俺が悪いって? 価値観が違うらしいね。 誰しも価値観が違うのを、 コミュニケーションで補っていくんじゃないか。 自分だけで自分と俺を作り上げて、 遊んで、 楽しいかい? キミがふとしたときと感じてるのと同じ疎外感を、 君と話してるときに、始終感じてるんだ なんて、今、説明してもわからんだろうな。 ぐだぐだ説明もしたくない。 偉そうで嫌だ。 だから、ここにかいとく。 んじゃ。