エロ本。

エロ本というものを買わなくなって久しいが、あぁいう類の雑誌は、決して愛読するようなものではなく、続きもの満載のエロ漫画雑誌だったとしても、ある種の衝動で購入するものである(続編が気になることはなるがそれ目当てで買ったりしない)。
もっとも、衝動を感じる場面は、女日照り、なんぞではなく、何と言っても帰省からの帰り。実家で満足いく性処理が出来ない(俺は一体なんの話をしているのだ)せいもあるだろうが、なんとなく行き帰りの新幹線にも原因があるような気がする。新幹線には、なんとも言い難い、現実からの開放感があるのだ。キオスクで買うスポーツ新聞・風俗面。高速で移動しながら、この狭い空間に閉じ込められているという矛盾。そういう場所で何時間も過ごしていると、なぜか、エロ本的衝動が生まれてしまうのである。新幹線にはそうした衝動を肯定する、ある種のエロチシズムがあるのかもしれない。
…とまぁ、ここまでわかるようなわからないような、否定できないが全面賛成もどうだ、という論理である。が、早い話、実はただの言い訳である。東京からの新幹線で、特に必然性のないはずの、そういう衝動を感じているだけである。
ていうか、そんなもんどこで買えばいいんだ?いい年してエロ本て(笑)