東京

街を歩いていて、ふと、 東京に住んだらきっと面白いだろうな、と思った。 東京という街がどんな街かはともかく 僕はきっと、東京を楽しめるだろうな、と思う。 ただ単純に新しくて大きな街なのではなくて 古い街の上に新しいものが建っている そこに住む人の意識こそ大きく違うが ある意味で、京都と似ている。 路地が好きで仕方がない、 そんな僕の趣味にもぴったりと合う。 東京に行くつもりは全くないけど。 今は、とてもそんな気分にはなれない。 いや、でも、1ヶ月くらい下北で勤務したいな。 無理だろうけど。

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tears without fears

目覚めてすぐのコウモリが 飛びはじめる夕暮れに バレないように連れ出すから カギはあけておいてよ 君の記憶の片隅に 居座ることを 今決めたから 弱気なままのまなざしで 夜が明けるまで見つめているよ

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信じるもの

運命やタイミングや縁が存在していることを 僕は知っている。見たことはないが、 『状況証拠』 から、在ることはほぼ間違いない。 でも僕はそれを信じない。信じないことにする。 いつどのような形で現れるかわからず、本質的には常に手遅れ、 そんなものを信じ続けられない。 頭の片隅に置くことは出来ても、それに寄り掛かっては生きられない。 恐すぎる。 僕は今の自分の感情と意思を信じる。 前世のことなどすっかり忘れてしまったし、 事実上、今初めて生きているのだから、間違えることはよくある。 ただ、そのときに考え、思えばいい。 どれだけ悩んでも考えても、思う通りに進んでも、人生は失敗ばかり。 たったひとつの人間関係さえ、上手く行かないときがある。 必死で、『これでいいんだ』と言い聞かすことも。 ウェットな夜にドライな感情を持とうと努力することも。 なぜ、人生はかくも僕を悩ませる? ものごとの結果は大概失敗、とわかっていても、 この道を進み、誰かを愛する。今この瞬間でさえ。 どうせいずれ失敗するのなら、それを誰かに規定されていたくない。 『されているかもしれない』と疑っていても、それに身を任せていたくない。 僕が愛する人は、僕自身の意思で選んだ人だ。 それ以上でもそれ以下でもない。 どんな欠点があろうと、僕が変えてみせる。変わってみせる。 変わらなくたって、理解してあげたい。 それが生きるということだし、 失敗と失敗の間の僅かな営み、その意味するところだ。 今の僕にはなにもない。 愛した人は随分前に去ったし、 仕事もなかなか思う通りには進まない。 だが待て、逆説的にはこれは 『運命』的に『失敗の終わり』だし、 暫くは失敗しないということだ。 いずれ終わるだろうが、 また新しい何かを築ける『タイミング』でもある。 僕は相変わらず、 右から左へ視野を移すようには、人生を変えようとしない。 今までのものとこれからのもの、 そんな風に人生を区切ったりしない。 全てを抱えて、生きようとする。 僕にとってはそれが一番自然だから。 そのせいでよくものを落とすのが欠点だが… 大事なものは、決して離したりはしない。 大事だとわかってさえいれば。 いずれ、失敗する。 だからといってそれが決まっているわけじゃない。 少なくともそれは信じない。 自分の心が喋らなくなれば、そこが終わり。 また、違う話題を探す。

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a glass of Coffee.

慌ただしく休憩を取ってカフェへ急ぐ。 友達のイベント。 土曜日の街は陽気に誘われた人で すごい混雑ぶり。 人と車と自転車とが入り交じって… もうわけわからない状態。 カフェは御幸町錦小路上がったところの2階。 友達は皆くつろいでいて、 ゆったりとした音楽が流れていて。 急いで顔を出して少し気まずい でもすぐにうちとけて、友達と話は始まり。 疲れを癒すアイスコーヒーと(ごちそうさま) 紹介されたての友達と盛り上がる?話。 自分向きには塞ぎ込むことがあっても 顔を合わせる友達にはそうでもない、 サイトを覗くと濃いブルーであっても。 しばし、ゆっくり過ごし、 また、混み合う街の中を自転車を駆って仕事へ戻る。 コーヒー一杯ほどのひととき。

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GF

ストビに行ってはみたものの、自分の疲れとフロアの空気、客のテンションなどが相まって、上がれず。友達と合流したけど同じく。で、結局友達と、その同居人を部屋に招いて、『水曜どうでしょうベトナム』鑑賞会と相成ったのでした。もちろん、日本酒はばしっと空けましたが。DVDに突っ込み続けて4時半解散。あれ?飲みに行こうぜと誘ったはずなのに、俺の話は?(苦笑) まぁ、別にどうせ2週間内外に再び飲むだろうしそのときにでも。現状、希望、諦め、その他。まぁ…衝動的に結婚するのもいいかなー別に誰も異議を唱える人はいないわけだしな(笑)さぁ、寝るか。眠い。極限的。

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Blue Sky.

おお、なんだか知らないが気が付いたら『弱い文章』を立て続けに何本も書いてアップしてるじゃないか…まったく。恥ずかしい限り。塞ぎ込んでる感は否めないんだけどそんなことだらだらと書き続けてもね。しょうがないわけだし。必要なことはそれをどう誤魔化さないで(美化もせず卑下もせず)自分として見つめられるか。たとえ疲れて落ち込んでたとしても、それさえ出来ればかろうじて顔を上げることが出来る、だろう、たぶん、な? とおもいながら、いつも通り、京都ホテルオークラ前の木陰でタバコ吸ってたら偶然にも久々の友達に遭遇。仕事の研修?見学?だそうでありまして。文明堂に行く途中とのことでありました。そりゃ、俺はどこにいたって変わらないけど、クラブの暗闇で見る女の子と、きちんとメイクして陽射しの下で見る女の子とじゃそりゃ印象は違うわな(苦笑)休憩時間がまだ結構あったので、だらだらと近況をしゃべって笑いつつ、じゃーねーと。イッペイさん変わってないですね、だそうで。良いのか悪いのかよく分からんけど。とりあえず喜んでくれてたので、良しとしよう。 そんなことありつつ、飲みいかねぇか?と連絡してみるも今日は仕事終わるの遅いとの返事。うーむ。仕方がないメトロ(ストビ)かなぁ…大人しく帰って寝ろっていう話もあるが。仕事終わったらもう1回連絡するか。終わる気配無いけど。ホントは自分で『終わり』、って言えば終わりなんだけどあんまりそういう気分じゃないな。ま、陽に当たることは精神にも良い、ってことで。

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give life to

僕は この世で たったふたつ こころから 尊敬できる 『命だったもの』 によって 生かされている 僕が今こうして生きているのは 彼らのせいだし 彼らのおかげだ 責任をとってもらわなくては困る そんなこと 向こうで優雅に暮らしているだろうに 迷惑なことだ でも 僕には彼らの助けが必要だ いつも 大事な場面の前には そっと 2度十字を切る 僕は別にキリスト教徒ではないし よくいる日本人と同様 無信教であり 多神教だ 深い意味はない でも 守っていて欲しい 僕が何か 大事なことをしなくてはならないとき そっと 側にいて欲しい Give Life to Me. 僕は 生きてもいるし 生かされてもいる この思いを 大切にしていたい。

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day by day

日々 過ぎていくごとに 想いが薄れていくのを感じている 記憶とは いずれ 形を失うもの その輪郭だけが どこかに 落ちている 触れなくなって 久しい その輪郭が落ちていたはずの 部屋も いまは僕の側にはない 僕は今 確かに ここにいて 煙草に 火をつけている 時間という形のないものが 確かに形を為していた 僕の 想いから 静かに 波のように 何かを引いていく それでいいのかもしれない これでいいのかもしれない 僕には わからない 追い求めるものが 愛ではなく 追憶へと形を 変えてしまったとき それは 額に入れられた写真のように 何も語らなくなる それは 遠くはないだろう 心の距離も 体の距離も 今の 僕には 関係ない ただ なにも望まれていない という事実だけが 僕から 愛を奪う 言葉なんて 何も伝えやしない 言葉を伝えようとすることに 意味がある そこには 確かに あなたがいるのだから 何も 変わらない 何も変わらないこの朝靄の中で また ひとつ 指の間をすり抜けていく

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