似てる男

『イッペイさんに似てる』といって男友達を紹介されることがよくある。 似てると思うし、性格合うと思うよ、ということらしい。 ところが、大抵の場合、驚くほど似ていない。 あぁ、正確に言えば、驚くほど僕の思う自分ではないし、 話もあまり合わない。 ただ、あぁ、こういう風に見られてたのか、と思うばかり。 そう言って紹介される男は、大概、その女の子にとって、 恋人か、好きな人か、どちらかで。 そう言う人を連れてきて、『あなたに似てるの』って言われても、 正直、微妙で、ちっとも嬉しくないわけだが、 しかし、まぁ、僕の良いところと同じ何かを、 その子は、その男の中に見ているわけである。 正直に言って、自分に似てるな、と思う人間に出会ったことは、ほとんどない。 かつ気が合う、となると、もう本当に、1人か、2人しかいない。 ほんと、いないもんだよな、と思う。 そして、僕には何か、重大な欠陥でもあるんだろうか? 友達には悪いが…大体紹介される人は薄っぺらい。 綺麗な言葉が得意で、瞬発力が優れている…そして人見知り。 うーん、そうか、俺ってこんなヤツか。 何ともリアクションを取りづらい空気に、 どうでもいいし、勝手に言っといて、と、逃げ出したくなるが、 友人関係って必ずしもそうもいかんもんなぁ。

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全球

生きているときに、全球としての地球を意識することは少ない。 地球が丸いことを頭では分かっているけど、 地平線を見てもいまいちぴんと来ない、 あの先が、滝になってる方が正直に言えば、ピンと来る。 恐らく一生、目にすることはないと思うけど… 少しは、地球人を実感できるかもしれない。

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リハビリ。

久々に歩いて出勤。 祇園祭で自転車の通行が困難なことを見越して、という意味もあるが、 もうひとつ、捻挫した左足のリハビリ、の意味もある。 長いこと『安静』にしていたので、傷が痛むというよりも、 筋肉が堅くなって動かなくなった感じがあって、やばいな、と思ってた。 思ってはいたんだけど…まだ一定以上曲げると痛みがあるし、 全力では走れない。ジレンマ。 しかし、昨日、宵山で結構な距離を歩いたけど、膝も足首も痛まなかったし、 問題はなかった。そろそろ、いいかな、と。 無理をすると元の木阿弥なので、未だに一歩一歩、 見極めながら歩いてる状態だけど、そろそろ運動しないと。 ストレスも限界だしね… 少しずつ。

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リズム

暫く休んで、の、 MUTTER再開なのだけど、ブランクのせいか、 環境のせいなのか、なんだか上手くリズムがつかめない。 書きにくいったらない。 カテゴライズとか、トラックバックとか、 小難しいことを考え過ぎなのかもなぁ… とりあえず、まぁなんだ。 暫くは、あんまり深いこと考えず、 今まで通り?適当にだらだら書いていくことにしよう。 コミュニケートも出来るけど、まずは、 自分が読んで面白くないと。 意味がないからね。

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regret

期待について考えていて、 ふと、思い当たったひとつのキャンセル。 あぁ…あれはしてはいけないキャンセルだったなぁ… やむを得ない事情があったとはいえ、 その重大さを考えると、アレは絶対にしてはいけないキャンセルだった、と。 裏切られると、期待しなくなる。 そういう繰り返しが、僕らの中にはあると思う。 恋人同士であれ、友人同士であれ、個人差はあるにしても、ある。 そう言う意味で言うと、アレは…してはいけないキャンセルだった。 それが、今こうして、返ってきてるのかな、って。 常に、約束を守り続けていくのは難しいんだけど。 はずせないポイントってのはあるはずで。 このことに関しては、まだ、立て直せる見込みが十分あるけど、でも… 後悔してる。 投げ捨てたくはないのだけど…

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距離感

自分がどんな状況か、なんて事を人はいちいち説明したり無いわけで。 それは僕もそうだ、具体的にどうこうして欲しい、してくれるな、なんて事を 友達みんなに知らせてたらそれはただ単に、ビョーキだ。 そんなわけだから、当然、外部からの接触に関しては、 それが親しい友人であったとしても、 時に、ある程度違和感を感じることもある。   …回りくどい言い方を止めて、手っ取り早く言ってしまえば、 今の僕は、前のように、ココロから笑える、というような状態じゃない、ということ。 落ち込んでるときに、そっと、なぐさめてくれるひと、というのはホントに貴重、 みんなから離れてタバコ吸ってるときに、ベンチの横に座って掛ける言葉を持っていて、 さりげなく酒をおごってくれる友人の優しさは、ホントに嬉しい。 でもやっぱり、無理なんだ。 普段だって、100%気を遣わないでいられるわきゃない、 同じように笑いあうとしても、エネルギーを使わずにそうなれるヤツもいれば、 エネルギーが必要なヤツもいる、 みんなに合わせてテンション上げていく、それほどしんどいことはないし 正直、逃げたかった。 何も言わなくていいから、ほっといてくれ。そう言いたかった。 多くの友人に対しては、元気な姿を見せるか、全く何にも無しでいたい、 醜いとは感じながらも、結局はそれが正直な想いだ。 『忘れる人間』というのを何人か設定した。 “携帯自殺”というヤツに近いかもしれない。 住所でしか繋がっていないなら、引っ越してしまえば、 携帯でしか繋がっていないならば、番号やメールアドレスを変えれば サイトでしか繋がっていないなら、サイトを移してしまえば。 忘れることが出来る。 安易に期待して、結果裏切られること、それが痛い。 眠りについた、『彼女』の側に帰るまでは、そっとしておいてくれ。 想いをすべて、海に流してくるから。

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NEXT ROOM.

いろいろ、ありましたが。 とりあえずまぁ、なんていうか、決心、みたいなもの? つきましたね。 この2週間は、本当にいろいろと 考えさせられることが起きて。 その度に、慌てたり、反省したり、考え直したり、 眠れない夜が続いたり。 涙を流したり。 このセンテンスがどのくらいの長さかは見えないけど ここで、一旦、ピリオド。 若干の残務処理は残ってるけど、それで、おしまい。 また、衝動的な文章ではあるし、 視界の範囲もまだ流動的ではあるけど、ただ、 一滴も酒は入ってないし、悩んでもないし、動揺もしてない。 多少、個人的なことで、落ち込んでるだけ。 一旦、ピリオド、その意味は、 わかるひとだけ、わかればいいや。

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2004.07.10.03:00

最愛の、『ひと』を亡くしました。 本当に大きな存在だった どんなときも、彼女が僕らを繋いでくれていた 僕はずっと忘れない ダメだ、もうこれ以上書けない、 これ以上、言葉にできない、 もう何年一緒にいたかなんてわかんなくなっちまった 長い間、ほんとうにありがとう さよなら

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a calling

入院した、との知らせを受ける。 あまりに苦しそうなので、朝の7時頃に連れて行き 夕方まで点滴を受けるという。 鎮静剤は命に直接関わるので打てず、 ただ、治癒力が回復するのを待つのみ、 ということだった。 泣いてるのかもしれない、 母の声が少しくぐもって聞こえる。 電話の向こうも、こちらも、もう、何も言うことはない、 文字だけ追えば非常に事務的な報告と、確認。 でもそこには当然。 もはや言葉にする必要のない、 悲しみと、感謝の気持ちが、ある、 是非に及ばず、命の終わりに関しては…確かにそうだ だが、言葉ではとても割り切れない、 とてつもない喪失感がここにある。 僕は、ただ、悲しい。そして、寂しい。

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