距離感

自分がどんな状況か、なんて事を人はいちいち説明したり無いわけで。 それは僕もそうだ、具体的にどうこうして欲しい、してくれるな、なんて事を 友達みんなに知らせてたらそれはただ単に、ビョーキだ。 そんなわけだから、当然、外部からの接触に関しては、 それが親しい友人であったとしても、 時に、ある程度違和感を感じることもある。   …回りくどい言い方を止めて、手っ取り早く言ってしまえば、 今の僕は、前のように、ココロから笑える、というような状態じゃない、ということ。 落ち込んでるときに、そっと、なぐさめてくれるひと、というのはホントに貴重、 みんなから離れてタバコ吸ってるときに、ベンチの横に座って掛ける言葉を持っていて、 さりげなく酒をおごってくれる友人の優しさは、ホントに嬉しい。 でもやっぱり、無理なんだ。 普段だって、100%気を遣わないでいられるわきゃない、 同じように笑いあうとしても、エネルギーを使わずにそうなれるヤツもいれば、 エネルギーが必要なヤツもいる、 みんなに合わせてテンション上げていく、それほどしんどいことはないし 正直、逃げたかった。 何も言わなくていいから、ほっといてくれ。そう言いたかった。 多くの友人に対しては、元気な姿を見せるか、全く何にも無しでいたい、 醜いとは感じながらも、結局はそれが正直な想いだ。 『忘れる人間』というのを何人か設定した。 “携帯自殺”というヤツに近いかもしれない。 住所でしか繋がっていないなら、引っ越してしまえば、 携帯でしか繋がっていないならば、番号やメールアドレスを変えれば サイトでしか繋がっていないなら、サイトを移してしまえば。 忘れることが出来る。 安易に期待して、結果裏切られること、それが痛い。 眠りについた、『彼女』の側に帰るまでは、そっとしておいてくれ。 想いをすべて、海に流してくるから。

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NEXT ROOM.

いろいろ、ありましたが。 とりあえずまぁ、なんていうか、決心、みたいなもの? つきましたね。 この2週間は、本当にいろいろと 考えさせられることが起きて。 その度に、慌てたり、反省したり、考え直したり、 眠れない夜が続いたり。 涙を流したり。 このセンテンスがどのくらいの長さかは見えないけど ここで、一旦、ピリオド。 若干の残務処理は残ってるけど、それで、おしまい。 また、衝動的な文章ではあるし、 視界の範囲もまだ流動的ではあるけど、ただ、 一滴も酒は入ってないし、悩んでもないし、動揺もしてない。 多少、個人的なことで、落ち込んでるだけ。 一旦、ピリオド、その意味は、 わかるひとだけ、わかればいいや。

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2004.07.10.03:00

最愛の、『ひと』を亡くしました。 本当に大きな存在だった どんなときも、彼女が僕らを繋いでくれていた 僕はずっと忘れない ダメだ、もうこれ以上書けない、 これ以上、言葉にできない、 もう何年一緒にいたかなんてわかんなくなっちまった 長い間、ほんとうにありがとう さよなら

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a calling

入院した、との知らせを受ける。 あまりに苦しそうなので、朝の7時頃に連れて行き 夕方まで点滴を受けるという。 鎮静剤は命に直接関わるので打てず、 ただ、治癒力が回復するのを待つのみ、 ということだった。 泣いてるのかもしれない、 母の声が少しくぐもって聞こえる。 電話の向こうも、こちらも、もう、何も言うことはない、 文字だけ追えば非常に事務的な報告と、確認。 でもそこには当然。 もはや言葉にする必要のない、 悲しみと、感謝の気持ちが、ある、 是非に及ばず、命の終わりに関しては…確かにそうだ だが、言葉ではとても割り切れない、 とてつもない喪失感がここにある。 僕は、ただ、悲しい。そして、寂しい。

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監視カメラ

マンションの玄関に 『監視カメラ警戒中』 というステッカーが貼られた。 しかし…どこをどう見てもカメラなんか無い。 こっそり撮影しているのかもしれないが、 どうせ深夜は管理人室は空だし。 たぶん、ハッタリ用のステッカーなんでは、と思う。 そもそも、監視カメラというヤツは、 その存在そのものが抑止力になっているはずで。 ステッカーだけ貼ってカメラを隠したら、効果は半減、 むしろ、張りぼてでも良いから目に見える場所に 設置しておくべき、なんだと思う。 この前も、別の張り紙が貼られていて 『最近異常な騒音や話し声に迷惑している人がます。 厳重に注意してください』 とあった。 異常な騒音ってのも突っ込みどころだが (そもそもその出してるヤツに言えばいいじゃねぇかよ) 厳重に注意ってのも微妙で、 『厳重に』ってのは慎重に行動するときの 接頭語としては使わないんで。 警告するときに使うものでしょう。 これまた非常に間抜けな張り紙に見えた。 こういうのを見てやはり思うことは… 『効果的な宣伝』というやつがいかに難しいか、と。 手法然り、中身然り。 風俗系チラシは正直辟易してるので、 ステッカーで少しでも減ってくれたらいいなとは思うけれども。 (愛好者がいたらその人には申し訳ないが)

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是非に及ばず

織田信長、最期の言葉だそうである。 本能寺に押し寄せた明智光秀軍に囲まれた信長は 自分の死を確信し、こう言ったという。 『是非に及ばず』 考えても仕方のないことだ、と。 『敦盛』にある通り… 人間五十年 下天のうちを 比ぶれば 夢幻の ごとくなり そうなのだ、人生に起きること全ては、結局、 考えても仕方のないこと、なのだろう。 あいにくと僕は信長ではないし… そこまで自分さえも合理的に考えることは出来ないが 所詮生きても数えられる程度なのだから。 今となって思えば、あの時、流れに任せなかったことが 結局は、2人にとって良かったんじゃないか? 僕の感じていた違和感を、 正確に言葉にすることは出来なかったけど あの時僕が求めていたのはきっと今の姿だ 『よくある幸せの形』に 自分と自分の大事な人が収束していくのは、 まだ、我慢できなかった …少し、綺麗に言い過ぎかな、そうだな。 是非に及ばず、だ。 さ。

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空梅雨。

いやぁ…あっついなぁ… どうも、今年は、太平洋高気圧が強すぎるらしく、 一応梅雨前線はあるんだけど、 前線を押し上げて、南下してくるのを邪魔してるとの話。 もしかすると、このまま梅雨明けも?とは気象予報士。 京都市の今月のデータを見ると、 降水量、まだ0.0mm。若干ぱらついただけ。 平年では215.3mm。 全く雨降らないもんなぁ…陽射しが痛い。 せっかくの休みだけど、外に出る気全くしなかった。 現在19時、少し涼しくなってきた。 ちょっと、散歩に出掛けようかな。

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potentialities

自分の音楽はこういうものだ、と 説明して人に渡してしまうのは、 音楽家にとっては負けというか、可能性を限定して、 自分の音楽を殺してしまうようなものです。 だからそれを言うのは止めておきます。            ── TACTEEL(FUCKALOOP)

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