【告知】 SWITCH-OVER VOL.30

花粉症に悩まされている皆さんこんにちは。 あ、僕だけですか。そうですか。 今回のSWITCH-OVERは、ゲストにNONAKA氏を迎え、 ハウス調(でもやっぱりSWITCH-OVER)でお届けします。 新年度が始まり、皆様お忙しいことと思いますが、 週末の息抜きにお立ち寄り下さいませ。 今日と明日の分岐点、にてお待ちしております。

2006.4.14 Fri. SWITCH-OVER VOL.30 GUEST DJ: SHINGO NONAKA RESIDENT DJS: is*/sada OPEN/START: 22:00 NO CHARGE at THE WELLER’S CLUB

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騙されたのかもしれないけど。

『あのー…すみません』 仕事が終わって、あーやれやれさて帰るか、と思いながら、 河原町二条を西へ折れたとき、誰かに後ろから呼びかけられた。 あの辺りは、クラブが再開したことから若者も多く、 何かイベントか、はたまた道を聞かれるのか、 と思いながら振り返ると、そこには、 薄汚れたジャケットに、大きめのバッグ、よれたスラックスの おっちゃんが立っていた。 『あのー…すみません、私今から、バスに乗って京都駅に行って、 そこからJRで尼崎まで帰るんですけれどもね…』 おっちゃんは、不安な顔をして、 言いよどみながら話しかけてきた。 やっぱり道を聞かれるのだ、僕はそう思い、 さて、京都駅へ向かうバスはどのバス停から出ているんだろう、 と思いを巡らせた。 だが、おっちゃんは、同じことを頭からもう一度言う。 『あのーすみません、バスに乗って京都駅に行って、JRで 尼崎まで帰るんですが…』 『ああ、バス停ですか?えーと京都駅にはどこから乗るんだったかな…』 『いえ、場所はわかってるんです。わかってるんですけど…』 言いよどみ、しばらく沈黙したあと、こう続けた。 『800円足りませんねん…』 一瞬、え?と思ったが、 僕の顔にうつった不審な表情に気づいたのだろう、 おっちゃんは、慌てて、しゃべり始めた。 『私、土方やってるんですけどもね、仕事が無くなってしまいまして、 北白川の方とか、いろいろ行ってみましたんですけれども、 仕事が無くて、それで、尼崎にかえらなあかんのですけども、 お金が無くなってしまいまして、ご住所教えていただいたら お返ししますから、あの…』 バッグから運転免許証を取り出して見せながら続ける。 『これも、残りが50円しか無くて、800円足りなくて…』 もちろん、僕が裕福なわけではない。 たまたま、食うに困らない生活をしているけど、 見知らぬ人に二つ返事でお金を貸せる余裕はない。 でも、僕はそんなおっちゃんを見ながら、 ジーンズのポケットから、財布を出していた。 『え…あ…、ありがとうございます…』 『あ、あの、ご住所は…この近くにお住まいですか?』 京都の住所を教えるのは少々手間だ。 自分でも正確には覚えられないし、多分相手もわからないだろう。 それに、家まで返しに来られるのも少し不安ではある。 運転免許証と、残り50円しかないプリペイドカードを持って 僕を見つめているおっちゃんに、 僕は真ん中で折った千円札を差し出して、声を掛けた。 『いや、いいっすわ。きぃつけて。』 おっちゃんは、戸惑った顔をしながら、 一方で安堵の表情を見せ、何度もお礼をしながら、 河原町の方へ歩いていった。 * * * 僕は、騙されたのかもしれない。 そのおっちゃんは、橋の下に住んでいる人たちの一人で、 僕が上げた千円は、その日の晩酌に使われているのかもしれない。 『でも、まぁ…』 そんなことはどうでもいい、と、思った。 例えそうだとしても、明らかに自分より若い見知らぬ男に、 金を貸して欲しい、などと、言えるものではない。 帰る予定があるんなら、帰りの交通費くらい残しておけよ、 そう思うけど、彼には彼の事情があったんだろう。 例え騙されたんだとしても、 そのお金で彼が少なくとも今日、生きることができるなら、 それで良いじゃないか、と。 そんな安易なことをしたら、 癖になっておっちゃんのためにならない、 そういう意見もあるかもしれない。 でも、僕には、彼を説教する権利はないし、 いつ、僕が同じように困らないとも限らない。 そのとき、僕が必死で声を掛けた人は、 僕にお金を貸してくれるだろうか? きっと、冷たくあしらわれるに違いない。 ここにこうして書いてる時点で、 『僕は良いことをしたのだ』 そういう思いがあることは間違いないけれど、 そうした全てを含めて、僕は彼にお金を渡したのだ。 お人好しすぎるけれど、 僕はきっと、間違っていない。 彼ともう一度会うことがあるとは思えないが、 少なくとも今夜は、家に帰り、生き延びられるだろう。 それだけで、十分だ。

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実質的に最終日。

今日は曇りですな。昨日に比べると若干肌寒い感じ。世間は日曜日ってことで、凄いね、観光客の数が。京都御所の一般公開のおかげで、この1週間はずっと観光客だらけだったのだけど、今日はより一層。やっぱり桜の時期だからかなぁ。この間(4/5 水曜日)に、御苑内を散歩したときには、まだ満開とまではいかなかったけど…今日辺りはもう咲いてそうだな。そういえば花粉症。やはり、例年通り、来てますわ。ただ、日によっては、全く症状を感じなくて済むんで、その辺が『少ない』ってことか。どう考えても、眠気よりも、花粉症の症状の方が仕事に与える影響が大きいので、最近は躊躇無く鼻炎薬を飲んでます。なんらかの根本的対策があればいいんだけどねー。確信できるものはないな。漢方にしても、その他のなんらかの治療にしても。取り敢えずは対症療法で行くしかないか。 と、長くなりそうなのでここまで。仕事復帰。

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Friday Five – 2006/04/07 : Bits and Bobs for Friday

This week’s questions are a conglomeration of questions that weren’t given in actual lists of fives, and are courtesy of chicken_queen & toniarachelle. 今週の質問は実際には5つの質問として提供されたものではなく、chicken_queenさんと、toniarachelleさん提供の質問の組み合わせです。
ということで、恒例のFridayFive今回は、なんだかぼんやりした感じの5Q。 さくっと行きましょう。

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出勤時に雨が降り、会社にいる間は晴れている。

『こんなことってないですよね』は、そんな今日の天気に対する、同僚Nのコメントだが、うむ、まったくだ。小降りだっただけマシだけどさ。 昨日は、FRIDAYへ。諸事情(後日まとめ予定)により、あんまり長くいられない&あんまり多く飲めない状態だったのだけど、取り敢えず23時頃に行く。ゲストが平松氏と言うこともあって。んが、若干ゲストの時間が遅めだったので、平松君のDJを聞いてる間にしんどくなってきてしまい…敢えなく帰還。1時半過ぎ。ちなみに今日はメトロで、スティーブ・エトウらしい。平松君も回すとか。行きてぇーマジで。でも諸々考え合わせると厳しいかな…主に体力面。今現在の状況、安静推奨、だからなぁ。ううううう。見たい。てか聞きたい。スティーブ・エトウ。むしろ、感じたい。ぬう。 てか、やっぱり、上手い人であればあるほど、プレイが丁寧だね。技術という面で。性格的にはそうではないけど、やはりおいらももっと慎重にやってかないとダメだなぁ。俺は雑だからなぁ。それでピッチ合わないって当たり前だよ。それを繰り返すことで、慎重が時間を掛からずに出来るようになるんだろう。そうすると、選択の余裕も生まれるだろうしなぁ。最近暫く、音楽およびDJから興味が離れてたのだけど、平松君に『パーカッションが入るときのDJの難しさ』みたいな話も聞きつつ、ちょこっとモチベーション戻ってきたかも。まぁ、何ごとにもお休みは必要と言うことですよ。みなさん。 本日は、午後~夜に掛けては晴れの予報です。そうなのか?なんかえらい曇ってるけど。 今日も華麗に切り抜けよう。

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はわわ。

眠いっつーかなんつーか。 ひたすらPHPを書いてます。僕のノートが仕様書になりそうなくらい。何かにかかりっきりの時に限って何か他の別なことについて思いついたりするわけで、しかもそのかかりっきりなことになにがしかの問題が起きて進まない場合、その他の別のことを検証したくなって、どんどん道を外れていく…みたいな。まぁ結果的には、全て、仕事の範囲内なので良いんだけどさ。 とりあえず、SQLインジェンクションについて、今さらのように思い出して、コードを検証してみたり。今さらのようにオブジェクト指向で書いたプログラムを改良してみたり。んんん…

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二つの春。

春には、二つの春があると思う。 もともとが、移り変わりの季節なのだから、 春の初めと終わりで様相が大きく違うのは当然なのだけど、 僕が思う春は、 花の春と、緑の春だ。 今、京都でもようやく桜が満開になり、 (今年はバラバラで、まだつぼみのところもあれば既に散ったところもあるけれど) 日中の暖かさや、陽の光の強さで春を感じるけれども、 烏丸丸太町の交差点から眺める京都御苑は、 枝が目立ち、まだまだ冬と言った感じだ。 花、写真撮影の対象としては、これだけで多くの写真家を作れるほど、 申し分のないものなのだけど、 僕はどちらかと言えば、木や葉の方が好きだ。 桜並木にしても、 観光客が去った後、夏を迎える前に、 緑一色に染まる高野川の方が僕は好きだ。 そういえば、中学生の頃美術の授業で、 先生に与えられたテーマでモノを書く、という授業があった。 確か、自分とか、将来とか、そんなものを書く授業だったと思うけれども、 僕は迷わずに、側にあった木を描いた。 春先でまだ葉は茂っていなくて(多分紅葉だったと思う)、 複雑に枝分かれした裸の木を、丁寧に一本描いた。 僕は、僕なりにそこにテーマを含めたつもりだったけれども、 中学校の授業でそんな絵は要らないわけで(苦笑) 先生にはあまり評価して貰えなかった覚えがある。 ま、美術の授業なんて、殆ど自習みたいなもんだったよな。 話が逸れたけれども、 花の春と、緑の春とでは、同じ春だけれども全く違う。 花の春は、穏やかな気持ちと、眠気を連れてくるけれども、 緑の春は、引き締まる思いと、わくわくを連れてくる。 そして、季節はすぐに、夏、初夏へと移り変わる。 今年も、僕が好きな季節がやってきた。

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今日は花粉日和。

もうなんですかね、目で見えるかのように感じます。鼻で。 花粉が、ゴミのようだ! …くしゅん。 とは言え、ちょっと眠いんで鼻炎薬を飲むかどうか、逡巡してるところです。止めておいた方が良いよなぁ…多分。状況的に、えらく効きそうな気はするけど。まぁ。飲むか。集中力保てないのは、どっちにしても同じだ。 今日は休み明けと言うこともあり、どーも仕事のノリが微妙。まぁやれば何とかなるかな。

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