しばらく104円台だったのですがちょっとしたきっかけで一気に102円台に。なんという。
調べてみたら「アルゼンチン・ショック」てのが起きてたんですね。しらなんだ。
アルゼンチン・ショックが日本にも波及、世界経済への自信は堅持 | Reuters
材料にされたのは下振れした1月の中国PMI(中国製造業購買担当者景気指数)だったが、世界的なリスクオフの引き金を引いたのはアルゼンチンだ。同国中銀がペソ支援の介入を止める姿勢を支援したことで、ペソが急落。下落率は11%と1日としては2002年の金融危機以来最大の下げとなった。
(中略)
ペソの急落は、トルコリラなどもともと弱い通貨だけでなく、南アフリカのランドなど多くの新興国通貨の売りに波及。マーケット全体のリスクオフにつながり、米ダウ.DJIは175ドル安、ドル/円も一時102円台まで円高が進行した。日経平均.N225の下げは一時400円を超え、節目の1万5500円を割り込んだ。「日本株にもマクロ系のグローバルファンドからの売りが出ている」(米系証券)という。
東京外為市場・午後3時=ドル103円前半、新興国懸念でエクスポージャー圧縮も | 外国為替 | Reuters
<リスクオフの円買い> 午後3時までのドル/円は103.08─103.58円のレンジで取引された。ア ルゼンチン・ショックを受け、前日の海外市場では102.97円と13日以来の安値を つけたが、東京市場の午前にかけては緩やかに買い戻された。きょうは実質五・十日で、 仲値では実需の買いが優勢だったという。 もっとも、午後に入り、日経平均株価の下げ幅が400円超になると、円買いの動き が優勢となり、ドル/円、クロス円ともに下落圧力が強まった。「RBA理事会メンバー が為替水準に言及したことを受け、豪ドル/円が急落した」(大手邦銀)ことも相場を圧 迫した。
簡単に言うと、中国の経済指標が悪かったことに端を発したアルゼンチンの通貨危機で安定を求める空気が市場に広がり、より安定した通貨である円が買われた……ということでしょうか。なんかもうわかんね。
アメリカの株価は引き続き下げているんで、来週以降もこの流れは続きそうです。
ユーロ/ポンド
1ユーロ140.02円、1ポンド168.82円。
どちらも引きずられるように円高になってますが、しかしあれですね、ポンドはともかくユーロは一時の円安から若干戻してるんですね。ドイツやスイスの経済指標が良かったという話もありますし、少し流れ変わったのかな?