友達が来て餃子の会をやろうぜという話になったので、これ幸いと最近我が家に導入されたフードプロセッサーを使って餃子を作ってみました。結論から言うと…フードプロセッサー最高。愛してる。もうね、世の中にこんなに便利な機械があったのかと、いや正直に言うと薄々感づいてはいたんですけど、目から鱗がぽろぽろ落ちましたよ。
餃子を作る時に何が一番面倒ってみじん切りなんですよね…今回は自分がみじん切りしないもんだから気持ちも軽やか、キャベツもたっぷり。ニラもたっぷり。
材料(96個分)
- キャベツ 2/3個
- 鶏肉 300グラム
- ニラ 2束
- 青森県産にんにく 2かけ
- 生姜 1/2個
- ごま油 大さじ2
- 醤油 大さじ1
- 塩 少々
材料はめちゃくちゃシンプルです。レシピによっては葱や白菜を使ったり、旨み成分として椎茸や鶏ガラスープを使ったりしますし、使用する肉も豚肉や合い挽きを使用して場合によってはラードを足すのが主流だと思いますが、うちは基本的に「野菜メインの餃子」なのでこんな感じです。これがタレに良くあって良いんですよ。
では以下、調理風景を写真付きで。
材料はそれぞれ個別にみじん切りしていきます。
あとで大きめボールに移して合わせる感じ。
キャベツ
5センチ四方くらいに切って入れます。15秒くらいでこんな感じ。
水抜きのため小さじ1程度の塩(分量外)をふって15分ほど置きます。その後、絞ってボールへ。
ニラ
3-5センチくらいに切って入れます。長いまま入れたり低速で回したりすると詰まってしまうので注意。10秒くらいでこの通り。
みじん切りにするだけでだいぶ水分が出るので、塩する必要はありません。絞ってボールへ。
鶏肉
3センチ角くらいに切って入れます。中速で10秒くらい→そこから徐々に速度を上げて10秒くらい。計20秒くらい。
このままボールへ。
ニンニク、生姜
フードプロセッサーの機能としてはすり下ろしも可能なのですが、刃を取り替えるのが面倒だったのと、スリ金に目詰まりしそう(もったいない)だったので、で手元のすり下ろし皿で下ろしました。大根おろしなど水分の多いものであればフードプロセッサーで良いんじゃないかなー。
材料を合わせ、調味料を加える
全ての材料を合わせて調味料を加えてこんな感じ。肉分が圧倒的に少ないですね(笑)
ニラを半分に、鶏肉を倍にすると少し「普通の餃子」に近づくかも知れません。
捏ねます。肉がたくさんある場合には
肉の粒が無くなって滑らかなピンク色になるくらい
なんていいますが今回は野菜メインなので無理。肉が偏らないように、全てがまんべんなく混ざり合うまで捏ねます。
こんな感じでOK。
じゃあ包んでいきます。
包み
はい、完了。
写真には20個しか写っていませんが、実際には96個。途中から2人でやって30分くらいかな。この日食べない分は冷凍しておいて後日食べます。疲れて料理する気が起きない日なんかに便利です。冷凍から出してそのままフライパンに入れるだけなので。
焼き
焼きは、パラダイス山元流です。手順はこんな感じ。
- フライパンを十分に熱してごま油を大さじ1くらい入れる
- キッチンペーパーで油を伸ばして余分な油をとる
- 弱火にして餃子を並べる
- 並べ終えたら熱湯を1/2カップほど入れる(個数によって調整。今回は32個)。入れるときには全ての餃子にまんべんなく掛かるように。
- 熱湯を注いだらフタをして中火に。焼き上がるまでフタを開けてはダメです。
- 揺すってパチパチ言ってきたら蓋を開けてごま油を回し掛けます。
- 全体的に火が通って焼き色が付いたら完成。
焼き加減はなかなか難しいですが…あんまり焼きすぎると硬くなりますし、生焼けはそれはそれで美味しくないし。
焼き加減は元を辿ると熱湯の水量に左右されるので、熱湯の量をいい加減にせずきっちり十分入れることで上手い焼き加減を探せると思います。
というわけで、今回も美味しい餃子にありつけました。わーい。
今回使用したフードプロセッサー
今回使用したフードプロセッサーは山本電気のMB-MM91R。料理人・道場六三郎さんがプロデュースしたツールですが、決め手はそのデザイン性とメンテナンス性。「格好は良いけど使い勝手が…」という機材がたまにありますが、こいつはそんなこともなく各パーツの構造がシンプルで洗いやすい。操作も簡単で音も静か。ゴムパッキンが硬めで外しにくいという欠点もあるようですが、今のところはそれほど不便に感じませんねーいいかんじ。
…まぁというか「我が家の」「僕の」というより、彼女の人にプレゼントしたものなので「彼女の」フードプロセッサーなのですけども、これは便利。今後もたまに借りて料理していきたいと思います。つみれとかポタージュとかほうれん草カレーとか豆腐ハンバーグとか…
うはー夢がひろがりんぐ!