日本、アジアカップ優勝!おめでとう!

優勝おめでとう!!

いやぁ良かった…李忠成のシュートは美しかったですね…見ていて本当に感動しました。


後半半ばくらいからずっと長友が良い突破をしてチャンスを作っていたので、それがようやく実ったかなと。

見返せば見返すほど、なぜあそこでDFがマークを離れたのか全然解りませんけどね(苦笑)

手前に岡崎がいたんで彼が裏に走ってくるのを警戒したのかも知れませんけど、岡崎に2人が付いて彼を見ていたし、センタリングの感じからして岡崎は合わせて走り込む感じでもなかったんで、相手の3番は内に詰めるよりマークを確認しておくべきだったと思うんですが…この辺が、ヒディンクとオジェックの違いなんでしょうか。わかりませんけども。



試合としては全体的に…「退屈」でした。両チームともかなり疲労が溜まっていて、また決勝戦と言うことでリスクを取って点を取るよりも点を取られないことを優先しているように見え、オーストラリアは放り込んで合わせるだけ、日本は足下で繋ぐだけでなかなか裏へ通す/走り込むプレーがない、そんな膠着状態が続いていましたが、藤本→岩政(後半11分)の選手交代で動きましたね。後ろを3バック(実際には内田はDFラインにはいることが多かったので運用は4バック)にして両サイドを前に張らせることで相手DFをサイドに散らして真ん中にもスペースを作る感じ。決勝点もその流れから、手薄になった真ん中を攻め落としたと言うように見えます。李忠成だけじゃなく、右サイドでも内田がフリーになってましたし。そうかーこれが、「ザッケローニの3バック」なんですね。

ただ実況の中でも言われてましたが、ヒディンクだったら交代枠使って試合中に攻略してきたような気もしないでもないですね…まだまだ修正のポイントは多そうです。オーストラリアがフォーメーション変更に慣れた後にサイドのスペースを突かれてチャンスを作られたり、CBの1対1もしくは2対2からの突破で危険な場面を作られたりしたところに少し不安を感じましたし。そのあたりはボランチとCB、CBとSBのルールの詰めでよりよくなっていく感じなのかも知れません。



アジアカップはあくまでアジアカップ。この結果は本当に素晴らしいけれども、ここが目的地ではないわけで、サッカーは今後も続きます。なんでしょうかねー、これもごく個人的な感想ではあるんですけど、なんか何年ぶりかで日本代表の試合が面白いと感じてます。ああそもそも代表の試合にクラブの試合と同じクオリティを求めてはいけないのですけど、そういう試合の完成度的な話だけではなくて、なにか「応援したい」と思わせるような何かが今の代表のメンバーにはあるような。インタビューとか読んでても、なんだろう、悲壮感のない前向きさに本当に頭が下がります。こいつらホントにすげーなと。

今後どうなるかわかりませんけれども、ひとまずは、それぞれがそれぞれの場所でまた頑張って欲しい。んで、また時期が来たら集まって成果を見せて欲しい。そう思います。そうだ、Jリーグ見に行こうぜ。うん。

監督・選手の試合後コメント:

スポーツナビ | サッカー|日本代表|オーストラリア戦後 ザッケローニ監督会見(1/2)
スポーツナビ | サッカー|日本代表|オーストラリア戦後 選手コメント(1/2)




そういえば今回もUstream視聴ありがとうございました!

今回ものべ1,000人以上の方に視聴いただいたようで…本当にありがとうございます。
皆さんどこからたどり着いてるんですか(苦笑)

それにしても、

良かった…ホントに良かった…

イレギュラーに「副音声放送」している人間として、自分が放送した試合で勝つか負けるかってのは結構気にするところで、単に雰囲気が良い/悪いということではなしに、誰に言われたこともないけど何となく「俺のせいで負けたんじゃないか」的な気に仕方をすることがあって(勝ったときは思わないんですけどね)凄く心配だったんですけど、本当に安心しました。

前日、Jogをいつもの倍に増やした(8km→16km)のも、GKとCBを除く8人の走る距離のうち1kmずつでも自分が負えれば的な思いがあったとか無かったとか。まぁ僕が何かしたくらいで結果が左右されるなんてことはないわけで、全然そんな大事な存在でもないわけで(あ、そうだ、西芳照シェフ、お疲れさまです!cf. Number 770)、勝手に気にしてるだけの話なんですけど何かね。ファン心理的なアレで。

本当に良かったです。