今朝、いつも通りニュースをチェックしてたらこんな記事が。

MAJOR.JP|MLB ニュース - 大家が野茂に次ぐ快挙! ソーサ斬りでメジャー50勝目

トロント・ブルージェイズの大家友和投手は29日、地元で行われたテキサス・レンジャーズ戦に先発登板。7回を5安打、3四球、2奪三振、1失点に抑え、勝利投手の権利を得たまま降板した。ブルージェイズが7?3で勝ったため、大家は今季2勝目(2敗)、メジャー通算50勝目(59敗)を手にしている。なお、レンジャーズの大塚晶則投手は、登板しなかった。



おお、すげぇ。

調べてみたら、日本での成績は5年間で1勝2敗、横浜を退団してボストンと契約なんだそうで。昨日読んでた本(後でエントリ書く予定)の中で、『這い上がった』という表現はどうかと…日本でも続けてたら勝てたかもしれないしみたいなことを言ってたけど、ま、それも無理からぬコトかなと。知らないもんよ、日本での大家がどうだったかなんて。実際の話。


ま、それはそれとして、そんな話を仕事中に隣の同僚(野球好き)としてたら、

『あ、あれじゃないですか?もう年金貰えるんじゃないですか?』
『メジャーの年金で2000万くらい出るんですよ』

と言いだしたので、気になって調べてみた。

詳しい情報は、検索一発で出た、All Aboutこのページにある。
WEBってすげぇな。改めて言うことか分からんけど。

メジャーリーグの年金制度 - [野球・メジャーリーグ]All About

メジャーリーグの年金制度の概要は次の通りだ。メジャーでは選手会によって年金が運営されている。選手登録5年以上が有資格者となり、10年の選手登録があれば満額となる。満額の場合、日本円でおよそ2000万円(スライド変動あり)が60歳以降、死ぬまで支給される。

仮に選手登録が5年ならば満額の半額、9年ならば90%が支給され、5年未満であればゼロだ。また、マイナーリーガーにはこの年金は適用されず、全く支給されない。



なるほどねー5年で有資格者、10年で満額か。
支給対象がメジャーのみ…と言っても、人数で言えば相当の数いるはずで…財源とかどうしてるんだろう?
事実、NPBは財源が厳しすぎて、2012年に廃止される予定らしい…

同ページの言及を見てみる。

日本の場合は、かなり一般の年金に近く、労使(NPBと選手会)双方負担による積み立て年金というシステムだ。最近では、増えていく受給者に対する財源不足が明らかになり、2012年に廃止が決定している。そしてそれ以降の年金制度がどうなるかは未定だ。日本プロ野球は、一般の年金制度に先んじて、年金の財源問題に直面しているのである。

つまり…国民年金と同じく、全員加入、全員(支配下選手に10年以上)支給。
財源がはっきりしない、NPBでそれは厳しいんじゃないかと思う。



一方で、メジャーについては、

対してメジャーリーグの場合、財源と支給対象者の推移は安定しており、また年金基金の運用も順調のようだ。

とのこと。

確かに、日本の皆年金的なものとは違って、引退後の報奨金のような感じだからなぁ。
支給対象者も、そうは増えないよな。


それに、やっぱり、日本とは根本的に財源が違う気も。NPB自体には、多分それ独自での収入は殆ど無い(球団の収入に比べて)と思うのだけど、MLBには、放映権という収入がある。ローカルやケーブルTVの放映権は各チームに任されてはいるが、全国ネットの放映権は、MLBが管理し、プールする分を除いて公平に分割される。

Wikipediaの情報によると、

メジャーリーグベースボール - Wikipedia

2007年現在の、MLBの全国放送の放映権は、アメリカ国内だけで、年間7.2億ドル(797億円)。機構側のプール分がどれくらいなのかは分からないけれども、仮にNFLレベル保持されたとすると、(NFLでは、50%が分配され、30%は低収入チームへ分配、20%がプール、とのこと。参考:スポーツビジネスコラム - 「ただ乗り」はダメ! ?収益分配制度の功罪を考える (2006.05.22))約160億円がプールされることになる。

んーこれだけあれば、何をするにしても十分だなぁ…


もちろん、そもそものマーケットの大きさに差があるのだけど、1995年時点でほぼ同額だった売り上げが、11年後には、MLB6120億円、NPB1200億円と大きく差が開いた、という情報もある。
(参考::: スポーツビジネス from NY | 週べコラムチラ見せ? ::

ということは年金のシステム/維持も収入の増大も、組織としてのNPBの努力が足りない…ということになりそうな気がする。今や日本のプロ野球は地域への分化が著しくなっていて、1つの球団が全国放送の枠を維持するのは難しいわけだから、MLBみたいにむしろ一括してNPBが管理し地域の放送は各球団に、とかいうことにすれば、少なくとも財源と、収入の平均化に効果がありそうだ。
(まぁ…ジャイアンツとスワローズの『地域』が果たしてどこか、と言う話ではあるが)



あ、なんかまた例によって話がずれて行ってるけど、要は。

『え、(勝者に厚いとはいえ)MLBの年金て年2000万も出るの!?』
『え、NPBの年金てたったの年100万?しかも、廃止予定?』

→ MLBの方が、年金のシステム自体も、それを支える財源構造自体もかなり優れてると言えるんじゃないのかなぁ。


ということです。

もちろん日本は報奨制度ではないんで、額の問題じゃないよっていう話になるのかもしれないけどさ。


もっとちゃんと、組織を作っても良いんじゃないのかなぁ。
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