前々から気になっていたんですよ
小学生の頃から花粉症で、親戚の家に遊びに行くと目が真っ赤になる猫アレルギーで、記憶にはあんまりないけど小児喘息だったらしいという子供の頃からのアレルギー体質なので、1回きちんと調べてみたいと思っていたんですよ。ただあんまり機会がなくて、いや、皮膚科に行って検査したいっていえば済む話なんですけどそれが面倒くさくて、やってませんでした。ところが夏前にうちの柴犬の宵さんが換毛期になったときにシャンプーしたら、シャンプーで落ちた毛が付いた場所、両腕、お腹、おでこ、両太ももと発疹が出てしまい、これもしかして僕、重度の犬アレルギーなんじゃないかしら?(一緒に暮らすのはダメなヤツでは)と心配になり、もしそうならそれはそれで対策を本気でしていかなくてはならないし、1回しっかり調べようということで、近所の人気皮膚科に行って検査してもらってきました。
してもらったのは「Viewアレルギー39」という、主要な(≒よくある)アレルゲン39種類を1回の採血で調べられるというお得な検査。費用は5,600円ぐらい。
Viewアレルギー39 | Thermo Fisher Scientific
気になる、知っておきたいアレルゲンは大体網羅していたし、1つずつ調べるよりコストパフォーマンスに優れているので、利用してみました。まあ1回の採血で済むと言ってもまあまあの量抜かれるんですけども(結構な量を3本分ぐらい)。
結果発表(浜ちゃんの声で)
アレルギー検査報告書から結果を抜き出したのがこちら。「クラス」が「3」以上の項目についてはアレルギー陽性です。僕の検査結果からクラス3以上の項目を抜き出すとこんな感じ。
クラス4
- スギ
クラス3
- ハウスダスト
- ヤケヒョウヒダニ
- ヒノキ
- ハンノキ
- シラカンバ
- イヌ(フケ)←
スギが陽性なのは調べずとも実感していましたが、まさかここまで突出して数値が高いとは思いませんでした。ヒノキの3倍近い数字が出てる。埃に対しても概ね陽性で、そして案の定というかなんというか、犬の反応も出てしまいました。あちゃー。
まあもちろん検査結果というのはその時の状況によって変わるもので、必ずしも体質的にダメというわけではなく季節的な意味で今反応してるから数字が出てるということもあるようです。それに3なら環境に気を遣って清潔に保つようにすれば、アレルギー体質であっても発作が出ないように過ごすことは出来ます。詰まるところ、部屋の埃、ダニ、犬の毛対策を徹底することが重要と。こうはっきりすると逆にスッキリしますね。
食事アレルギーはなさそうで良かった
一方で食べものに目を向けてみると、いくつか「クラス2」(偽陽性)になっているものはあるものの、それらを含めても概ね陰性。何かを食べて具合が悪くなるという経験は今までなかったので、実感としてそうだろうなと思っていたのですが、実際にこうして結果として出ると安心出来ますね。食物系アレルゲン検査はあくまで補助診断で、陽性だったら直ちに食べられなくなるとか、陰性だったら絶対に大丈夫という検査ではありません。正確に診断するには実際に食べてみてどう変化するかを調べる必要があります。ただまあ、めちゃくちゃ高い数字が出てなければ大体は大丈夫と思って良いみたいです。
というわけで諸々対策を実施しました
「犬アレルギー出てますね、一緒に住むのは無理です」「わかりました」となるわけもなく、なんとか上手いことやっていくためにいろいろと対策を取りました。この検査をしたのが今年の4月で今が8月。対策を練った結果(換毛期が終わったおかげもあるけど)今では発疹が出ることもなく、体を冷やしてしまって鼻炎が出るといった従来の症状を除けば、概ね上手いこと出来ています。ということで、その辺り次の記事で紹介したいと思います。誰かの参考になれば。
次回に続きます。
↓ Amazonで見つかる、全219項目調べられる検査キット。採血して送るタイプかな。55,000円もします(!)