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問題はプラグイン「WP Super Cache」でした
調べたところプラグイン「WP Super Cache」が生成するキャッシュがストレージ60GB中35GBをキャッシュが占めてしまっていました。$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
devtmpfs 962M 72K 962M 1% /dev
tmpfs 973M 0 973M 0% /dev/shm
/dev/nvme0n1p1 59G 59G 0G 100% /
「WP Super Cache」は様々なデータをキャッシュしてサイトへの接続をスムーズにしてくれる優れものプラグインなのですが、ちょっと頑張りすぎてしまったようです。キャッシュがあること自体は良いことなんですけど、そのせいでアクセス出来なくなったとしたらそれは本末転倒なわけで……さてどうしましょう。プラン変更とか色々考えたんですが、キャッシュが占める容量が問題だと言うことがわかったので、追加ストレージを購入してマウントし、キャッシュディレクトリを追加ストレージに変更することにしました。それが一番コストを抑えられそう。
追加ストレージを作成してマウント
参考にしたのは以下の記事。こんにちは、菊池です。
[新機能] Amazon Lightsailでストレージの追加が可能になりました | DevelopersIO
本日、Amazon Lightsailのアップデートにより、Lightsailインスタンスに追加ストレージを作成、アタッチ可能になりました。
記事は2017年に書かれたものでかなり古いんですけど、手順は今でも同じです。
- 追加ストレージを作成
- インスタンスにアタッチ
- ファイルシステムを作成
- マウント
追加ストレージを作成
記事にあるのと同じようにLightsailコンソールから作成します。インスタンスにアタッチ
追加ストレージを作成した流れでインスタンスにアタッチ。ファイルシステムを作成
SSHでサーバに入ってまずデバイスの確認。$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
nvme0n1 259:0 0 60G 0 disk
├─nvme0n1p1 259:1 0 60G 0 part /
└─nvme0n1p128 259:2 0 1M 0 part
nvme1n1 259:3 0 64G 0 disk /data
ファイルシステムを作成。
$ sudo mkfs -t ext4 /dev/nvme1n1
マウント
マウントポイントを作成します。$ sudo mkdir /data
マウント
$ sudo mount /dev/nvme1n1 /data
「WP Super Cache」の設定を変更
- 「/data/cache/supercache/」を作成して適当なパーミッションを設定
- 「高度な設定」タブの中の「キャッシュの場所」を「/data/cache/supercache/」に変更
- 「簡単」タブに戻って「キャッシュをテスト」をクリック
「キャッシュをテスト」でOKが出ればキャッシュディレクトリの変更は完了です。元のキャッシュディレクトリを削除すればストレージの確保もOK。
最終的には以下の通りとなりました。
$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
devtmpfs 962M 72K 962M 1% /dev
tmpfs 973M 0 973M 0% /dev/shm
/dev/nvme0n1p1 59G 25G 35G 42% /
/dev/nvme1n1 63G 57M 60G 1% /data
これでしばらくは大丈夫そうです。たぶん。