「年代別平均年収」とぼく

給料袋のイラスト
調べてもまったく我がことのように響かなかったので今まで見てこなかったんですけど、今改めて見てみるとなかなか興味深いというか






参考にしたのはこちらの記事

日本の同じ年齢・年代の人の平均年収はどれくらい? 20歳から65歳までの年齢別に、2021年9月~2022年8月の1年間にdodaサービスに登録した約56万人のビジネスパーソン(サラリーマン)の平均年収データを、集計・分析しました。男女別の比較、年収分布といった切り口で、20代、30代、40代、50代以上の各年代や、年齢ごとの平均年収をみてみましょう。

年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)


転職サイトdodaがまとめた記事です。



40代男性の平均年収は562万円

40代の平均年収は495万円で、前年に比べて7万円ダウンしました。男女別では、男性562万円、女性400万円です。40歳の平均年収は479万円、45歳では499万円、49歳では516万円です。40歳と49歳の年収の差は37万円で、4つの年代の中では最も上がり幅が小さい結果となりました。

年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)


40代男性の平均年収は562万円でした(女性は400万円)。あくまで「平均」であってその年代の多くの人の年収がそれというわけではありません。グラフを見ればわかりますが、1,000万円以上の年収がある人もかなりの割合おり、それらの人たちが平均を押し上げていると考えられるからです。年収分布のグラフも引用してみます。





このグラフを見る限り年収400万円は全体の分布で言うと下位36%ぐらい。それが500万円だと57%になります。なのでおおよそ400万円から600万円の間ぐらいにあれば「人並み」といって良いんじゃないでしょうか。以前聞いたことがある(そして自分には合わないから一生懸命聞かない振りをした)年収の目安に「年齢×10万円」ってのがあったんですけど、40代においてはある程度それに沿った数字になっているんだなあと実感しつつ、20代や30代を見ると平均が目安を大きく超えているので、結局当てにはならなさそうですね。



僕自身について振り返ってみると

ワーキングプアな時代が長かった僕ですが、サラリーマン時代(2013年まで)の年収は350万円程度でした。当時既に30代半ばなわけで「年齢×10万円」はギリギリ達成してはいるものの、30代男性の平均年収は474万円であり平均を大きく下回っています。まあそうでしょうね。買い叩かれていた時代でしたし、僕は僕で自分の評価の高め方がよくわかっていなかった時代でした。

この記事書くついでにサラリーマン時代に言われたことを書いた記事が目に入ってきたんですけど、いやまあもう酷かったですね。安い給料で高度な仕事を丸投げされた上に罵倒までされたらやってられないです。今なら即契約終了だなあ。

その後退職して飲食業の仕事を始めるわけですけど、アルバイトという立場もありどんなに頑張って働いてもまったく稼げませんでした。時期によって変動はありますが、飲食アルバイト時代の年収は概ね250万円前後。30代後半で250万円ですから生活も厳しい。以前も書きましたけど貯金はまったく出来ません。


今だからわかる、サラリーマン時代だって貯金は不可能だった



2018年頃からプログラマの仕事を並行してやるようになって多少増えましたが、それでも400万円が精一杯でした。40代で400万円。将来自分で店がやりたくて貯金をしている、贅沢な生活はしていない、でもお金が貯まらない。貯まるわけないんだよなあ。



そして今は

フリーランスになった当初は実績も薄く週3日稼働を希望していたこともあってあまり良い報酬で契約出来ませんでしたが、実績を積むごとにクライアントと協同しやすくなって評価も上がってきました。最近ようやく「年代別平均年収」を安定して超えられるようになってきて少し安心しています。

……というよりも、飲食業に入ったのがちょうど10年前で、年収200万円で暮らしていたのはつい最近のことなので、まさか自分が人並みに稼げるようになるなんて今でも実感が無くて驚いています。そういうこともあるんですね。



これからも頑張って働きます

住宅ローンで家を建ててしまったし、貯金が増えていくのにはもう少し時間が掛かります。自分の店を開く資金がいつ貯まるのか、そもそも今そのモチベーションがあるのかどうなのかもよくわからない最近ですけど、フリーランスということで今後も安定して報酬を得られるなんて保証はどこにもありません。僕が悪くなくても、会社の経営が傾いてプロジェクトが終了したり、会社の方針が変わって内製100%にするとか外注100%にするとかでプロジェクトに居場所がなくなったりもします。

そういう事態に備えて次も好条件で契約出来るように今一生懸命働いて繋いでいく必要があり、サラリーマンとは違ったプレッシャーがあります。生活レベルを上げるなんてことは当然出来ませんし、今稼いだお金は出来る限り貯蓄に回さざるを得ません。だから多少年収が増えたところで裕福にはならないんですよね。そんなもんですよね。


これからも頑張って働く、それしかないよなー。頑張って働きます。押忍。