結局「Visual Studio Code」を使うことにしましたよ

Visual Studio Code
エディタ「Atom」が12月に開発停止になることになって次どうしようと考えていたんですけど、そんなタイミングでAtomが上手く動かなくなり前倒して次を探す必要が






「Visual Studio Code」を使うことにしました

ただ個人的にあんまりMicrosoftのツールと「ウマ」が合わないんですよね。。

GitHubのエディタ「Atom」が開発を終了【マジか】 – NOBODY:PLACE


なんてことを言っていたんですけど、Visual Studio Code を紹介した記事に付いていたコメントで「Microsoftだから嫌って言うやついるけどいまやGitHubもMicrosoftやんけ」といってる人がいて、まあそうだよな、プロダクトに罪はないよなと思って使ってみたところ、思いのほか使いやすくてもうこれでいいかと。

「Visual Studio Code」という名前からどうしても統合開発環境である「Visual Studio」を想起し、大げさで重厚なプロダクトを想像してたんですけど、ルーツはそこにあるとしてもプロダクトとしては全然別物だったんですね。


Visual Studio Code 初心者ということで一通り設定や使い方、カスタマイズなどを調べて設定してみた結果、ほぼ Atom と代わらない開発環境を手に入れることが出来ました。Atom と比べると GitHub 連携周りの表示が違ってコミットログを簡便に見たいとなとか思うことはあるんですけど、コミットログが見たかったら「Git Graph」などで詳細に見ることができますし、まあいいかなと。

最近はすっかり道具にこだわらないタイプになりまして、

  • 起動が早い
  • ストレスのない表示(色調やフォントなど)を選択できる
  • 軽快に入力できる
  • gitと連携出来る
  • プロジェクト管理が出来る

あたりが満たせていればOK。そういう意味では Visual Studio Code は完璧なプロダクトでした。素敵。


なお設定やカスタマイズに当たってはこれらの記事を参考にさせて頂きました。まだまだいろいろな記事にお世話になるとは思いますが、ひとまず謝辞を。ありがとうございます。


VSCode素人を卒業しよう – Zenn
VSCode | Visual Studio Codeを日本語化する
Visual Studio CodeでGitの履歴を素敵に表示する – Qiita
テキストエディターの複数行同時編集で仕事がはかどる


最初は「Sublime Text」も使ってみたんですけど

いやーマジでこれからどうしよう。とりあえず Sublime Text 触ってみようかなあ……

GitHubのエディタ「Atom」が開発を終了【マジか】 – NOBODY:PLACE


使ってみて使いづらくは全然なかったし、カスタマイズしていけば使いやすくなっていくのかもなとも思ったんですけど、少しフィーリングが合わなくて。エディタとしての性能はとても高いと思うんですけど、最初の日本語化の手順で、

  • プラグインをインストールしたあとにファイルをコピー

という手順が出現したときに既にちょっと萎えたんですよね。海外PCゲーム(Skyrimとか)の日本語化で良くある手順ではあるんですけど、仕事で長く使うツールであれば拡張機能の出し入れだけで全ての設定が終わって欲しい。

あとプロジェクト管理もあんまり自分好みではなくて、全体的にシンプルなのは好感が持てたんですがもう少しお節介してくれても良いかなあと。良し悪しではなく完全に好みの問題です。そういうわけで Sublime Text ではなく Visual Studio Code を使うことになりました。



ちなみに:Atomで起きてる問題は

ファイルの変更などをリアルタイムで検知できなくなってしまいました。例えばgit管理下にあるファイルを変更して保存すると、それに連動してgitタブのstage候補リストにファイルが追加されるんですけど、それがブランチをfetchするとか、起動し直すとかしないと反映されないように。それはさすがにダルい。

あるプロジェクトで大量の静的ファイル(テスト用)を作成した製なのかIndexingが終わらなくなっていてその影響なのかなとは思うんですけど、解消する手段が見当たらなくて。もしかしたら1回アンインストールしてインストールし直せば直るのかも知れませんが、なんかもう良いかなあと。どうせ12月以降開発は止まるわけですし、早めに新しいものを使い始めて早めに次の環境に慣れる方がいいかなあと。


Microsoft、やるやん

こういう不安定な所も含めて僕はAtomが好きなんですけど、でもやっぱりある種の「危うさ」みたいなものを持ったプロダクトでしたね。自由度が高い故にふわふわしている感じ。Visual Studio Code を触ってみて、自由度はそれほど失わないままでプロダクトとしてある程度かっちり作ることも出来るというのがわかったので、しばらくは Visual Studio Code を使っていこうかなと思います。Windows 11 といい、Visual Studio Code といい、最近のMicrosoftは一味違いますね。


Excel始めOffice360は相変わらずクソ使いにくいですけど、ちょっと見直しました。