かつて京都で泊まったことがあるホテルシリーズ(その3)「京都トラベラーズ・イン」

京都トラベラーズイン
シリーズ3回目は岡崎公園の側にあるペンション的なホテル、「京都トラベラーズ・イン」









古き良き路面電車

宿の選定は基本的に母が行っていたのでなぜここに決めたのかよくわかりませんが、北に行けば平安神宮、南に行けば円山公園から清水と観光しやすく、交通の便としては確かに悪くありませんでした。ちなみに当時はまだ地下鉄東西線はなく三条通りは路面電車が走っていて(1997年まで)、電車の来るタイミングを計って線路内を疾走するタクシーに驚いた覚えがあります。




◇電車のある空間◇_(京都)三条通 さんからお借りしました)



コロナ禍過ぎた今でも健在です

路面電車が走っていた頃からということは僕が宿泊してから少なくとも25年は経っていると思うのですが、コロナ禍を経験した今現在でも「京都トラベラーズ・イン」さんは健在なようです。


京都トラベラーズインのホームページにようこそ!
自由に気ままな京都の旅を提唱し、早40年経ちました。
京都が日本にあって良かった、岡崎に京都トラベラーズインがあって良かったと
皆様に可愛がられる様、京都生まれ、京都育ちの我々スタッフがこれからも
とっておきのローカル情報とリーズナブルなプライス、
非日常的な立地をご提供し、かつ快適な御滞在をお約束できるよう
努力させていただきます。
どうか、京都の魅力に取り付かれ、ディープな京都を求める
リピーターが増えることが私達の願いです。
/p>【公式】京都トラベラーズ・イン:京都 平安神宮前 宿泊ホテル [KYOTO TRAVELERS INN]



40周年!すごいなー頑張ってる。


全体的な雰囲気は変わっていないように見えますが、布団始め内装は若干インバウンド向けに変わっているような気もしないでもありません。立地的に考えてもコロナ禍前は外国人観光客がたくさんいたでしょうから、それ向けになるのは当然ですよね。ペンション風に見えて大浴場があるというのが日本的でとても良いと思うのですけど(大浴場ってホテル泊の醍醐味ですよね)、外国人観光客って大浴場入るんでしょうか……?あんまり大浴場で西洋人と一緒になったことがないのでよくわかりませんけど。



いや……こんなにデカかったっけ?

ここまで書いたあと公式サイトを眺めていて僕が勘違いしていたことに気付きました。ページトップに掲載した画像が外観写真で、こんな感じのこじんまりとした宿だと今の今まで思っていたのですけど、当時はともかく現在の京都トラベラーズ・インさんの全容はこんな感じになってました。









あれ!こんなに大きかったんだ!僕が本体だと思ってたのは別館でした。

修学旅行生も受け入れているみたいで、いやあ、思ってたんと違いました。こんなしっかりとした宿だったとは。失礼しました。


新型コロナウイルスの影響はデカいホテルであればあるほど大きかったと思うんですけど、その中でもしっかり生き残ってくれてるのは嬉しいですね。最近は国内外の様々な資本が運営するホテルが大量に出来て、競合するのも大変だと思いますし。これからも頑張ってください。