大腸ポリープを切除してきました(その1)前日~入院、手術前まで編

大腸内視鏡検査のイラスト
前回「大腸内視鏡検査」を受けてポリープが見つかったという話を書きました。その時点では「もう一度大腸内視鏡を入れて切除するのかな」ぐらいに軽く考えていたのですが、大腸内視鏡検査の10日後に担当医の話を聞きに行ったら「少し大きいので内視鏡手術で取りましょうか。入院して下さい。この日とかどうですか」とあっさり手術と入院が決まりました。1ヶ月後に1泊2日。病気で入院するの、人生初なんですけど






前日準備

事前に準備するものは次の3つ。

  • 入院申込書
  • 実費料金同意書
  • 唾液容器

書類はどれも内容は説明を受けているので住所氏名を記入するだけです。「唾液容器」は時節柄、入院前には抗体検査を受けなければいけないのでその検査用。入院当日の朝に唾液を「2ml」容器に入れて持っていかなくてはいけません。めんどくさい。

その他、着替えや歯みがきなどの日用品。それから箸やスプーン、コップ、下剤と一緒に飲む用のミネラルウォーターも持参が必要です。いやあ、前回入院したのは小学生のころで30年ぐらい前(手の複雑骨折でした)なのでさっぱり覚えてませんが、入院準備ってこんなんだっけ。持ち物やけに多いな。暇対策として本を何冊かとBluetoothイヤフォンを持参しました。この機会に見そびれていたアニメ「鬼滅の刃」をAmazon Primeで見てやるんだ。


以下、ざっくり時系列でレポート。



入院当日

08:45 抗体検査

受付、抗体検査用の唾液提出。

「結果が出るまでに1時間から1時間半掛かりますので、こちらでお待ちください。出入りは自由です」とのこと。自由って言ったって今日手術合って絶食中で飲食はできないし、待つしかない。さっそく暇。久しぶりに見たテレビではずーっとウクライナの話ばっかりやってた。朝っぱらからこんななのか……こんなん1日見てたらそりゃ病むわ。あかんで、みんな。テレビ消そう。


09:53 抗体検査終了

特に問題なし。入院手続きへ移行。


10:10 入院

入院手続きの場所で病棟を聞き、病棟まで行ってナースステーションで「すみません、今日から入院するんですけど」と伝えて部屋まで案内してもらう。部屋は4人部屋。おっさん4人で一晩。似たような症状で取り合わせてるんだろうとは思うんだけど、明らかに自分の症状が軽いので気楽なのか気が重いのか(のちに全然違って僕だけ軽いことが判明)。

夜22時消灯、朝は6時点灯。夕食は18時、朝食は8時。


10:37 サルプレップ開始

サルプレップ(下剤)をコップ1杯飲んで、水をコップ2杯飲むおなじみのやつ。説明によると今日は12時まで水が飲めて以降は絶飲食。なのでなんとか12時までに便を出し切って東名にしないといけない。え、時間なさ過ぎじゃないですか?頑張って飲むけど急いで飲めば良いってもんでもない(10分ぐらい掛けて飲むように言われてる)ので、ゆっくり急いで。

手術は13時以降、遅めの枠とのこと。15時とか16時とか。

手術が順調に行けば(Aコース)今日は点滴終了で終わり、夜は三分粥、翌朝はパン食で退院。順調に行かなかったら(Bコース)今日は絶食、明日朝も点滴、全粥、翌々日退院。担当医の判断次第。退院時間は未定。

この病棟は消化器系はほとんどいなくて、糖尿とか高血圧とかということが判明。隣の方は脳梗塞。気楽なのは俺だけかー


12:00 サルプレップ終了

12時ギリギリなんとか便にOK出て下剤終了。あとは手術を待つだけ。といってもまだあと3時間ぐらいある。暇だー。出歩いても良いんだけど何も食べられないしなあ。


14:30 手術に呼ばれる

16時とか言われていたのでゆっくり昼寝でもしようと思ってコンタクト外して油断して寝てたら、予定よりだいぶ早いタイミングでお声が掛かる。え、マジ?もうですか。上だけ検査着に着替えて「内視鏡センター」へ。「内視鏡センター」についてから下半身も検査着に着替える。後ろに穴が空いた使い捨てのやつ。


14:45 手術開始

着替え終わってすぐに僕の前に内視鏡検査を受けていたおっちゃんが出てきて、程なくして僕が呼ばれる。流れは前回の内視鏡検査と同じなのでそういう意味での緊張感はないものの、今回は切除するということが決まってるのでそれとは別に緊張感が。処置室に入ると前回は2人しかいなかった処置室に、担当医の先生含めて4~5人いてそれだけで緊張が走る。こういうときに思う、本と気が小さいんだよなあ。



明日に続きます。