山林として考えると大した広さじゃない
「17,000平方メートル」って「約5,000坪」で住宅地基準で考えると「そんな広さの土地どうすんのよ」という感じなんですけど、でもこれ山林で考えると全然大したことない広さなんですよね。試しに京都市の山林で「17,000平方メートル」を色づけてみたんですけどだいたいこれぐらいです。「山1つ」とかいうレベルじゃなくて山林の中の一区画を持ってるぐらいの意味。上の画像では道路沿いの行き止まりを色づけていますけど、場合によっては道もないような山奥の場合だってあるわけで、そんなところにこんな程度の山林持ってたって使い道がないし当然売りようもない。山林の所有者が細かく別れてるってこういうことか。
資産価値を推定してみる
父親によると所有している山林の固定資産税は5,000円程度ということらしいので、逆算して評価額を計算してみると、5,000 / 0.014 = 357,142.86
となってだいたい35万円ぐらいですかね。評価額は公示価格の70%ということらしいのでこの土地の資産価値は約50万円ぐらい。
山林の資産価値はそれがどんな土地なのか(急斜面か平坦な場所か)、どんな樹木が生えているか(スギが生えてるとか)、道路があるか川が流れているか……といったことで大きく変わるらしいのですが、ヒロシさんが買った山林が3,000平方メートルで100万円超ってことを考えると、17,000平方メートルもあって50万円っていう土地はまあ大して使い道も価値もない土地なんだろうなあと予想出来ます。行ったことないのでわかんないけど。
参考記事
山林の固定資産税の計算方法|いくら税金がかかるのか解説ヒロシが購入した山林の場所と値段|実際に山を買う方法や予算に注意点とは? | グランプレス
「5,000坪」の市街地での感覚をGoogleマップで
こちらのページに京都市内の公園一覧があるんですが、17,000平方メートルというとだいたい一乗寺公園と同じぐらい。京都のまちなかで見てみるとだいたい2ブロック分ぐらいかな。
市街地で見るとまあまあ広く感じられますし2ブロック分バキッと所有できたらそこの家賃で一生食っていけますが、固定資産税も死ぬほど取られるわけで、色んな意味で「でも山林なんですよねえ」という感じです。このぐらいのレベルの「山林」持ってるの、田舎ではあるあるなのかもしれないですね。誰のかわかんないと思って調べていったら自分のだったとか。ないか。
しかし祖父はなんでそんなとこの土地を持ってたのか
祖父の実家(静岡の田舎の方)周辺の土地だと思うし普段の生活では近隣住民とは交流がないはずなんですけど、誰か親戚とか近所の人に買ってくれって言われたのかね。もしくは祖父も曾祖父から相続してて代々「売るに売れんけど放棄するのもなんだし」的な扱いで相続してきたとか?せめてなんかこう、その周辺も少し買い進めて使いやすいようにしておいてくれると良かったのにねえ……一度見に行くかなあ。