タバコを止めてから11年が経ってました。【今年も忘れてた】

喫煙所で煙草を吸う人のイラスト(棒人間)
「タバコを止めた日は8/7(鼻の日)であり覚えやすいはずなんですけど」って去年も書きつつ9月に入るまですっかり忘れてたんですけど、今年もやっぱり9月に入るまですっかり忘れてました。僕が現役大学生のときの馬術部監督の誕生日が9/8(くわの日)で、それをiPhoneのカレンダーで見掛けてそういえばそうだったと思いだしたという。僕がタバコを吸っていた日もすっかり遠い日になりにけり、という感じです。



11年ですか

今の僕が44歳なので、タバコを止めたのって33歳だったんですね。僕の記憶では大学2回生の冬(20歳)には吸い始めていたと思うので、だいたい13年ぐらい吸って止めてから11年。それにしてはもう自分がタバコを吸っていたっていう実感があまりになく、タバコの値上げや吸える場所の減少という現状を見るに付け早めに止めて本当に良かったと思うばかりです。

喫煙者の人にはわからないと思いますけど、タバコを止めるとタバコを吸わなくても平気になるんですよ。非喫煙者にとっては「そんなの当たり前だろ」ということだと思うし、喫煙者の人には実感として理解出来ないことだと思いますが、タバコを止めるっていうのはそういうことです。



近隣の現況

去年の段階ではこんなこと書いてました。

  • 堀川商店街の喫煙実態がひどい
  • 同じマンションで常習的に喫煙している2人のおっさんがひどい

このうち堀川商店街はあんまり改善されてません。歩道に出てきてタバコを吸っている店主らは、自分では気を遣って吸っているつもりなんですよね。でもこちらからするとバカの所業以上の何ものでもないという。最近はあんまり堀川商店街を歩かないようにしています。わかってないんだろうなあ。

同じマンションの喫煙おっさんのうち、マンション内だろうがロビーだろうがところ構わず火を付ける爺さんは最近電子タバコに変わりました。階段室がたばこ臭くなったり、下校中の小学生がいる中で煙草に火を付けたりしていたので、願ったり叶ったりです。この人に関しては問題は解決したと言って良さそう。

もう1人の駐車場で常習的にタバコを吸うおっさんは、んー……最近見掛けませんね。たぶんまだ住んでるんだとは思うんですけど、忙しくなってあんまり家にいないのか、新型コロナウイルス対策で灰皿を一時撤去していたファミマが再び灰皿を置いてそこに行くようになったのか。いずれにしても最近は全然気にならないですね。



街では相変わらず

成人男子の喫煙率は27.1%(2019年)でだいたい4人に1人ぐらい。体感として喫煙者の95%はすごく気を遣ってくれていると感じるのですけど、残りの5%の人(すれ違う人100人のうち1人)はあまり細かいことを考えずに火を付けるような感じの喫煙者で、さらにそのうちの10%ぐらいに雑踏だろうが通学路だろうが病院前だろうがお構いなしに火の付いたタバコを振り回す頭のおかしい人がいて、その僅かな人たちのせいで喫煙者が白い目で見られる……そんな感じになってる気がします。大体の喫煙者の人は、喫煙所を選んでくれてますよ。ほんとにありがたい。

一方でよく目にするんで「なんかなー」と思ってるのは、タクシードライバー。特に個人タクシーが酷いですが、禁煙車を標榜する大手タクシー会社でも路上に止めた車の側やコンビニでタバコを吸っている姿をよく見掛けます。いや、いいんですよ、喫煙自体は違法でもなんでも無いし。ただなあ、吸い方のマナーが悪い人が多いんですよね。タクシーの「サボりポイント」(あまり車の通らない路地裏とか)に車を並べて集団で吸ってるとか、コンビニにタクシー止めて喫煙所行かずに運転席のすぐ外で吸ってるとか。制服だし態度が横柄だし目立つんですよね。さすがに会社に通報まではしませんけどね。



喫煙者と非喫煙者の共生

たばこ税って一般財源になるので他の歳入と同じように公共サービスだとかに使われているわけですけど、その0.5%(国税で50億円、地方税で1億円ぐらい)ぐらいだけでも目的税化して、禁煙外来への支援や喫煙所の設置に回すことは出来ないのかなあって思います。コンビニを中心に徐々に増えているとは言え、街の喫煙所はまだまだ少ないし。市会議員とか府会議員とかそういうの作る活動もっとしてもいいのにと思うんですけど、喫煙者のための活動ってしづらいのかな。回り回って非喫煙者のためにもなるんで積極的にやってくれていいと思うんですけどねえ。


喫煙者と非喫煙者の共生も、多様性を重視する社会の一部だと僕は思うんですけどね。