普段より2倍仕込む時の言い方(聞いたことなかった飲食店用語シリーズ)

料理をするシェフ・コックさんのイラスト
同じ飲食店でも職場が違うとここまで用語が違うかというぐらい、以前働いていた和食系居酒屋と今のイタリアンレストランでは違います。業務用エレベーターの略称ひとつとっても居酒屋では「ベーター」、レストランでは「ダム」でした。飲食的用語としては「ダム」の方がある意味で伝統的ではあるみたいですけど。


飲食店向け業務用エレベーター(小荷物専用昇降機)の略称 – NOBODY:PLACE



普段より2倍仕込む時の言い方

で、表題の件。

いつも仕込んでる標準量の2倍仕込む時、なんて表現するか?例えばピクルスをいつもなら10人前仕込んでいるところ、今週末忙しくなりそうだから20人前仕込んでおこうみたいなとき。居酒屋の時はごく普通に「倍量」っていってました。

明日の餃子の仕込みどうします?

んー倍量で



これがレストランだとこうなります。

今週末のカニグラタンの仕込みどうしましょう?

じゃあ2回戦やっといて




トーナメントか?

最初に聞いたときそう思いました。初戦突破か。

でもそうじゃなくて、2倍量なら「2回戦」、3倍量なら「3回戦」ということみたいです。当然仕込みを2回するわけではなく2回戦といっても仕込むのは1回だけなんですが、それにしても誰が言いだしたんだろう。洋食系飲食で広く使われている用語なのか、それともこの会社のローカルな言い回しなのかよくわかりませんが、社員全員がごく普通に使っている感じを見ると誰か1人が勝手にいいだしたスラングというわけではなさそうです。



「ダム」にしてもそうですけど、こういうの最初に使い始めるのってどんな人なんでしょうね。普通に考えたら使いようがない用語じゃないですか。直感的じゃないし。スラングにしても「企業内方言」にしても大体はもう少しわかりやすい気がします。正式名称の短縮形とかね。ある意味で「符丁」的な意味合いもあるのかな。

他にもなんか面白い用語がないかちょっと気にしてみます。まだまだありそう。