【今日のニュースから】テレワークの雑談って「さぎょいぷ」で解決出来るんじゃないか

いろいろなインカムをつけてパソコンを使う人のイラスト
これ読んで、真っ先に頭に浮かんだのが「さぎょいぷ」でした。



テレワークのストレス解消状況を、仕事中の「雑談」の有無によって分析すると、大きな差が見られた。テレワークによるストレスを「解消できていない」という回答は、雑談がある人では63.2%だったのに対し、雑談がない人では77.3%となった。その差は14.1ポイントとなり、雑談がない人の方がストレスを解消できていない傾向が強いことが分かった。

(中略)

 では、テレワークではどのように雑談が生まれているのか。テレワーク中に経験している雑談について尋ねると(複数回答)、「チャットなどでの業務外の会話」が40.9%、「会議開始前の世間話のような会話」が32.1%、「会議の予定などではない電話での会話」が20.6%、「雑談用の時間を確保しての会話」が8.1%。一方、「全くない」も35.6%を占めた。

 雑談に関しても年代別に差が見られ、50~60代は「チャットなどでの業務外の会話」「会議開始前の世間話のような会話」を選んだ割合が他の年代よりも少なく、「全くない」は44.2%と最多だった。テレワーク中のストレスについて「解消できていない」という回答も50~60代が多かったことから、リクルートキャリアは雑談がストレス解消の一つの鍵になっているとし、「行き過ぎた効用主義に陥りやすいテレワークで働く個人から、過剰なストレスを解放する大切な職場コミュニケーションなのかもしれない」と解説している。

テレワークのストレス解消、「雑談」の有無で大きな差 「全く会話ない」も3割強 (1/2) – ITmedia ビジネスオンライン


最近は仕事が忙しくてすっかり離れてしまっていますが、何年か前まで東方Projectの二次創作動画を見たり同人即売会に行ったりということをしていました。当時はTwitterで動画投稿者さんや絵師さんたちをフォローしていたんですけど(今もフォローはしてるけどTwitter自体読んでないので)、彼らの中に「さぎょいぷ」という文化があってそれがすごく印象的でした。



「さぎょいぷ」とは何か

簡単に言えば、Skypeなどを使って通話しながら作業をすること、です。


二人、もしくは複数人で何か作業(イラスト描き、原稿書き、勉強等々)をしながらスカイプ(Skype)すること。作業+スカイプ =さぎょいぷ。

ブログの更新であったり、テレビを見ながら、食事をしながら、部屋掃除をしながら、または同人誌の原稿などを作りながら行うことが大半である。お互い作業しているのが前提のスカイプなので、会話もがっつりやる感じでもなく、お互いに手を動かしながら、だらだらと気楽な話を続る「ながら作業」となる。また、深夜から明け方にかけては、寝落ち監視のために互いを起こし合うために行うことも多い。

さぎょいぷ(さぎょいぷ)とは?(意味)~用語集|numan



僕は割と1人で黙々と作業する方が捗るタイプなんですが、人によっては誰かと一緒に作業することでモチベーションを保ちつつ楽しく作業出来るというタイプもいて、同じく漫画を描いている友人と会話しながらお互い全く別々の作業を進めるみたいなことをしているようです。僕は絵を描かないので誰かと「さぎょいぷ」したことはありませんが、まあしかしでも、例えばマイクラのブランチマイニングとかしながらだらだら喋るみたいのはアリだよなあとは思います。昔、チャットしながらオンラインゲームやってたのと同じ?チャットだと手を使わなければいけないし作業の邪魔になるけど、音声チャットなら手が空くし。

で、思ったわけです。テレワークで雑談がなくてストレスが溜まる人たちと、「さぎょいぷ」を所望する人たちってのは似通ってるんだろうなって。仕事をしながら会社の人とは全然違う人たち、それこそ友人とかと音声繋いで、セキュリティの問題にならない範囲で雑談しながら仕事をするっていうのもアリなんじゃないんですかね。会社が許可してくれるとは思わないけど、でもそれだったら単調な事務作業とかでも楽しく出来ると思うなあ。集中出来るかどうかはわからないけど、「さぎょいぷがある方が捗る」っていう絵師さんたちもたくさんいたから、大丈夫なんじゃないかなと。



会社とか部署とかそういう枠組みに囚われることなく、テレワーク出来たら良いんじゃないのかなと思うんですけどね。もっと自由で良いんじゃないかな。