鶏ひき肉入り野菜餃子(おから餃子) 2021

おから餃子のレシピを更新しました。


前回のレシピはこちら。

おから餃子を作りました【2019年版】 – NOBODY:PLACE


前回との変更点は、


  • おからに下味を付けるときのだしの量を増やす
  • 鶏肉の割合を増やす
  • キャベツの量を増やす

といったところです。以前はおからと鶏肉は1対1、下味を付けて煮含ませたあとは見た目2対1ぐらいの比率になっていましたが、今回は下準備がすべて終わって混ぜる直前のおから、鶏肉、キャベツの分量がだいたい1対1対1になっています。肉を使わない「野菜餃子」からは少し離れてしまいますが、鶏胸ひき肉を使うので脂っこくなくかつコクが出て良いバランスになります。






材料(約70個分)

A …… おからの下味用

  • おから …… 200g
  • だし …… 360cc
  • 濃口醤油 …… 大さじ2

B …… おから以外の材料

  • 鶏胸ひき肉 …… 400g
  • キャベツ …… 400g
  • ニラ …… 60g(1/2束)
  • レンコン …… 70g
  • にんにく …… 1かけ
  • しょうが …… 1かけ
  • 濃口醤油 …… 大さじ1
  • ごま油 …… 大さじ1


作り方

  1. 分量のキャベツをフードプロセッサーでみじん切りに、ニラは小口切りにして両方ボールに入れ、塩小さじ1(分量外)を振って20分ほどおいておく。レンコンは1センチ角に角切り、にんにくとしょうがはすりおろしておく。
  2. なべにおからを入れ、弱火で炒める。だしを90ccずつ加え、まんべんなく行き渡るようによく混ぜる。全体に行き渡ったら、ムラにならないように濃口醤油を2回に分けて入れてよく混ぜる。均一に混ざったら火から下ろして粗熱を取っておく。
  3. キャベツとニラの水を切る
  4. おからとBの材料をすべてボールに入れ、均一に混ざるようによく混ぜる。よく混ざったらタネ完成。
  5. 餃子の皮(市販のもの)で包んで焼いて食べましょう!








ポイント

おからに味を付ける

前回と同じく重要なポイントは「おからにきちんと下味を付けること」です。これをやらないと、あとで追加する調味料がことごとくおからに吸われてしまい、肉や野菜に味がのりません。前回のレシピではおからに加えるだしは1カップ(200cc)となっていましたが、今回はさらに増やして360ccとなっています。どんなおからを使うかによっておからが持っている水分量が変わるため、だしの量は状態を見て調整してください。おからに乾いたところがなく、かつ水分が溢れていない状態だとタネにしたときもしっとりして良い感じです。


にらは包丁で切る

一時期、フードプロセッサーでみじん切りにしていたこともあったのですが、フードプロセッサーの構造上どうしても長いまま残ってしまうニラが出てしまうので、最近は包丁で刻むようにしています。ニラは平べったいので、みじん切りまで行かなくても小口に切るぐらいで十分気にならない大きさになります。


焼き方は今までと同じ

油を引いて餃子を入れたら熱湯を回し入れます。そのまま蓋をして蒸し焼きにして、水分が飛んだら蓋を開けてごま油を回し入れる。しばらく焼いてフライパンから動くようになったら、皿をかぶせてひっくり返して完成。

熱湯を水でやると餃子の温度が必要以上に下がってしまい、焦げたりくっついたりする原因になります。熱湯なら失敗する確率をかなり下げることが出来ます。



以上、更新版・おから餃子のレシピでした。こういうのって作った時は「今までで一番美味い!」なんですけど、時間が経つと改善点を思いついてまた変わっていくんですよね。このレシピも何年か後にはまた更新されているんじゃないかと思いますが、とりあえず現時点でのベストはこれ。良かったら作ってみて下さい。肉餃子より遥かに簡単なので。