自家製ナンプラー(魚醤)を仕込みました

自家製ナンプラー
ナンプラーなんて正直いって買っても高いものではないしその方がお手軽ではあるのですけど、単純に発酵する過程に興味があってやってみたかったので仕込んでみました。



材料

  • 真いわし5匹 …… 144g(頭と内臓を落としたあとの重さ)
  • 塩 …… 40g
  • 米麹 …… 20g

初めての仕込みということもあり手探りなので、仕込み量はかなり控えめです。出来上がりは200mlぐらいになる予定。

塩は出来上がりの20%、米麹はその半量という分量です。


自家製ナンプラー 塩切り麹


画像は塩切り麹。



作り方

  1. 保存容器を煮沸消毒
  2. 真いわしの頭と内臓を落として綺麗に洗い、水気を取っておきます。
  3. 塩と米麹を合わせてよく混ぜます(塩切り麹)
  4. 塩切り麹をいわしに擦り込みながら保存容器に入れていきます
  5. 密閉して保存
  6. 仕込み後、半年から1年経ったら中身を濾過(一番搾り)
  7. 搾りかすに水を加えて沸騰させて濾過(二番搾り)
  8. 一番搾りと二番搾りを合わせて完成

要は、混ぜて保存する。それだけです。簡単!ただし少し発酵させる時間が必要です。出来上がりは半年から1年後。味噌もそうですが時間が掛かりますね。

正式な仕込み方では、真いわしは頭と内臓を落とさずそのまま使い、麹も使わないそうです。発酵に時間が掛かる分、独特の生臭い風合いが出て良い感じに仕上がるとか。今回もその方法で仕込んでみても良かったのですが、初めて仕込むということで初心者向けの仕込み方にしてみました。


さて半年後、どうなっているか。出来上がりが楽しみです。



ちなみに:仕込んでから2週間後

自家製ナンプラー 2週間後


少し液体が上がってきました。開けてみると生臭い匂いはしますが、腐った臭いはしていません。気温も低いし、しばらくはこんな感じかな。