「特定健康診査」が受診出来ます
国民健康保険加入者を対象とした「特定健康診査」というものが行われています。特定健診とは
特定健診・特定保健指導について
日本人の死亡原因の約6割を占める生活習慣病の予防のために、40歳から74歳までの方を対象に、メタボリックシンドロームに着目した健診を行います。
京都市国民健康保険にご加入の40歳~74歳の方と後期高齢者医療被保険者の方を対象に,糖尿病・心臓病・脳卒中などの生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的に,メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健康診査を実施しています。
京都市:新型コロナウイルス感染症の影響による健診の実施状況について
ということで、協会けんぽの健康診断よりも項目数は減りますが、一通りの検査は出来ます。
「特定健康診査」で実施されない項目
来年度以降は、国民健康保険で受けられる「特定健康診査」を受けることになります。費用は500円とかなりの格安。検査項目はほとんど変わりませんがメタボリックシンドロームに着目ということからかいくつかの項目は実施されません。- 胃部X線ないしは胃内視鏡検査
- 胸部X線検査
- 大腸がん検査(検便)
京都市の場合このうち「胸部X線検査」と「大腸がん検査」については、集団検診の場合のみ別途300円で受けることが出来ます。800円で健康診断とほぼ同等の検査が受けられるならかなりおトク。ただ問題は、新型コロナウイルスの影響で集団検診は休止されたままなんですよね。病院で個別に受けるのは出来ますが、それだと「胸部X線検査」と「大腸がん検査」が受けられません。
国民健康保険なら人間ドックを受けるという選択肢もあります
協会けんぽの場合は補助金が出ないので人間ドックは自己負担。京都第二赤十字病院の場合は、外来ドックで47,300円となっています。高え。人間ドックの値段とか健康診断のオプションとか見ると、健康は金で買うものなのかも知れないなと思ってしまいますね。実際そういう側面もあるだろうし。種類と料金について – 日本赤十字社 京都第二赤十字病院
一方で国民健康保険で受けられる人間ドックというのもあって、項目数は外来ドックと同じで12,540円(同じく京都第二赤十字病院の場合)。協会けんぽの健康診断でも自己負担7,190円払ってるので、この際それでも良いかなと思っています。具体的には来年度になったら検討したいと思いますが。
9/30までに加入届け出が済んでいれば年度内に受けられる!
「特定健康診査」および人間ドックを受診するための「受診券」は年度始めに送られてくるそうで、国民健康保険に9月から加入する場合は当該年度はもしかして受けられないのかな。そうすると1年ブランクができちゃうことになるんでちょっと嫌なのだけど、どうなんだろう……と思ったら京都市のサイトに書いてありました。なお,令和2年度途中に,京都市国民健康保険に加入された方については,9月30日までに加入された方(届出が遅れた場合を除く)が対象となります。
京都市:特定健康診査・特定保健指導
(中略)
なお,「受診券」等は,年度途中に加入された方のうち,9月30日までに加入された方(届出が遅れた場合を除く)には,加入の翌月にお送りします。
なるほど。
僕の協会けんぽの資格喪失予定年月日は「令和3年9月21日」となっているので、それから1週間以内に区役所で加入手続をすれば、10月には受診券が送られてきて、「特定健康診査」または人間ドックを受診出来るということみたいですね。忘れずに手続きしないと!(忘れそう)
若い頃は健康診断なんか受けなくても全然気にもしてなかったんですけどねー。歳取って40も超えてくるとさすがにいろいろ気にはなります。数字も若い頃とは変わってくるしなあ。神経質になる必要はないけど、現状ぐらいは把握しておきたいなと最近は思ってます。