内製エンジニア：大規模プロジェクトから離脱しました
何度か書いてきたので繰り返すのもアレなんですけど、やっぱりね、どう考えてもおかしいだろうと。不規則的にしか働けない僕が大規模プロジェクトを背負い、進行をリードする、いやそんな話は聞いてないぞと。その上、人員が減ってプロジェクトが長引いてるのを良いことに、社長が根本的なデザインや機能を「仕様変更です」の一言で変え始める事態になり、ああもうこれは付き合いきれない。はっきりそう伝えまして話し合いの結果、週に10~15時間程度の労働でこなせる程度の作業を拾っていくという体制に変える、というかそもそもそっちが本来なので、戻すことになりました。大規模プロジェクトの分を差し引いてもRedmineにはこなしきれないぐらいのチケットが既に切られているので、仕事がなくなる心配はありません。
そもそもたった1人の作業員に割り振られた担当チケットが610、そのうち優先的に処理すべきとなっている担当チケットが108枚もあるのどう考えたっておかしいし、大規模プロジェクト進めなくたってもう一人ぐらい採用するべきだとは思うんですけど、でも現行システムの改修や改良って売上を生まないんですよね。経営に余裕があるわけではない企業が、利益を増やすわけではない仕事のために人を雇うってのはまあ無理です。会社としてはどういうつもりなんですかねえ。語弊を恐れずに言えば何も考えてないんだろう、正確に言えば考えてはいるけど何かをする気はないので結果的に考えてないのと同じ、かな。仕方ないね。
もしかすると今後、新型コロナウイルスの第3波・第4波で飲食店がまた閉店し、内製エンジニアに割く時間がフル勤務並に増えて、プロジェクトの再始動を求められると言うことも起こりえるかも知れませんが、社長と一緒に大きなことをやるのはあらゆる面でひたすらストレスなので、僕個人としては応じない予定です。早く代わりの人員が見つかると良いですね。一応、求人サイトへの出稿を現在の1つから2つに増やすとは言ってました。
飲食店：現在週3日働いています
時給が安くて働けば働くほど手取りが減るという逆さやバイトであり、体力面も厳しいのでなかなか週5日とか言い切れないんですが、金と体力の折り合う地点が今のところ週3日だろうということで、その当たりを目途にシフトを組んでいます。少し前までは働ける日が限られていたんですが、今は希望したら全部入れるので調整はしやすい状態。ただ出勤すると必要最低人数-1人ぐらいのスタッフで店を回している感じで、忙しい時は割とツラい。社員は6人いるけど法律に則り厳格に休みを回して労働時間をコントロールしているせいで毎日2~3人は休みだし、新型コロナウイルスで閉店中に大学生アルバイトやフリーターが離れてしまったので、人手は常に足りないんですね。誰かが昼休みを取ると2人でランチ営業を回す（通常は4人）ことになったりね。
労働者としては、こんな厳しい労働環境を強いる会社は酷いという思いもあるけれど、でも個人的にはもっと酷い会社をいくつも見てきたので、1日の休憩時間や1ヶ月の休日をきちんと守るように頑張ってくれていること自体、神だなあと思っています。なんとかしようって言う気持ちが大事ですよね。
そんな中、料理長が辞めるらしいです
会社幹部には受けが良いものの現場スタッフ間では毀誉褒貶ある人であり、僕の知らない過去の話も含めてまあ色々ありまして、そんな中でこの人手不足と社員1人あたりの負荷の増え方とそれでも変わらない料理長の働きぶりとにいよいよ我慢ならんという話になり、いろいろあって、料理長が遅くとも3末には身を引くという話で収まることになったみたいです。個人的にはお世話にもなってるし、同じおっさんとしてわかる部分、仕方ないんじゃねと思う部分もあるので、せめて降格ないしは異動でよかったんじゃ無いのかと思ったりもするんですが、それはそれでプライドが許さないと言うこともあるのかも知れませんし、僕にはよくわかりません。わかるのはあまりポジティブな意味合いではなさそうだということぐらい。
キャリアは長いが網羅的で現在は特に料理に情熱があるというわけではないおっさんと、専門的にキャリアを積み料理に情熱を持っている若者とでは合わない部分も多かったろうし、お互いに、「十分なキャリア/実力も無いくせに偉そうなことを言うな」という部分があったようにも見えました。結果的に専門的な能力の高い人たちが残ることになったわけですが、それが100%良かったかは僕にはわからないな。
まあ、誰が上になろうとも僕がやる仕事は変わらないわけですけどね。僕に出来ることはそこにあるものを精一杯貪欲に吸収していくことだけなので。また今日もひたすら肉を焼き、リゾットとパスタを作り続けるのみです。その中で自分の料理に生かせるようなことを少しでもつかんでいければ。
今月も楽しく仕事していけるといいな。そうしていきましょう。
